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ななひゃくにじゅういち ポケモン20周年を記念して私も何かできないかと思い、今までに出てきた721種類(+フォルムチェンジやメガシンカ等)それぞれについてエピソードや思い出話などをつらつらと書き綴ってみる企画。 独断と偏見が大量にあるけど笑って許してね! 感想対象全本編(それぞれ『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・E・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS』と表記)外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』)『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)『みんなのポケモンスクランブル』『ポケモンスナップ』『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)アニメシリーズ(無印、『XY』『XY Z』中心)映画シリーズ(全て)『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)『スマッシュブラザーズ』シリーズその他元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。 非対象『ポケモンパネポン』『ポケモンピンボール』『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ『ポケモンレンジャー バトナージ』『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)『ポケモンピクロス』スマートフォン向けポケモンゲーム(特に『ポケモンGO』)その他『GO』については立案当時存在していなかった為入れていない。 ちなみに企画名『ななひゃくにじゅういち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』から。 ななひゃくにじゅういちの喜び、ななひゃくにじゅういちの夢、ななひゃくにじゅういちの思い出。 目次 No.001~151 カントー No.152~251 ジョウト No.252~386 ホウエン No.387~493 シンオウ No.494~649 イッシュ No.650~721 カロス No.001~151 カントー No.001 フシギダネ 別に不思議がってはいない。 初代御三家の1匹。 図鑑番号堂々の1番。1番から複合タイプとは。しかも初期形態なのに。初期形態で複合タイプ持ちの御三家はこいつが唯一である。……というか初代はくさ単タイプが少なすぎる。何でどいつもこいつもどくが入ってるんだ。 初代シナリオでは序盤2ジムに強く進化も早く、何より「はっぱカッター」が強力。だがこの技を覚えるまでPP管理が大変。なおFRLGでは急所率が下がった上に周りが弱点技を振るうようになり、初代より少し弱くなってしまった。 アニメではサトシの手持ちとして登場、その勝気な性格が中々好きだった。ちなみに一度進化を拒んでいる。 No.002 フシギソウ 進化して蕾が出てきた。「蕾がいつか花開くように夢は叶うもの」とはサトシ談。 中間進化で基本的に目立たないはずだが、何故かスマブラXにてポケモントレーナーの手持ちとして登場したことがある。まさかの起用に度肝を抜いた。アニメ準拠ならフシギダネになるはずなのだが。 だが実際は復帰力最低かつ火属性攻撃が弱点なので正直ゼニガメより弱い。何故復帰技をワイヤーフックにした。 No.003 フシギバナ 立派で大きな花が咲きました……同時に体が2mになりました。でかすぎる。 進化レベルが他の2匹より4早いので逸早くお目にかかることになるはずなのだが、何故かポケスペではレッドが残り2匹よりも遅く進化させていた。鍛えていなかった理由は一体。 緑とLGの看板ポケモンなのだが、海外では緑版が存在していないので事実上仲間外れになってしまった……悲しみ。 対戦では伝家の宝刀「やどりぎのタネ」「ねむりごな」「みがわり」を軸にじっくり戦い続ける持久戦のパイオニア的存在。BWで獲得しXYで本格解禁された特性「ようりょくそ」で機動力までも手に入れた。「晴れ」下での高速「ねむりごな」とこうげき・とくこうを同時に2段階も上げる「せいちょう」はそれだけで脅威。 スマブラではDX時代にモンスターボールから出たのだが、何故か当時覚えられない「じしん」を使っていた。くさ技を使うのに開発が間に合わなかったらしいが、これがもとで本編でもRS以降こいつが「じしん」を覚えられるようになった。なんだその。 アニメでは『ミュウツーの逆襲』に出演し、フシギバナリザードンカメックスの3体が揃うことになった。 No.003 メガフシギバナ メガシンカで草花が大きく成長し、自身の体までも成長……「あついしぼう」ってそういうことなのかもしや。つまりぶくぶくと太って……これ以上はいけない! だが対戦ではこの特性がかなり有効に活用され、弱点がひこう・エスパーの2つしかなくなってしまう。お得意の持久戦が更に強くなり、要塞として活躍できる……が、回復アイテムを持てなくなるので一長一短であはる。 No.004 ヒトカゲ 人影ではない。 初代御三家の1匹。 背中の火が消えると死んでしまうが、漫画で散々そのネタで弄られた。誕生日の蝋燭を消した瞬間にヒトカゲが死ぬとか不謹慎だけれど笑ってしまった。 初代シナリオではぶっちぎりの高難易度を誇る。逆立ちしてもカスミに勝てない。洞窟を乗り切るのに一苦労。「きりさく」を覚えてからが本番。FRLGでは多少マシになったと思ったらタケシにも勝てなくなった。悲しみしかない。 アニメではサトシがトレーナーに捨てられたヒトカゲを雨から一生懸命守ったことで手持ちに加わった。だが元々他人のポケモンだったのが災いしたのか、進化した時に大変なことになった。 No.005 リザード 進化して角が1本生えてきた。だが火が消えると死ぬのはそのまま。弱点丸出しでいいのか。 アニメではサトシが進化させた途端言うことを聞かなくなってしまった。元々他人のポケモンでサトシのトレーナーとしてのレベルが足りていなかったということなのだろうか。性格の変わりように物凄く驚いた。 その後グランパキャニオンでプテラに怒り狂った末に進化する。恐ろしい闘争本能である。 No.006 リザードン 立派で大きな翼が出てきました……だが初代では青版まで空気である。何と「そらをとぶ」を覚えない。それ以外のひこう技も一切ない。あるのはでんき弱点といわ4倍だけ。お前のその翼は飾りか。ピカチュウ版で修正されてよかった。 赤版とFRの看板ポケモンなので人気が高いが、何故新しい公式イラストで火を吹かなくなったのか。あれが好きだったのに。 対戦ではとくこうの方が高いが物理技をこれでもかというほど覚えるので物理で戦わせることも結構ある。またFRLGで獲得した「ねっぷう」がダブルでは強力無比。そしてこのどちらもメガシンカに生かされることになる。 ポケダンでも救助隊から「ねっぷう」の有名な使い手で、特に救助隊で他のほのおタイプ主人公は事実上リザードンの劣化扱いを受けるという……。 スマブラにもXからプレイヤーキャラとして参戦し、恐ろしい威力の「いわくだき」をぶっ放す……威力間違ってるんじゃなかろうか。 アニメではサトシの永遠の主力メンバー。あんなに強力な「ちきゅうなげ」を終ぞ見たことがない。固定ダメージのはずなのに。 No.006 メガリザードンX リザードンの物理版メガシンカ。アネ゙デパミ゙ではない。初代フィーチャーアニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』でサプライズ発表がなされ度肝を抜いた……他のポケモンにもメガシンカを2つ下さい。せめてフシギバナとカメックスだけでいいから。 タイプからひこうが取れてドラゴンがつき、特性が「かたいツメ」になったことで豊富にある物理技が存分に生かせるようになった……のだが、実際こうげきは130とメガシンカにしては低めなので特性が反映されない「じしん」などは過信禁物。 やろうと思えば特殊で戦えなくもないが、特性が死ぬので要注意。またじめん技が当たるようになったのでこれも注意したい。どちらかと言えばシングル=Xのイメージがついている。 スマブラのリザードンはこちらにしかメガシンカしない。目一杯飛行能力を使っているが、お前ひこうタイプだったっけ? No.006 メガリザードンY リザードンの特殊版メガシンカ。公式サイトで最初に発表されたのはこちらの方。まさか残り2匹を差し置いてもう1つメガシンカがあるとは。残り2匹が可哀想である。 こちらはタイプが変更されないが特性がまさかの「ひでり」に変わる。とくこうも上昇するのでそこからのほのお技は恐ろしい威力になる。 天候の影響が強いダブル・トリプルに向いたメガシンカと言え、ダブル=Yというイメージがついている。範囲攻撃「ねっぷう」を自力で覚えられるのもプラス。……たまに外れるのが本当に惜しい。 No.007 ゼニガメ 実際の生き物にいるがそちらではない。 初代御三家の1匹。 亀にしてはかなり俊敏。小さいからか。でも進化すると更に速くなる。どうなってるんだ。 初代シナリオは結構楽だがカスミに押し切られかねないのとエリカがしんどい。FRLGでは何と「かみつく」のあくタイプ化でナツメはおろかカスミにも喧嘩を売れるようになった。ぶっちぎりの使い勝手である。 アニメではやんちゃ坊主だったがサトシ達のお蔭で消防団の団長になった……はずが、何故かサトシについてきた。しかも初期形態のまま「ハイドロポンプ」まで覚えた……のはいいが、甲羅を回転させてスクリューのように噴射していた。それ当たるのか? スマブラではXの頃にポケモントレーナーの手持ちとして登場。アニメ同様の機敏な動きで活躍した。 No.008 カメール 進化してふさふさの耳と尻尾になった。これが長寿の証らしい。亀は万年ということなのだろうか。 アニメではオレンジ諸島の消防団におり、サトシのゼニガメと張り合っていたがその後町のピンチを協力して救っていた。進化後とまともに張り合える進化前というのも中々珍しいものである。というかサトシのポケモンはトレーナーに似て闘争心が強い子が多い。 その消防団曰く「カメックスは威力十分だが動きが鈍い、ゼニガメは俊敏だが威力が弱い、そのいいとこどりがカメールである」とのこと。実際の中間進化もこうだったらよかったのに。 No.009 カメックス 立派なキャノン砲台が2門つきました……ただし技は口から出る。『ポケモンバトルレボリューション』では専用モーションとして砲台から水が出ていたというのに。 青版の看板ポケモンで、海外では緑版が青版になっているので海外人気の方が高かったりする。 シナリオでは有利な反面対戦では今一つパッとしない。分かりやすい耐久型ステータスなのだがみず単タイプしかなく、そのみずタイプはライバルが異常に多い。 優位点としては最速で「しおふき」が使えることで、これを「こだわりスカーフ」を持ってぶっ放すリビングレジェンドがいるらしい。対策していないと壊滅しかねない。ただ、どうせならもうちょっととくこうが欲しかったのが本音。 スマブラではDX時代にモンスターボールから出て「ハイドロポンプ」を撃ってくる。こちらはちゃんと砲台から撃っているようだ。 アニメでは『ミュウツーの逆襲』でフシギバナ共々出演していたが、NNが「クスクス」である。常に笑っていそうな名前で思わずこちらが笑ってしまった。 No.009 メガカメックス キャノン砲台がメガシンカで更に増えました……ただし技は口から出る。いや、せっかく背中に大きなやつが1つ増えたのに何故使わない。 特性は「メガランチャー」になったが、名前こそカッコいいがこの特性は「はどう技の威力を1.5倍にする」というもので、従って威力60の「みずのはどう」が威力90になる。……威力だけ見れば「なみのり」と一緒なんですがそれは。他のはどう技は軒並み威力80くらいなのにあまりにも不憫である。一応他のはどう技も覚えられるようにはなっているので、特性を持て余すことはないはず。 とくこうがかなり上がったのでこの際特性を無視して「しおふき」などをやってもいいかもしれない。実際強いし。 No.010 キャタピー 序盤虫その1。ビードルとは準対関係。 赤緑青でヒトカゲでニビジムをクリアするのにこいつを探して育てることにしているが、赤では出にくいのでかなり苦労した。 鳴き声が最終進化と紛らわしいが、XYで多少修正された。 基本的に弱いので特にこれといってないのだが、Ptで自力技に「むしくい」が追加されたことでタイプ一致の攻撃が漸くできるようになった。ただしレベル15が必要で、バタフリーになるのがレベル16になってしまう。 No.011 トランセル 蛹なのでじっと耐えることしかできない。野生で捕まえて育てようとしても野生のものは「かたくなる」しかできないので経験値の足しにした方が身の為。かつて『スタジアム2』で飛んでくる岩を「かたくなる」で耐えるゲームがあった。 だが青版までキャタピーから進化させると「かたくなる」を覚えなかった。だからと言って何かあるわけでもないのだが。 ポケダン救助隊では依頼主としてキャタピー共々やってくるが、それが影響してこいつは歩行可能、逆にそれ以外の蛹は歩行不能だったりする。いや蛹でこいつだけ動かれてもそれはそれで違和感なのだが。ちなみに探検隊でも同じだったりする……。 アニメではサトシのトランセルの鳴き声「イヤンセル」が妙に癖になった。それがポケモンスナップでも起用されるとは。 No.012 バタフリー モルフォンと入れ替わったのではないか説が絶えないポケモン。確かにモルフォチョウって蛾ではないはずだけれども、じゃあバタフリーって一体何者なのだと。 鳴き声がキャタピーと紛らわしいがXYで若干修正された。 対戦では「ふくがん」からの「ねむりごな」で頑張ってきたが、XYでビビヨンが出てしまい一気に役目を失ってしまった。新技も来ないしどうなるバタフリー。 アニメのサトシの「バイバイバタフリー」には涙した。ピンクのバタフリーがその後色合いは違えどゲームに出て来るとは。 No.013 ビードル イギリスのバンドではない。 序盤虫その2。キャタピーとは準対関係。 初代/FRLGのトキワのもりでこいつからどくをもらうとトキワシティに戻るまでに大体力尽きてしまう。「どくけし」はこまめに使っておきたい。 何故かピカチュウ版には出てこない。アニメでスピアーが大量に襲い掛かったせいなのだろうか。 ちなみにこいつは唯一「ノーマルタイプの技を覚えない」ポケモンでもある。「どくばり」がどくタイプ、「いとをはく」「むしくい」がむしタイプ、「エレキネット」がでんきタイプである。 No.014 コクーン 蛹なのでじっと耐えることしかできない。野生で捕まえて育てようとしても「かたくなる」しかできないので野生のものは経験値の足しにした方が身の為。かつて『スタジアム2』で飛んでくる岩を「かたくなる」で耐えるゲームがあった。 だがピカチュウ版までビードルから進化させた個体は「かたくなる」を覚えられなかった。何故だ。対になるトランセルはピカチュウ版で覚えられるようになったのにである。やっぱり出現しないのが大きかったのかもしれない。 ちなみにポケダンではリーダー以外で動くことができない。その場にじーっとしているだけである。そこはかとなくシュール。 No.015 スピアー 英名がBeedrillで「ビードリル」と発音するらしいが、「ドリル」の部分が速過ぎてビードルと紛らわしい。一方のビードルはWeedleで発音が「ウィードル」らしい。なんなんだ。 赤緑では事実上唯一むしタイプとして機能するポケモンだが、すばやさが微妙過ぎてあまり役に立たない……。実際私も育てたことがあるが、スリープを倒せるかどうかという感じ。うーむむ。 対戦でも案の定埋もれ過ぎており、長らく日の目を見なかったが、ORASでまさかのメガシンカ獲得で一気に強化された。このまま他の序盤虫も何かしらの強化が来てくれればよいのだが。 ポケダンでは一転登場時からトラウマメーカーだったりする。遠距離からの「ミサイルばり」、近距離からの「みだれづき」で文字通り蜂の巣にしてくる。やめてくれ。 アニメでこいつが出て来る時は大体大群で襲いかかるフラグである。1回だけサトシが捕まえたが、ナナコに譲り渡した。 No.015 メガスピアー 序盤虫のスピアーがまさかのメガシンカ、かつ能力を大幅に弄られて文字通りの特攻隊に変化した。とくこう15って幾ら何でも弄り過ぎでは。 特性は「てきおうりょく」に変化し、「ミサイルばり」が全部当たればタイプ一致込みで威力250の連続攻撃という意味の分からない火力になる。それ以外の技も軒並み強化されるが、耐久が一切上がっていない。一発でも貰えば致命傷である。何だこのスペランカーは。 とはいえそれなりにでも戦えるようになっただけマシである……惜しむらくはこれがメガシンカだということか。普通にこの形態になって欲しかった。 No.016 ポッポ 序盤鳥その1。 初代では「かぜおこし」がノーマル技なのと「つばさでうつ」の威力が35しかないせいでひこう要素が事実上「そらをとぶ」しかないという事態に。正直使いにくい……。その癖相手にすると「すなかけ」で技が全然当たらなくなる。勘弁してくれ。 金銀以降「かぜおこし」「つばさでうつ」がまともな威力になりシナリオ用として活躍可能になった。 ポケダンでは救助隊で序盤ポケモンとしてその後遠吠えの森のレアポケモンとして登場。コンプが大変だった……。 No.017 ピジョン ビジョンではない。 鳩の英語そのまんまである。英語ではPidgeottoで発音が「ピジオートォ」みたいになる。ピジョットと紛らわしい。 赤緑のグラフィックがとても凛々しくて好き。最近のグラフィックは結構せわしなく羽ばたいているように見える……。 アニメでサトシがトキワのもりでポッポでなくピジョンの方を捕まえたことから、ピカチュウ版でピジョンが超低確率で出現するようになった。超低確率の進化レベル未満進化形のある種元祖と言える。 No.018 ピジョット 最終進化で頼もしいフォルムになった。能力バランスが取れているので安定感はある方。私もカントーやジョウトでお世話になった。 だが対戦では徐々に周りが強くなって行き肩身が狭くなるように……。ところが何とXYではすばやさが10上昇し、更にOARSではメガシンカも手に入れた。 初代/FRLGではライバルの1番手として、金銀/HGSSではグリーンの切り札ポジションとして登場したのも印象深い。特にHGSSは周りが「トリックルーム」で固められている中健気に戦っていた。拘りと愛を感じる。 アニメではサトシがピジョンから進化した直後「後で会いに来る」と言って本来の住処であるトキワのもりに置いて行った。果たして「後」とはいつのことなのだろう? No.018 メガピジョット ピジョットがまさかのメガシンカで一気に前線に躍り出始めた。元々物理でも特殊でも戦えたがとくこうの急上昇で特殊一本での運用が可能になった……というかそれしかできない感がある。 特性がまさかの「ノーガード」で「ぼうふう」が必中という破格の性能になる。……まではよかったが、「ぼうふう」以外の特殊技が殆どなく、「ねっぷう」「こごえるかぜ」「めざめるパワー」くらいしかめぼしいものがない。そしてターン稼ぎ用の「まもる」と保険用の「オウムがえし」以外の技選択肢がほぼない……。戦術の幅が一気に狭まり読まれやすくなってしまった。 しかも「ノーガード」のせいで「かみなり」「ふぶき」「ストーンエッジ」を避けることができない。まともに戦えるメガシンカなだけマシなのだろうか。 No.019 コラッタ 「ねずみポケモン」だがピカチュウと異なり普通のドブネズミがモチーフ。むしろピカチュウは鼠なのだろうか? 所謂序盤ノーマルだが、生息域は物凄く広い。草むらのみならず洞窟や建物内、果ては下水道の中にまでいる。 弱いと思いきや「でんこうせっか」で削ったり「ひっさつまえば」で火力を見せたり「いかりのまえば」でごっそり体力を持って行ったりと、中々のやり手。 元々「ひっさつまえば」「いかりのまえば」はこの系列の固有技だった。 ちなみに初代ではおつきみやまに「みずでっぽう」のマシンがあり、こいつに覚えさせておくと面倒なイシツブテを倒せるので特にヒトカゲを選んだプレイヤーには重宝される。実際私もやった。 HGSSではとある理由で「たんパンこぞうのゴロウ」に電話をかけることがよくあった。その時の台詞が「オレのコラッタはそんじょそこらのコラッタとはコラッタがちがうからな コラッタいちのコラッタなんだよ」。コラッタがだんだんゲシュタルト崩壊してくる。 No.020 ラッタ 進化したらよりドブネズミっぽくなった。意外と愛嬌がある。進化で名前が縮むケースは珍しい。 コラッタよりは生息域が広くないが、それでも結構出て来る。 クリア前にこいつの系列が出ない本編でシナリオクリア後に行ける場所でポケモンを探していてこいつを見つけると、何とも言えない気分になるのは私だけだろうか。 対戦での実力は存外高く、そこそこ高いすばさや・こうげきから「こんじょう」+「からげんき」や「がむしゃら」+「でんこうせっか」、更に「でんじは」「ちょうはつ」「カウンター」なども覚えたりする。山椒は小粒でもぴりりと辛いとはよく言ったものである。 No.021 オニスズメ 序盤鳥その2。 普通に進めていると入手が遅れがちだが、道路をちょっと脇に逸れれば大体そこに出て来る。特に初代ではポッポがろくなひこう技を覚えてくれないので、「つつく」が初期技にあるこちらを選ぶとよい。22ばんどうろに行けばよいがライバルに注意。 図鑑には「オウムがえし」に注意せよとあり、実際この技を早い段階で覚えるが、実は固有技でも何でもなくポッポ系列も覚えたりする。なんだそりゃ。 ポケモンコマスターではかつて最強のポケモンとして君臨していた。異常に高い機動力でゴールに一気に辿り着けるという。伝説より強い序盤鳥とは一体。 アニメでは1話でサトシとピカチュウに大群で襲いかかったが、手負いのピカチュウに一網打尽にされた。これがきっかけで2匹が仲良くなったのである意味功労者である。 No.022 オニドリル 進化して嘴が鋭くなった。代名詞ともいえる「ドリルくちばし」は初代から続くこいつの主力技。威力命中共に安定し使い勝手は抜群だった。……だがあくまで初代シナリオではの話。 初代時点で同タイプのドードリオにすばやさで並ばれこうげきで上回られ、技もあちらの方が使い勝手が良いという有様。しかもDP以降周りの火力がどんどん上昇する中でこいつは「ドリルくちばし」以上の威力のひこう技を新たに与えられていない。 BWで特性「スナイパー」とじめん技「ドリルライナー」をもらったが、違う、そうじゃない。そうじゃないんだ。しかもその2つもXYで弱体化するという……。 その昔「ネコにこばん」を覚えたオニドリルなるものが配布されたことがある。ある意味貴重な代物である。 No.023 アーボ ♪ドッドッドガースドドッガドッ♪ \シャー!/ 英語の「ボア」を逆さにするとboa→abo、アーボのできあがり。ちなみに英名Ekansもsnakeを逆さにしたもの。 サンドと対になるポケモン。 元祖五十音順で最初に来るポケモンだったが、現在はアーケオスにその地位を譲っている。 ゲーム上では初代の「まきつく」連打以外そこまで目立っていなかったが、RSで「いかく」「だっぴ」を獲得し厄介な手合いになった。 そして時は流れXY、そこにいたのは群れを成して登場するアーボの姿があった。特性「いかく」連打に加え「かみつく」「どくばり」「へびにらみ」「いやなおと」でこちらの戦力を大幅に削いでくるとんでもない集団であった。油断していると高レベルでも1ターンも動けずに死ぬ。こいつのみならず進化後もこれなので恐ろしいことこの上ない。進化後共々群れの出現率が低いのが唯一最大の救いか。 初代ムサシの手持ち。『ポケモン音頭』では合いの手担当である。 No.024 アーボック 英語の「コブラ」を逆さにするとcobra→arboc、アーボックのできあがり。 サンドパンと対になるポケモン。 お腹の模様が地域によって微妙に異なるというが、能力面には何も影響しない。 初代ではどく技を2つしか覚えず、しかも最大威力40。ふざけてるのかと。まともになったと言えるのはDPからである。 元々「へびにらみ」が系統固有技だった。当初は命中率が低かったが現在では何と100になっており、じめんタイプに効かない「でんじは」の完全上位互換にまでなった。 対戦では地味そのものだが特性「だっぴ」「いかく」が強く、技も「へびにらみ」「すりかえ」「ふいうち」「とぐろをまく」など光るものがある。うまく使いこなせればそれなりに戦えるだろう。 進化前に同じく初代ムサシの手持ち。だがアニメよりポケスペでの活躍が印象に残りやすい。 まずポケモンタワーにてキョウのアーボックがお腹の真ん中で真っ二つにされる。とんでもなくグロテスクだが実は生命力が強い個体であり、その後復活してキクコのアーボックと戦った。そしてキクコのアーボックも模様を変えることで能力が変わるという特殊能力を持っている。何だこの能力者共の戦いは。 No.025 ピカチュウ ピカ、ピカチュウ! ピカピー、ピカピカピッカァ! ピーカ、ピカピカ? ピッカァ!ピカチュウ! チャァァァァァァ……zzz ピッ!ピカ! ピカー! ピーカー? ピッカッチュウ! ピーーーカーーーー!チュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!! ピーカーピッカァ! ポケモンを知らない人でもこいつだけは知っている、知っている人は言わずもがな、ポケモンの看板と言うべき存在。ポケモンと言えばピカチュウ。それだけの絶大な人気を誇る。他のキャラクターならまだしも、こいつがいなくなったらポケモンは終わってしまう。 「ねずみポケモン」なのだがラッタやサンドと異なり「チュウ」という鳴き声以外鼠要素があまり見当たらない。それもそのはず、モチーフは厳密に言えばハムスターらしい。ちなみにサトシのピカチュウに電気鼠と言うと怒られる。可愛い。 後付け進化形の元祖となったポケモンでもある。「ピカチュウはすでにしんかしたポケモンである!」とはウツギ博士の談。 元々が進化前なので本来対人戦に耐えうる能力ではないのだが、あまりの人気にあやかったのか金銀から専用アイテム「でんきだま」が登場した。とくこうを2倍にし、DPからはこうげきまでも2倍にするという化け物性能を誇る。ちなみに拘り系アイテムを持たせたライチュウとほぼ同じ火力になる。だが耐久はお察しの通り……。 系統固有技に「ボルテッカー」があるが、覚えられる条件は「預けるとピチューを産む組み合わせのうちどちらかに『でんきだま』を持たせた状態で預けると生まれたピチューが覚えている」という難儀なもの。これを覚えてしまった一時期のサトシのピカチュウはやはり只者ではない。 時々「なみのり」や「そらをとぶ」を覚えたピカチュウが配布されることがある。「なみのり」はその昔『スタジアム』でピカチュウを入れた状態でトーナメントを制覇する、もしくは『ポケモンボックス』に満杯寸前まで預けると(こちらはピチューの状態で)手に入った……いや、普通に苦行なんですが。 とはいえ結構な冷遇ぶりで、初代金銀とRS以降ではデータが断絶している為送れず、RS以降も「秘伝技を覚えているポケモンは連れて行けない」の法則から次世代に送れず、問題なく次世代に送れるはずのBW/BW2では配布すらされなかった。XY以降『ポケモンバンク』に預ければよくなり、配布も再開されたのでもしかしたら次世代に送れるかもしれない。というか送れるようになってくださいお願いします。 だがこれだけ人気なのにゲーム中で「ピカチュウにんぎょう」なるものは作られていない。あくまでアイドルはピッピということらしい。まあぬいぐるみなら現実世界にこれでもかと言うほどあるからいいのだが。 野生種はそこまで多くない。昔はカントーのむじんはつでんしょにわんさかいたが、有人の発電所になった為駆逐されてしまった。サファリゾーンなどの被管理施設以外で野生種として生息しているのは現状カントーとカロスの2地方だけだったりする。 イッシュには生息しておらず夢世界にも出てこない。そのせいで実はBW/BW2通してこいつの隠れ特性はかつて配信されたイベントでのみ手に入るという鬼畜を通り越して不公平なものになってしまった。しかも「でんきだま」も同じという。あまりに鬼畜過ぎるのでかつてイベントで手に入れたものを個人で配布した覚えがある。 というよりBW/BW2期は他の時期と比べてかなり稀なほどにピカチュウの存在感が薄い。ゲーム上で姿を少しだけ見かけることがある程度。ある種ピカチュウ頼みから脱却したかったようにも映る。その反動からかXY以降は大プッシュしており、ORASで遂にはコスプレまでし始めた。 アニメでは御存知サトシの最初のポケモンにして最高の相棒。てくてくとサトシの隣を歩き時には肩や頭に乗っかる姿は最早お馴染み。ある地方のポケモンを別地方に連れて行かないのがサトシの暗黙のルールだがピカチュウのみ例外にしている。 こいつの大好物はケチャップで、シナリオ上急遽挿入された設定だったらしいにも関わらずその後も使われ、遂には2016年にケチャップメーカーとコラボするにまで至った。『ピカチュウのうた』にも大量に登場。設定って怖い。 決め技は今も昔も「10まんボルト」。というかピカチュウと言えば「10まんボルト」。一時期「ボルテッカー」を覚えており、そっちだった時期があったのだが……新たに覚えたのが繋ぎにしか使えない「エレキボール」って一体どういうことだってばよ。 このアニメの影響が絶大で、ピカチュウが一躍看板ポケモンになった他、かつてピカチュウ版が発売された。ピカチュウがアニメ同様に喋り、しかも連れ歩けるなど、できる限りアニメを再現している拘りようだが、ピカチュウが進化しない所まで再現した上にAIが本気なので実は初代でも最高難易度だったりする。にしても当時の技術でよくこれだけの作品が作れたものだ。ただただ感服するばかり。 これのみならず金銀でも初代主人公がモデルとなったレッドが先鋒としてまさかのピカチュウを起用している。HGSSでは更に「でんきだま」まで持たせている。なめてかかると物凄いダメージを食らってしまう。更にXYからゲーム上の鳴き声までもがサトシのピカチュウと全く同じになった。恐るべしピカチュウ。 体型も時代が下るにつれてどんどんスリムに三頭身っぽくなってきている。アニメで躍動した結果か、スマブラで鍛えた結果か。 スマブラには毎度毎度皆勤賞。素早く手数で勝負するスピードタイプのキャラ。私の持ちキャラでもある。 ポケダンでも当然全シリーズで主人公候補の1匹。実は救助隊はピカチュウを主人公としてシナリオが組まれていたらしく、特性「ひらいしん」が「フロア中のでんき技吸収+無効化」という鬼畜仕様なのはそのせいだったりするとのこと。 またこの度姿に似合わずニヒルな声の『名探偵ピカチュウ』が誕生した。渋い。のろい。頼もしい。でもどこか可愛い。 よく間違えられるし実際初代では頻発していたが、「でんげき」という技は本編ゲーム上に存在しない。だがスマブラには多分に間違えられた名残からか未だに残っている。 あまり知られていないかもしれないけれどライチュウに進化するからね!こいつ進化するからね!!させない人が多いだけだからね!!! ……ライチュウカワイソス……。 No.026 ライチュウ かわいいかわいいピカチュウが進化して更に可愛くなった。なったよね?なったと言ってよ!ほっぺたをぷにぷにしたいくらい可愛いじゃないか! ピカチュウがアニメの主役になって以降爆発的に人気になった反動で、ライチュウの知名度がどんどん低くなってしまった。おまけにピカチュウ版では最初にもらえるピカチュウはまさかの「進化できない」というとんでもない仕様。初期形態ピチューは映画などで活躍しているのに。 だが決して目立っていないわけではなく、特にアニメではサトシに2度もピカチュウの進化を迫らせたほど。サトシとピカチュウにとってはある意味最大最強の壁である。 対戦では「アンコール」以外あまり目立たなかっのが、BWで隠れ特性「ひらいしん」を手に入れ、更にXYでまさかのすばやさ種族値上昇で110となり、あのガブリアスに先手を取れるまでになった。火力は不足気味だが場を掻き回しやすくなったので今後に期待がかかる。 No.027 サンド 二度あることはサンドあるやつではない。 アーボと対になるポケモン。 黄色くて丸いネズミなので、遠くから見ると結構ピカチュウと似ているが、耳や模様が全然違う。模様であみだくじができそう、というかそういうネタがかつての漫画にあった。 かつて『スタジアム2』でサンドの穴掘り競争ゲームがあった。あのゲームの必勝法は「コントローラーを縦に置いてLRを上から叩く」である。 RSで「すながくれ」を獲得したことから、111番道路に出て来るサンドは野生の癖にひょいひょい避けてくる。避けた先に「どくばり」をぶつけられて「どく」にまでなったらもう最悪。 アニメではサンド1匹だけで100連勝を達成したというスーパー少年アキラが出ていたが、これをリスペクトしたのかピカチュウ版には恐ろしく強いサンドを連れているトレーナーが実際に出てきたりする。アニメに倣って「じわれ」まで使ってくる。やめてくれ。 No.028 サンドパン 朝昼夜に3度もパンを食べているわけでも、サンドイッチ用のパンが好きなわけでもない。 アーボックと対になるポケモン。 進化して背中にトゲトゲが出てきたが、これを活かした技は「どくばり」くらいしかない。「ミサイルばり」とか覚えてもいいようなものだが。のみならず金銀まで一致技を自力で覚えなかった。シナリオでの使い勝手悪すぎやしないか。「あなをほる」のマシンを使えと? 昔からライバルが多くて埋もれがちだったが、金銀で登場した「すなあらし」と縁が深く、金銀では「どくどく」とのコンボが成立し、RSで「すながくれ」を、更にはBWで「すなかき」を獲得した。特に「すなかき」はじめん単タイプで唯一で、ドリュウズとは弱点が異なる。特に「すなかき」からの「いかりのまえば」は他にできない芸当。 No.029 ニドラン♀ 初代から♂♀の区別があった種族の♀。赤緑/FRLGではバージョンや場所によって♂♀どちらが出やすいかがややこしい。 青版まで最終技が何故か「にどげり」だった。ニドランだからなのか。 進化すると何故か繁殖能力が失われてしまうので孵化したい場合うっかり進化させないように。ニドラン♂とメタモンを預けてもいいのだが、「あまえる」などの♀固有の遺伝技はその状態では覚えられないのが難点。 なお、かつてPDWで隠れ特性「はりきり」かつ「ふいうち」を覚えたニドラン♀がここ限定で手に入った。PDW限定ものでしかも技まで限定のケースはこいつが初となる。 No.030 ニドリーナ 進化すると何故か繁殖能力が失われてしまう。一体何があったのか。その昔の非公式本に繁殖能力が失われる旨が書いてあったのを見たことはあるが。 アニメでこいつが出る場合大体仲睦まじい様子だが、既に子供がいるのかそれとも。 なお初代から超音波を出す設定があるが、技「ちょうおんぱ」は遺伝でしか覚えない、つまり初代では覚えない。どうなっているんだ。 No.031 ニドクイン 最終進化で二足歩行になった。ニドキング共々どく・じめん複合という珍しい存在。 ニドキングと異なりこちらは耐久が高い……はずが、XY以降こうげきの方が高くなった。 ニドキングほどではないが技は豊富で、持久戦もトラップ設置も果ては攻撃もこなせる万能戦士。隠れ特性「ちからずく」があれば火力が予想外に高い。 なお「ちからずく」で「ふいうち」を覚えている個体はPDWでしか手に入らない貴重品である。ポケダン探検隊ではトラウマメーカーの1匹。かくされたどうくつに出てきては遠距離から「だいちのちから」を連発しこちらをボコボコにしてくる。 No.032 ニドラン♂ 初代から♂♀の区別があった種族の♂。赤緑/FRLGではバージョンや場所によって♂♀どちらが出やすいかがややこしい。 青版まで最終技が何故か「にどげり」だった。ニドランだからなのか。 進化させても繁殖能力が失われることはない。特例でニドラン♀を預けてもタマゴからニドラン♂がきちんと生まれるようになっている。「ふいうち」や「もろはのずつき」など♂固有の遺伝技も持つ。 No.033 ニドリーノ 進化しても繁殖能力は失わないのだが、こいつとニドリーナのカップルはつまり永遠に子孫を残せないのかそれともすでに残してあるのかどちらなのだろうか。 ちなみに赤緑のオープニングデモムービーはこいつとゲンガーが戦っている場面……なのだが、何故か鳴き声がニドリーナのものだったりする。何てことだ。 ちなみにこのムービーのオマージュはアニメでもポケスペでも導入されている。正にポケモンそのもののオープニングと言える。 No.034 ニドキング 最終進化で二足歩行になった。ニドクイン共々どく・じめん複合という珍しい存在。 ニドクインと異なりこちらは攻撃能力の方が高い。 「元祖技のデパート」といえばこいつ。初代から「ふぶき」「10まんボルト」などを覚えられたが、世代を経るごとにどんどん増え、現在では「めざめるパワー」を除けば18タイプ中16タイプの技を覚えられる。しかも隠れ特性「ちからずく」なら大半の特殊技の火力が上がる。補助も「ステルスロック」「どくびし」「かなしばり」などかなり豊富。 物理なのか特殊なのか、どの技を覚えているのかまるで分からない、正に技のデパートである。器用貧乏にはもちろん注意したい。 ポケスペでサファリゾーンに生息するニドキングがひょんなきっかけでレッドに襲い掛かったことがあり、中々に冷や冷やしながら読んでいた覚えがある。 No.035 ピッピ ギエピー!! ポケモンのアイドルポジションは本来こいつだった。図鑑説明然り「ピッピにんぎょう」然り手持ち時のアイコン然り。 コロコロで漫画が始まってピッピがパートナーに選ばれたのもそういうポジションあってのことだった……蓋を開ければそこにいたのは、顔がでかくてまるまる太った謎の生き物だった。加えて真面目に戦わず下品であくどい。やられた時の声からついた通称が「ギエピー」。ギャグ漫画だからある程度仕方ないとはいえイメージ崩壊もいいところである。だけならまだしもアニメの主役にピカチュウが抜擢されて以降人気を逆転される事態に……。 それでもゲームでは金銀/HGSSおつきみやまでのピッピイベント、シンオウのスロットゲーム、XYでしれっとフェアリータイプに変更など、かなり優遇されている。野生では隕石の落ちた場所の近くによく生息しているので、もしかすると宇宙からやってきたのかもしれない。 アニメでは「ゆびをふる」で爆発を巻き起こし衝撃を与えた。以来「ゆびをふる」=爆発という伝統ができてしまった。 No.036 ピクシー 某お絵かき投稿サイトでも某コミュニケーションサイトでもない。 名前がそのまんま妖精で、XY以降しれっとフェアリータイプに変化した。 対戦では特性に恵まれ、「マジックガード」でスリップダメージや状態異常を無力化したり、「てんねん」で能力強化を無力化したりと、フェアリーらしく相手の戦術をとことん崩してペースを握るのが得意。ラッキーハピナスほどではないが一度「ちいさくなる」が発動すると中々止められない。攻撃技は「ムーンフォース」や「アシストパワー」が強力。 なお、FRLGEで「タマゴうみ」を覚えられるのだが、何故か♂も覚えられる。どういうことなんだ。 No.037 ロコン かつてあった「ロコン→キュウコン(求婚)→ケッコン→リコン」という4コマが好きだった。 生まれた時には尻尾が1本しかなく、徐々に揃っていくという設定らしいが、タマゴから孵った時に既に6本の尻尾がある。どういうことなんだ。 初代のドット絵で目がまるで点のようになっており、あまり可愛くなかったが、ピカチュウ版以降公式イラストと同じつぶらで可愛い目になった。 初代金銀とそのリメイクではガーディと対になる存在。タイプ、出現場所、進化方法が同じだが、それだけでなく♂♀比率もこちらは♀が多く向こうは♂が多い。だが必要経験値に差があり、こちらの方が育てやすい。 BW期に隠れ特性でまさかの「ひでり」を獲得した為、この特性を持つロコンの♀がPDWで出るのか出ないのか議論になった。実際の所2010年末のアップデートで初めて♀が解禁され、それ以前の個体は改造によって生み出された♀だったらしいという結論になっている。 ポケダンでは空の探検隊で主人公に抜擢されたが、技揃いのよさに加えて優秀なかしこさでイージーモード状態だった。本編での御三家よりも遥かに強いとは。 アニメではタケシが昔連れていたことがある。 No.038 キュウコン 球根でも求婚でもない。尻尾が9本だからキュウコン。英名Ninetalesも同じ意味である。 すばやさととくぼうが高く、RSで「おにび」を獲得して以降対物理特殊どちらもそれなりに戦えるポケモンとして密かに使われていたが、BWでまさかの隠れ特性「ひでり」を獲得し、天候始動要員に抜擢されることとなった……のだが、他の始動要員よりも圧倒的に素早いことが災いし同時に繰り出すと相手に天候を奪われる始末。その為バトルではあまり目立てていない……。 本人の実力が弱いかといえばそんなことはなく、「わるだくみ」「めいそう」がある為単純に自分の火力を上げるオプションとして天候を利用するという戦法が十分可能。だがXY以降メガリザードンYというライバルが登場し、単純火力で上回られる始末。何ともかんとも。 ポケダン救助隊では氷雪の霊峰の主をしていた。本人の性格もそうだがアイコンが凛々しくて好きだった。 No.039 プリン おいしそうだが食べられない。 ♪プ~プルル~プ~プリ~プ~プ~リ~ン~♪ アニメで突如現れて「うたう」で全員を眠らせ、寝たことに怒っては持っていたマイク兼ペンで思い切り落書きをして去っていくポケモン。とても可愛いからすっごくずるい。 本編でも初期技が「うたう」しかないので筋金入りと言ったところだが、実際ピッピとキャラが被っている為そこまで目立ってはいなかった……BWで隠れ特性を手に入れるまでは。 BWで獲得した「フレンドガード」は自分以外の味方のぼうぎょ・とくぼうを上昇させる特性で、進化すると失われてしまうが、同時期に登場した「しんかのきせき」で耐久だけはある程度確保可能。しかもこいつは「ほろびのうた」を覚えてしまう上にすばやさが超遅く、「トリックルーム」との相性が抜群。 特にトリプルで真価を発揮し、コンボが決まったら最後「かげふみ」で逃げられない、「フレンドガード」で倒せない、そうこうしているうちに永遠に眠らされるというとんでもない事態になる。 スマブラにも登場し、こちらは「うたう」より「ねむる」が強力。当たり判定は狭いが当たれば物凄いダメージと吹っ飛ばしを誇る。が、軽いので自身も吹っ飛ばされやすい。DXのギガクッパなど当たり判定がでかい敵に特に有効で、実際私もこいつでギガクッパを倒したことがある。 No.040 プクリン 「おやかたさまー!!」 本編ではピクシーと同列のアイドルポジションゆえにキャラ被りが災いしてあまり日の目を見なかったが、ポケダン探検隊でギルドの親方に任命され、一躍有名になった。妖精のようなお方でつかみどころがないが、仲間思いの頼もしいキャラ。 「ともだち ともだちー!!たあーーーーーーーーーーーーっ!!」 ちなみにこいつが「ともだち」連呼する由来は初代のポケモンカードのこいつの技「ともだちのわ」かと思われる。 対戦ではXYになってフェアリータイプが追加され、ピクシーからノーマルタイプが取れたことで漸く差別化に成功した……はいいが、火力不足に陥っている。アニメではカロスでのジョーイさんのアシスタントに選ばれた。 No.041 ズバット 洞窟にしょっちゅう出て来る鬱陶しい蝙蝠ポケモン。目がないが超音波で辺りの様子を察知している……のはいいが、他のポケモンが聞くと混乱するらしい。ポケモンには聞こえているというのか。 イシツブテと共に洞窟では嫌と言うほど見かける。 初代ではむし技がくさにもどくにも抜群だったせいで、フシギダネ系列がこの技を食らうと4倍ダメージだった。その為フシギダネを選んだ場合おつきみやまは慎重に進まないとズバットにボコボコにされかねない。 ちなみにゴルバット共々DPから「そらをとぶ」を覚えられるようになった……が、こいつに捕まって飛ぶのは相当無理がある気がするのは私だけだろうか。 No.042 ゴルバット 進化して目が出たのはいいが、青版のドット絵が獲物を露骨に狙い過ぎていてその、凄く、怖い。色々トラウマになる。 初代では進化がここ止まりで、特によい技も覚えられなかったのでシナリオでも対戦でも日の目を見なかった。金銀で進化形が追加されてよかった。 なお「そらをとぶ」を覚えるのはズバット共々DPからだったりする。まだズバットは分かるがゴルバットの翼で空が飛べなかったってちょっと待てと。 ポケダンでは別な意味でトラウマメーカー。救助隊でダンジョンに現れ突然「いやなおと」を吹っ掛け、以降の物理技の被ダメージを物凄く上げて来る。逃避行の最初のダンジョンでこれだからかなり精神的に来るものがある……。 No.043 ナゾノクサ 「立てばルージュラ座ればプリン、歩く姿はナゾノクサ」というネタが初期のアニメにあった。草の根っこの部分に顔があるというシンプルなデザインながら中々に可愛いポケモン。 手が存在しないが2本の足でずーっと歩き続ける為、通称アルキメンデスと呼ばれるらしい。実はこれは「歩きながら食べられる」というカップ麺の名前でもある。開発スタッフが食べていたのだろうか。 初代/FRLGではマダツボミと対になる存在だったが、ピカチュウ版以降解消された。夜になると歩き出すという性質から、金銀/HGSSでは進化形共々夜にしか出現しない。 そしてORASではまさかのこいつ限定で「ムーンフォース」を覚えられるようになった。いや確かに夜行性だが何故こいつ限定なのか。しかもタイプ不一致の大技を。突っ込みどころが多い。 シナリオでこいつを使おうとする場合、「はっぱカッター」を自力で覚えてくれないのでかなり苦労する。しかも初代からRSまで「すいとる」から先のくさ技が「はなびらのまい」までないという有様。「せいちょう」もないし中々の苦行である。 No.044 クサイハナ 可愛いナゾノクサが進化したら花から強烈な臭いを発し始めた。勘弁してくれ。しかも顔から涎のようなものまで垂れている。これまた臭いつきの蜜だという。もうやだこのポケモン。 ご丁寧にも隠れ特性が「あくしゅう」である。むしろ何故BWより前はそれではなかったのかと。こんなポケモンでも分岐でキレイハナになるんだからポケモンは分からない。 アニメではエリカが持っており、臭いだけでサトシのヒトカゲを倒してしまった。今でいうなら特性「あくしゅう」で怯んだ隙に畳みかけたといったところか。 No.045 ラフレシア 全く同じ名前の花が現実世界にあり、こいつの図鑑説明同様「世界一大きい花」である。 臭いポケモンが進化したら今度はアレルギーを引き起こすとんでもない花粉をばら撒くようになった。なんてことだ。でも顔は可愛い。 対戦では同タイプのライバルの影に埋もれがちだが、BWで隠れ特性「ほうし」を、更にORASで「ムーンフォース」を手に入れたことで固有の戦術が確立している。 その昔ポケモンカードでは「場にいる限り誰もトレーナーカードを使えなくなる」という凶悪な特殊能力を持つ「わるいラフレシア」が一世を風靡していた。当然というべきか、デッキへ入れる枚数制限が最も厳しいランクに収められた。カードゲームのバランス調整の難しさを世に知らしめた1枚である。 No.046 パラス つぶらな瞳の虫部分と、背中についているキノコの草部分が融合したポケモン。ちなみにキノコの名前はトウチュウカソウというらしいが、蝉の幼虫のようなものに寄生しているので要するにセミタケのことだろうか。 この系列は初代で唯一「キノコのほうし」を覚えるが、すばやさが低い為ちょっと使いづらい。 金銀以降この系列から「ちいさなキノコ」「おおきなキノコ」が採れるようになった。ラブカスが出現しないFRLGではレベル技の思い出しに必須のアイテムで、よくおつきみやまなどにキノコ狩りに行ったものである。 No.047 パラセクト 「乗 っ 取 り 完 了 で す !」 背中のキノコが完全に支配してしまった。虫部分は恐らく死んでしまったのだろう。白目を剥いているし。 対戦では「キノコのほうし」こそあれど遅いすばやさが災いし長いこと目立てていなかったが、DPで「かんそうはだ」を、BWで「いかりのこな」を手に入れたことで「トリックルーム」時のサポートに利用できるようになった。同じタイプで同じすばやさのモロバレルとの違いは耐性と「シザークロス」。 ポケダンでは俗に言う「清森四天王」の1匹。救助隊の最難関清らかな森の深層に構え、「キノコのほうし」が何と部屋全体「ねむり」という鬼畜仕様の他、有り得ないほどの高ステータスかつオプションとして状態異常を吹っ掛ける「ほうし」を完備。しかもクリアするまでずーっと出続けるという嫌がらせ。ポケダンが「マイナー達の逆襲」と呼ばれる最たる所以である……。 No.048 コンパン 何の虫なのかよく分からない。分類も「こんちゅうポケモン」とだけ書いてあるが、どこに昆虫要素があるのか不明。 こいつの進化形が実はバタフリーだったのではないかという噂がまことしやかに囁かれている。確かに目も口も触角の形も似ているし特性も同じだし。のみならずこいつ1mに30kgと虫にしては重い。一体何者なんだ。 特性が「ふくがん」なのでアイテム狩りに重宝する……と思いきや、FRLGではまだその仕様がなく、E以降の作品でこいつはそう簡単に入手できないので出番がなくなりがち。一応HGSSで頑張れば手に入るか。 No.049 モルフォン モルフォチョウがモチーフのはずなのに蛾のポケモン。 こいつがキャタピーの最終形態だったのではないかという噂がまことしやかに囁かれているのみならず、実はエスパータイプだったのではないか説まである。自力で「サイコキネシス」などを覚えるしナツメも使ってくるし。一体どういう経緯でこいつが今のポジションに収まったのか謎が深まるばかりである。 対戦では「ちょうのまい」と「バトンタッチ」を両立できる数少ないポケモンである他、特性が優秀な為ダブルやトリプルで味方に「スキルスワップ」する活用方法もある。 ポケダンでは所謂「清森四天王」の1匹。救助隊の天空の塔で突如現れては部屋攻撃「ぎんいろのかぜ」をぶっ放し、追加効果で能力が上がったらもう止められない。あろうことかこれを清らかな森の深層でもやってのけ、最終階まで恐怖が続く。ポケダンのむしタイプはぶっ壊れ性能ばかりである。 No.050 ディグダ 元祖「最も小さいポケモン」。現在ではバチュルなどにそのポジションを奪われている。 地面の下は謎に包まれており、何故かこいつとダグトリオはジャンプが一切できない。ボールから出しても皆飛び出すのに対しこいつらだけ地面からもそっと出て来る。HGSSのポケスロンでもジャンプアクションが一切封じられる。しかも宙に浮く技「テレキネシス」が何故かこいつらだけ無効。だが何故か「ふうせん」で浮ける。何なんだこいつら。そしてどうやって「ひっかく」や「きりさく」を使っているというのだ。謎が謎を呼ぶ。 初代/FRLG、金銀/HGSSではディグダのあなにこれでもかというくらいいる。近くのジムがでんきタイプのエキスパートなので捕まえれば即戦力になれるが、初代の場合「あなをほる」が威力100ととんでもない数値な他、相手が素早いので逃げるのが困難、おまけに稀にダグトリオが出てきて悲惨な目に遭う……など、結構な危険地帯だったりする。 FRLGでは「あなをほる」がそこまで怖くないが、特性「ありじごく」で絶対に逃げられないすることがある。やっぱり危険。 No.051 ダグトリオ ディグダグ♪ディグダグ♪ダグダグダグ♪ 英語「dig(掘る)」の過去形・過去分詞が「dug(掘った)」である。ディグダとダグトリオでこの単語が一発で覚えられるよ!やったね! 進化したら三つ子になった……というよりは、最初から三つ子だったの方が正しいのかもしれない。 ディグダ同様こいつはジャンプができず、地中での様子は一切謎に包まれている。物凄いマッチョが眠っているのか、はたまた大したものがないのか。 対戦ではXYに至るまでじめん最速を守っているという初代の生き証人。ちなみに2位がガブリアスだったりする。反面耐久はかなり低い。 初代では「じしん」「かげぶんしん」「きりさく」の3つが強力で、でんきキラーとして大活躍していたが、金銀で後ろ2つが弱化し火力不足が露呈して一気に廃れてしまった。だがRSでまさかの「ありじごく」獲得で一度捕まえたら最後絶対に逃がさない拘束プレイが可能になった。普段はそこまで脅威でもないが、この手のポケモンは忘れた頃にやってくる。 またこいつはディグダのあなでたまに野生出現するのだが、特に初代/FRLGではこちらの平均レベルを軽く上回るレベルの個体が出て来ることがある。一度見つかったら最後殲滅させられてしまうこと請け合い。忘れた頃にやってくるとはこういうことでもある。 No.052 ニャース 「何だかんだと聞かれたら!」「答えてあげるが世の情け!」「世界の破壊を防ぐため!」「世界の平和を守るため!」「愛と真実の悪を貫く!」「ラブリーチャーミーな敵役!」「ムサシ!」「コジロウ!」「銀河を駆けるロケット団の二人には!」「ホワイトホール!白い明日が待ってるぜ!」「にゃーんてニャ!」 アニメでお馴染みロケット団の喋る猫。本来アニメではポケモンも人語を喋る予定だったが、ピカチュウの演技に感動した監督が鳴き声に変更させた結果、ニャースのみが喋れるということになったらしい。その為なのかポケモン達の会話の通訳をすることもある。妄想力もとい想像力も旺盛でメカの操縦もお手の物。そして言葉を覚えた理由は聞くも涙語るも涙。色々な意味でロケット団にいるには惜しい逸材である。 そしてそのアニメの影響でゲームでもこいつが二足歩行で歩けることが普通になりつつある。アニメの影響は絶大である。 ゲームではというと、元々マンキーと対だが、まさかの初代リメイクであるFRLGでは解消されており、かと思えばHGSSでは対関係が復活という、かなり珍しい現象が起きている。 こいつと言えば本来は「ネコにこばん」。戦闘後にお金を拾ってくるぞ。 No.053 ペルシアン ペルニャーーーーーン 進化したらお洒落な気高い猫になった。だがペルシャ猫ではなくシャムネコらしい。どうなっているんだ。 アニメでサカキ様が所持しているせいかサカキ様のポケモンのイメージが強いが、ゲームでの本来のサカキはじめんのエキスパートなので縁もゆかりもない……と思いきや、アニメ要素がふんだんに盛り込まれたピカチュウ版では手持ちに入れていたりする。 元祖ノーマル最速だが、現在はオオスバメやメロエッタステップフォルムに奪われている。 初代の99年カップでは強力なポケモンが軒並み使用禁止になった中で存在感を示し、確定急所となる「きりさく」を最も素早くかつタイプ一致で使えるポケモンとして人気を博した。だが金銀で急所率の修正が入って以降どうもパッとしない……。同じ素早さで強力な技を持つライバルに比べて特筆すべきことに乏しいのが現状である。隠れ特性で手に入れた「きんちょうかん」が何かしら活用できないものか。 No.054 コダック コーファー?? その間の抜けた姿から妙な愛くるしさを覚える黄色いアヒル。カメラのメーカーとは全く関係ない。 アニメでもカスミが持っており、勝手にボールから出て来るなど大変にマイペースで言うことを聞かず、カスミをひたすらに困らせていた。だがそのせいでカスミのイメージがヒトデマン系列からだんだんコダックになっていったという……皮肉なものである。 だが頭痛が酷くなると真の力を発揮し、「かなしばり」や「ねんりき」まで使いこなす。実は英名がPsyduckで、psychicつまりエスパーの力が宿っていることを示していたりする。……それならエスパータイプでもよかったのでは?よく分からないポケモンである。こちらも思わず首を傾げたくなってしまう。 ゲームフリークの増田部長お気に入りのポケモンでもあり、ほぼ全ての本編で手に入る。 No.055 ゴルダック 間の抜けたコダックが進化したらハンサムになって帰ってきた……ハンサム?多少なりともカッコよくなったことには間違いないが。 対戦では特性がかなり強い。「しめりけ」はあまり目立たないが、「ノーてんき」は天候をシャットアウトする為何とレックウザの特性「エアロック」と全く同じ効果。その為ゲンシグラードンの天敵だったりする。「すいすい」はライバルこそ多いがこいつは「みずびたし」「アンコール」などが強い。そして地味に「サイコキネシス」や「クロスチョップ」を覚えられる……お前何故みず単なんだ。 冒険でも秘伝技を多数覚えるので重宝される、というかした。お世話になりました。 冒険と言えばとある漫画でこいつとヒカリとの冒険譚が描かれていることは有名。 No.056 マンキー 英語で猿のことをモンキーと言うが、本来のmonkeyの発音はマンキーに近いらしい。だがこいつは猿は猿でも猿と豚が融合した「ぶたざる」である。何だその生き物は。 赤緑青まではかくとうタイプと言ってもかくとう技は自力では「ちきゅうなげ」以外覚えず、まともにダメージを与えられるのが技マシンの「じごくぐるま」だけだった。どう見てもかくとう技なはずの「からてチョップ」は当時ノーマル技。しかも何故か技マシンで「10まんボルト」を覚えたりする。……こいつ元々ノーマルタイプだったのか? アニメではサトシが帽子を奪った野生のマンキーを怒らせ、そのまま進化されてしまったものの、無事ゲットした。そしてその影響でピカチュウ版ではこいつが何と序盤で出て来る。しかも「けたぐり」がレベル技に追加されており、ニビジムで使って下さいと言わんばかりの救済策である。 そしてこの救済策が初代リメイクのFRLGでも追加された。その為、元々ニャースと対だがFRLGでは解消され、HGSSでは対関係が復活するという珍現象が生まれた。 No.057 オコリザル 元々怒りっぽいマンキーが進化すると怒りが更に加速してしまったようだ。怒りを表す漫画風のマークまでついたし。こいつが「オーバーヒート」を覚えられるのは怒りが頂点に達して熱暴走するからだろうか。こいつの暴走を止める為にモンスターボールが開発されたという裏設定があったりする。 『ポケモン言えるかな?』では大トリを飾っている。最後まで言えたかな? 対戦では元祖かくとう最速だが、現在では大きく引き離されている。耐久が低くこうげき・すばやさが中途半端だが、特性は優秀。「やるき」ならダークライなどに強くなれる。「いかりのつぼ」なら急所に被弾するだけで超強化される。「まけんき」なら厄介な「いかく」で逆に強くなれる。いずれも嵌ってしまえば強いので活路を見出したいところ。 アニメではサトシが捕まえ、ポケモン格闘技大会で並み居る強豪を倒して優勝した後格闘家アノキのもとへ預けられた。サトシが最終進化形態を捕まえた初めてのケースでもある。 No.058 ガーディ ガーディーではない。 犬モチーフのポケモンなのだが模様が虎のようである。これがもとでかつて某学習雑誌では何故か干支の「寅」としてこいつとウインディが取り上げられていた。あれ、虎ってネコ科じゃなかったっけ……?ちなみに「戌」にはカラカラが選ばれている。解せぬ。 初代金銀とそのリメイクではロコンと対になる存在。タイプ、出現場所、進化方法が同じだが、それだけでなく♂♀比率もこちらは♂が多く向こうは♀が多い。だがこちらの方が必要経験値が多く、冒険で連れて行くとなると育てるのにかなり苦労することになる。加えて石進化で優秀な技は習得レベルが高く、中々の苦行である。 アニメでは初代ジュンサーさんのお供であり、ジュンサーさん=ガーディのイメージが強く、その逆も然りである。 No.059 ウインディ ウィンディではない。 分類がそのまんま「でんせつポケモン」。伝説どころか普通にガーディを進化させれば手に入るのだが。そして中国という国の伝説のポケモンらしいが、その国はこのゲームに存在しているのだろうか?突っ込みどころ満載である。一応種族値合計が555と伝説のポケモンに迫るくらいに高かったりはする。 能力が高いにも関わらず初代では技がパッとしなかった上にほのお自体が弱かった為かなり弱かった。しかもとくしゅが80と低く、キュウコンの100より低いという有様。金銀でとくしゅはとくぼうに移動し、とくこうが100に設定され、更に先制技「しんそく」まで手に入れてから徐々に強くなり、現在ではこうげき・とくこうが高い為どちらで来るか分からない、かつ耐久も比較的高水準のバランス型ポケモンとして活躍している。 こいつの技の揃いがあまりによいことから、エンテイやブースターは苦汁をなめさせられ続けてきた。エンテイは脱却しているものの、ブースターは現在でも苦しい立場にある……。 No.060 ニョロモ ポケモンの生みの親である田尻智氏が最も気に入っているポケモンの1匹。氏の遊び場にいたオタマジャクシがモチーフとなっている。 お腹の渦巻きは内臓の一部で、それを見ているとだんだんと眠くなってくる。その設定がある為こいつの初期技に「さいみんじゅつ」がある。そして異様に素早い。実際のオタマジャクシを捕まえようとするとするりと逃げるからだろうか。 BW期にニョロトノが隠れ特性でまさかの「あめふらし」を獲得した為、この特性に変化する隠れ特性「すいすい」持ちのニョロモの♀がPDWで出るのか出ないのか議論になった。実際の所2010年末のアップデートで初めて♀が解禁され、それ以前の個体は改造によって生み出された♀だったらしいという結論になっている。 アニメではカスミが捕まえ、最終的にニョロトノに進化した……のだが、実は捕まえた場所はジョウト地方なので結構遅かったりする。 No.061 ニョロゾ ポケモンの生みの親である田尻智氏が最も気に入っているポケモンの1匹。氏の遊び場にいたオタマジャクシがモチーフとなっている。 蛙になる途中の為尻尾がなくなり、代わりに手足が生えている。だが何故か渦巻きが逆になっている。何かのミスだろうか。公式には「地球の自転が関係している」とされているが。ニョロモの頃に高かったすばやさは据え置きになっている。 生粋の中間進化の中では人気が高く、ポケスペでレッドが最初に連れていたり、日本橋時代のポケセントウキョーのロゴにいたりする。浜松町移転の際にロゴから消えたと思ったらそれを惜しんで数年後グッズまで作られた。ちなみに私も結構好きなポケモンである。 No.062 ニョロボン 何回やっても!何回やっても!エアーマンが倒せないよ……じゃない! おたまじゃくしが蛙になると思ったらおたまじゃくしのまま格闘家になってしまった。何たることだ。更に進化してすばやさが下がってしまった。何たることだ。しかもかくとう技をろくに覚えない。何たることだ。 「きあいパンチ」を除くと物理で一番使い勝手が良いのは「かわらわり」という現実。PtHGSSで頒布された教え技のうち覚えたかくとう技は特殊先制の「しんくうは」だけ。いや、そうじゃない、そうじゃないんだ。一応BWで「すいすい」を手に入れてかつ「はらだいこ」持ちなので、天候下でならそれなりに活躍できなくはない。だが技不足はいかんともしがたい。 ポケスペではレッドが持っており、特攻隊長のような役割で常に先陣を切っては倒されている。哀れ。 No.063 ケーシィ ケーシーではない。 実在の人物を元にしたポケモンの1匹。1日18時間寝ている。残りの6時間は一体何をしているというんだろうか。ごくたまーーーに目をうっすらと開けているイラストが見られたことがあった。 自力では「テレポート」しか覚えないのでボールを即投げしない限りほぼ必ず逃げられる。だが最近ではクイックボールで即捕獲が可能になった。便利な時代になったものだ。 なお「テレポート」だけでは戦えないのでトレーナーが使うケーシィは必ず何かしらのマシン技を覚えている。「フラッシュ」だったり「めざめるパワー」だったり。 ポケダンではぐっすり寝ているが、能力が高いので特にレベル1ダンジョンでは起こしてはいけない。 No.064 ユンゲラー 実在の人物を元にしたポケモンの1匹。その昔裁判沙汰になったことまである。それが影響してかポケモンカードからこいつのカードが消え去った。ケーシィはというとフーディンに「ちょうしんか」できるらしい。何だそりゃ。 ちなみに初代の「スプーンまげ」はピカチュウ版のみ、しかも野生のこいつを捕まえることでしか使うことができない物凄くレアな技。レベル1技扱いなのでケーシィから進化させても覚えられない。 ポケダンでは進化前が寝ているせいかこいつまで寝ている。強いので基本的に起こしてはいけない。 No.065 フーディン 実在の人物を元にしたポケモンの1匹にして、初代のエスパー隆盛を象徴するポケモン。 すばやさととくしゅの圧倒的な高さでとりあえず「サイコキネシス」を使えば勝てる時代だった。ピンチになったら「リフレクター」や「じこさいせい」で粘れば勝ち。怖いのは相手の「でんじは」くらい。……とはいえエスパー以外の攻撃技を持たないことから、複合エスパーに押されてしまい実際そこまで強くはなかった。 金銀以降技バリエーションが改善されたことで初代以上に幅広く活躍できるようになった。こいつの「アンコール」は忘れていると痛い目を見る。現在はメガシンカを獲得するもエスパー自体が苦しい立ち位置である……。 ナツメの切り札でもあり、初代では大いなる壁として立ちはだかることになる。 ポケダン救助隊ではレベル1ダンジョン攻略の切り札。高ステータスを誇り「テレポート」で逃げつつ敵には「やつあたり」や「メロメロ」を与えて高速で乗り切る。 No.065 メガフーディン 初代で強かったフーディンがメガシンカしたらもっと強く……なってくれればよかったのだが。 他のメガシンカと異なりこいつだけ種族値増加分が90しかない。フーディン自体のとくぼうがXYになって上昇した分を加味してやれなかったのだろうか。 特性が「トレース」に変わり、メガシンカと共に発動するので相手のメガシンカ後の特性をトレースできる……と思いきや、相手と同じターンにメガシンカした場合こいつの圧倒的なすばやさのせいでこいつの方が先にメガシンカしてしまい、相手のメガシンカ後の特性は取れずじまいとなる。駄目じゃん。単純に素早い「トレース」持ちとして考えれば技の揃い自体はよいので戦えなくもない。 だがこいつの真価はさかさバトルにある。メガガルーラに対してメガシンカを相手より1ターン遅らせることで「おやこあい」をトレースし、その状態で「シャドーボール」を2発ぶつければ倒せてしまうのだ。「ふいうち」は半減なので全然食らわない。「ねこだまし」は守ればいい。 No.066 ワンリキー 人型デザインの格闘家の卵なのだが尻尾があるのでやっぱりポケモンである。 こいつが覚える「からてチョップ」が何故かくとう技でないのか初代プレイヤーは疑問に思ったことだろう。金銀で無事かくとう技になった他、高威力の「クロスチョップ」も加わった。 その金銀、そしてHGSSではコガネジム突破の最大の切り札である。NPCとの交換でもらえるワンリキー「きんにく」はノーマルタイプに抜群を取れ、厄介な「ころがる」も半減なだけでなく、♀なので相手の「メロメロ」も無効と、至れり尽くせりである。 鳴き声がオムナイトとそっくりだったが、XY以降若干修正された。 五十音順では初代からずーっと最後になっている。これを更新するには「ワンル」「ワンレ」「ワンロ」「ワンワ」で始まる名前でないといけない。出て来るのか? No.067 ゴーリキー 芸能人に似たような名前がいることでも有名だが、その昔は外国の小説家に全く同じ名前の人がいた。外国の小説家はいいとしてまさか日本の芸能人に出て来るとは。 強過ぎる力をセーブする為ベルトをつけているらしい。ベルトを外すと進化後以上の強さになるのか気になるところである。 ゲーム上では引越しの手伝いや荷物運びの印象が強く、公式が『ゴーリキー引越社』を特集したことまである。まさかのCMつき。加えてORASではコンテストにてライバルのカズラがこいつを連れており、名前は「ゴルコ」である。ちなみに女の子である。 No.068 カイリキー ウホッ、いい男。 腕が4本になり、進化で体格が更にムキムキになった。その見た目から同性愛関係のネタが尽きない。仕方ないね。 とはいえモチーフと思われる格闘技がレスリングなので、性別♀でも霊長類最強女子が登場したことであまり違和感がない。 ちなみにパンツをはいているように見えるが、公式曰く「模様」だという。「ポケモンが何かを身に着けていたらおかしいでしょ?」……あぁん? 対戦では初代こそエスパー軍団にボコボコにされていたが、金銀で「クロスチョップ」を始めとした一致技を獲得し、かつかくとう弱点の新タイプが2つも加わったことで一気に強化された。加えてDPで特性「ノーガード」を獲得し、命中率の低い「ばくれつパンチ」が何と必中になった。たとえ空を飛ばれても地中に身を潜まれても絶対に当たる。 公式大会でもメガシンカが犇めく中「トリックルーム」から大暴れして日本チャンピオンに輝いたことがある。歪みねぇな。 No.069 マダツボミ マンドラゴラの一種ではないかと言われているらしい。引き抜くと奇声を発する……どころか鳴き声短いのだが。 どこか間の抜けた顔つきでとても強そうには見えないが、アニメではセキエイ大会でサトシのポケモンを次々と倒す実力派のマダツボミが登場したことがある。必殺技がまさかの「かかとおとし」。 初代/FRLGではナゾノクサと対になる存在だったが、ピカチュウ版以降解消された。 金銀/HGSSではマダツボミのとうが登場し、柱がこいつの茎のようにゆらゆらと揺れているのが特徴。最初のジム戦前の修行の地になっている他、トレーナーは全員こいつを繰り出してくる。が、野生では出現しない。あくまでもとうのモチーフというだけらしい。 シナリオでこいつを使う場合「はっぱカッター」を主力にできるが、見た目通りぼうぎょ・とくぼうは低いので注意が必要。むしろ初代でのNPCの「まきつく」連打に殺意を覚えることになる……。 ポケダンではこの系列は悲しいくらいにステータスが貧弱である……。何の事情があったというのだ。 No.070 ウツドン 進化して食虫植物のようになった。木にぶら下がっていると実のように見えるが、溶解液で溶かした後口でパクリと獲物を頂いてしまうという。怖い。だがゲーム中での「ようかいえき」の威力は僅か40しかない。要は「ひのこ」などと同じ。何でも溶かすんじゃなかったのか。 石進化の性として進化させると覚える技が減ってしまうが、最近では進化後の技が少ないながら粒揃いの為、すぐに進化させてもさほど問題がなかったりする。哀れ。 No.071 ウツボット 進化前とは口の位置が上下逆になった。キバまでついて中々に怖い見た目になった……のだが、アニメでコジロウがこいつを繰り出したと思ったら愛情表現でこいつがコジロウを呑み込んでしまう事態が頻発。そのコミカルな動きで印象がガラリと変わった。アニメの力は偉大であるが、呑み込まれたコジロウは溶解液は平気なのだろうか。 対戦では、初代でフシギバナと並ぶ優秀な「はっぱカッター」の使い手だったが、急所率が落ちた金銀以降パッとせず、DPではそれまで活用していた「ヘドロばくだん」が特殊扱いになり、一致物理技が先の「はっぱカッター」のみになってしまったことで地の底に追いやられた。だがPt以降「リーフブレード」「リーフストーム」「ウェザーボール」の追加や既存技の強化を受けて以前よりはマシになっている。 ポケスペではサファリゾーンに大量に出没し、レッドに襲い掛かり呑み込む寸前まで追い詰めた。 No.072 メノクラゲ 体のほとんどが水で、たまに波打ち際に打ち上げられている。干からびても水があれば復活するので海に戻せばよいとのこと。 海上で嫌と言うほど見かけ、どくタイプでもあるので倒すのに時間がかかると「どく」をもらったり、巻きつかれて更に時間がかかったりと、あまり良い印象がない。だがとくぼうが異様に高く、こいつがいないととくぼうの能力を鍛えるのが大変になってしまうのである意味では貴重な存在でもある。……だからこそ特殊技で倒そうと思うと苦労するわけなのだが。 ちなみにこいつの目は赤い水晶の部分ではなく真ん中の白い部分である。 No.073 ドククラゲ 体長と体重がどこかの二次元美少女キャラクターにかなり近いことが有名になってしまった。だが本人は触手なので寧ろ美少女を……これ以上はいけない! 触手が何と80本にまで増えた。流石にグラフィックで全部表現しきれてはいない。実際80本もあるドククラゲのファンアートを見たことがあるが、何とも言えない感じであった。 シナリオではメノクラゲ同様海上に紛れていることが多い。結構経験値が高いので倒せるなら倒しておくと冒険が楽になるかも。 対戦ではすばやさ・とくぼうが高く、ぼうぎょは低いが「バリアー」を覚えたりするのでそう簡単には倒れない。こうげき・とくこうは低いが、みず・どくの複合なので攻撃技で有効打を与えられない相手の方が少ないという優秀ぶり。技も攻撃技だけでなく「どくびし」「ミラーコート」「つぼをつく」などを覚える。特性も「クリアボディ」「ヘドロえき」の2つが有用。冒険でも対戦でも中々に嫌らしい仕事ぶりを見せてくれる。 アニメではリゾート開発に怒り狂った巨大ドククラゲが街を襲撃し、カスミの説得で何とか事なきを得た。 No.074 イシツブテ ┗(↑o↑)┛<エゥンェゥゥゥゥゥン ┗(◎o◎)┛<ラッシャーイ! ┗(^o^)┛<パーン!……じゃない!┗( ・´ー・`)┛<コロンビア!……でもない! つかんで相手に投げるイシツブテ合戦に使われたり、気付かずに踏んづけられたり、ドサイドンの砲丸の代わりに使われたりと、何かと図鑑では不憫。 ズバットと共に洞窟では嫌と言うほど見かける。高レベルは「じばく」に注意したい。見た目通りぼうぎょが高くこうげきもそれなりだが、とくこう・とくぼう・すばやさはお察しの通り。だがBWで「がんじょう」が強化され、野生のこいつを見かけても一撃倒れないことが多くなった。何てことだ。 冒険で弱いと思いきやいわ・じめんタイプ自体が貴重かつ弱点を突きやすいので、技がろくになかった初代を除き冒険メンバーに加えると中々に活躍してくれる。最終進化に通信が必要なのがネックだが。特に金銀では序盤4つのジムに軒並み強いのでかなり優秀。ただしHGSSのエンジュジムではじめん技が効かない上に低いとくぼうを突かれるので要注意。 ゲームとアニメとで目のデザインが大きく異なる。 その昔BWのローテーションバトルでは「がんじょう」で耐えて「ほのおのジュエル」+「だいもんじ」でナットレイを屠り、「ねがいごと」+「がんじょう」で回復する永久機関イシツブテが君臨したことがあるとか。 No.075 ゴローン 手が何故か4本ある。これを活かした技があるかといえばそうでもない。なのに進化すると2本に減ってしまう。謎である。 冒険の中盤以降の洞窟でたくさん見かける。イシツブテ以上に「じばく」を、高レベルは「だいばくはつ」を覚えていることが多いので中々厄介。しかもBWで「がんじょう」が強化されているので更に厄介。 ポケダンに「ゴローンのいし」というアイテムがある。投げると砲丸のように飛び20の固定ダメージを与える。20というと物足りないが固定ダメージかつ直線状でなくても当たるので、遠距離からちまちま削りたい時に便利。なお進化前のイシツブテをモチーフにしたアイテムは「いしのつぶて」で、こちらは10の固定ダメージである。そして空の探検隊ではスペシャルエピソードでチャームズに出し抜かれてしまった。哀れ。 No.076 ゴローニャ 進化前に4本あった手が2本になってしまったが、巨大な爆弾岩が完成した。 分類がメガトンポケモンなのだが、別に体重がメガトンあるわけではない。「メガトンパンチ」などを自力で覚えるわけでもない……と思ったらこの技は遺伝で覚えられたりする。しかもORASのサーチで見つかる個体を除くとFRLGEの教え技が必須という。何なんだそれは。 対戦では同タイプのサイドンとスペックが似ており、長年ライバルとして活躍してきたが、向こうがまさかの進化を遂げて一気に追い詰められた……かに見えたが、こちらもPtで「ふいうち」獲得、BWで「がんじょう」超強化で別の道を歩み始め、XYではこうげき種族値が10上昇した。だがBWで「だいばくはつ」が弱体化した為ドサイドンに追いつけているかというとそうでもなかったりする……。 なおこいつはペンドラー一家の専用技と思われている「ハードローラー」を何故か覚えられる。転がるのが大得意だからなのだろうか。 No.077 ポニータ 可愛い可愛い仔馬なのだが、体は燃えている。跳躍力が高く、日本の紅白電波塔を、果てはオーストラリアの巨大岩石まで飛び越えられるという。「とびはねる」を覚えられるのも納得である。 ちなみに生粋の進化前では最も種族値合計が高く、410もある。330のデリバードや352のカモネギが本当に不憫である……。 RSまでほのお技は特殊扱いだった為、こうげきが高いこいつのスペックは生かしきれなかった。 DP以降物理技が登場して使い勝手が良くなった……のだが、そのDPではヒコザルを選ばなかった場合シナリオ中に出て来るほのおタイプが何とこいつしかおらず、しかもほのお技も物理技が最終技の「フレアドライブ」しかないというかなりの使い勝手の悪さでヒコザル以外を選んだ人達は大混乱に陥った。しかも進化レベルも40とかなり高い。 まあ能力が高くとくこうもないわけではないので「かえんほうしゃ」などをマシンで覚えさせれば何とかならなくもないが、幾ら何でも苦行にし過ぎである。対ドーミラーどうしてくれるんだ。 Pt以降は遺伝技だった「かえんぐるま」が自力技に加わり、他のほのおタイプもシナリオで手に入るようになったが、何故それをDP時代にやらなかったのかと。 No.078 ギャロップ ギャロップとは元々馬を全速力で走らせること、またそれから派生した速いテンポのこと。ポケモンのこいつも進化して跳躍力が落ちた代わりに走力が上昇し、時速240キロで走れるという。新幹線よりちょっと遅いくらいである。ちなみに角が1本あり、見方によってはユニコーンに見えなくもない。 元祖ほのおタイプ最速で、次にこうげきも高いが、ほのお技が特殊扱いだったRSまでパッとしなかった。できることと言えばそのすばやさで「つのドリル」を連打することくらい。 DPで念願の物理技「フレアドライブ」に加え「メガホーン」「どくづき」を覚えたことにより飛躍的に使い勝手が向上した。だがこの作品以降ほのおタイプ全体が強くなっていった為、ライバルがたくさんいる中で活路を見出し続けているのが現状だったりする。やっぱり頼みの綱は今も昔も「つのドリル」なのかもしれない。地味に最速の使い手だし。 その昔「ネコにこばん」を覚えたギャロップなるものが配布されたことがある。ある意味貴重な代物である。 No.079 ヤドン やあん? 見るからに間の抜けた表情とのぺーっとした四足の体格が見る者を和ませる。分類も見たまんま「まぬけポケモン」。尻尾で釣りをするのが好きらしい。 みずに加えてエスパータイプでもあり、レベルを上げれば「サイコキネシス」まで覚えたりするので侮れない。とはいえ自身の能力が低いので、あんまり脅威ではなかったりする。 公式からはかなり優遇されており、カントーのサファリゾーン園長の渾名が「ヤドンさん」だったり、ジョウトには「ヤドンのいど」があったり、「ヤドンのしっぽ」という珍味があったり、果ては「ヤドンパラダイス」なるものまで開催されたことがある。 8月10日はヤドンの日。 No.080 ヤドラン 釣りをしていたヤドンがシェルダーを釣った結果こうなった……らしいのだが、どう見てもシェルダーではなく別の貝のようにしか見えない。アニメでは「進化する瞬間に巻貝になる」と結論付けられたが、公式発表によると「巻貝タイプは最近発見された」とあり、どちらが正しいのか分からない。巻貝タイプのシェルダーがいつか単独で手に入る時が来るのだろうか。しかも別にシェルダーが手持ちにいなくてもレベルアップすれば普通にこの姿になる。どうなってるんだこいつ。 進化したことで二足歩行になり、能力も強化された。 対戦ではぼうぎょ・HPが高いが初代ではパッとせず、99年の大会で「ドわすれ」が生かされたくらいだった。金銀でとくこうも高くなり、RSで特性「マイペース」と技「あくび」「めいそう」、DPで技「なまける」、Ptで技「てっぺき」、BWで隠れ特性「さいせいりょく」とアイテム「ゴツゴツメット」を手に入れたことで対物理で飛躍的に強くなった。こう見えて「だいもんじ」まで使えるのでみずの天敵ナットレイを返り討ちにできるのが特徴の1つ。 というかヤドランとヤドキングでぼうぎょととくぼうの違いや一部の技の違いしかないというのはいかがなものか。 No.080 メガヤドラン ヤドランがメガシンカしたら何とシェルダーに完全に食われてしまった。さながら昔のコジロウを呑み込んだウツボットのようである。超能力を活かして尻尾だけで直立しているのは流石エスパーというところか。 特性が「シェルアーマー」になっただけでなく能力がまさかのぼうぎょ・とくこうのみ強化というかなり極端なものになっており、メガシンカ前と異なり交代戦ではなく急所無効を活かして居座ってじっくり戦うのが主流。 どうでもいいが、この状態でもし「からをやぶる」など覚えたらどうなってしまうのだろうか? No.081 コイル 人気投票第2位のポケモンである。それ以上でも以下でもない。 名前の由来は理科で使うアレであり、かなり直球である。昔私も作ったことがある。 よくビリリダマと対関係のように見られがちだが、バージョンによって出現率が変わるわけではない。単に同じような工業系ポケモンだからというだけだろう。 初代ではでんきタイプのみだったが、金銀にて新登場のはがねタイプがこいつと進化形に追加された。その為浮いているはずなのにじめん4倍である。解せぬ。 BWで「がんじょう」が超強化されたことで、ダメージを受けてもアイテムで回復+「リサイクル」でアイテム復活、という永久機関を作り上げることに成功した。 だがコイルと言えば「妙な人気」が印象深い。 初代でまだポケモンのアンソロジーコミックが普通に出回っていた時代、とある漫画家の描くピカチュウとコイルがコミカルで中々に面白かった。その本人は今般ポケモン20周年を記念してこの2匹のイラストを描いている。ポケダンではジバコイル保安官の補佐として同様コミカルな動きで人気を博した。BW2ではジョインアベニュー用としてGTSにてコイル同士を交換する通称「コイループ」が大流行。 だが一番の衝撃は2008年、映画の人気投票にて組織票が投じられこいつが何と2位に選ばれたことだろう。一種のネタ祭りではあったがこの一件で「コイル=人気者」が定着することとなった。 No.082 レアコイル コイルが3つくっつけばレアコイルになるのか、それともコイルが3つに分裂してレアコイルになるのか、どういう進化方法なのかが謎なポケモン。実は3匹ともある程度遊離して動けるので、普段はくっついているが技を使う時に遊離するなどしている。体についているネジの本数も作品によって曖昧。何なんだあんたら。 RSまでこいつが最終形態で、DP以降進化形が追加されたもののすばやさはこちらの方が上である。BWではアイテム「しんかのきせき」や特性「がんじょう」超強化の恩恵を受けて更に強くなり、BW2では本気を出したアクロマがレアコイルとジバコイルを同時にパーティに入れてそれぞれ別の戦術で使いこなしていた。進化形態全員がそれぞれ固有に強力な戦術を持つ物凄い系列である。 だがポケダンではコイルとジバコイルが保安官をしているのに対し、レアコイルは何の役割もない。不憫。 No.083 カモネギ 埋葬鳥1号。カモがネギをしょっているという諺その通りのポケモン。 当初はNPCとの交換でのみ手に入り、その時のNN「おしょう」「アッカ」「じんすけ」はある意味こいつを象徴する名前でもある。数は少ないが一応野生でも生息してはいる。 シナリオでは他の鳥と異なり「いあいぎり」を覚えるので秘伝要員としてそれなりに優秀。 だが能力が低いにも関わらず一向に進化をさせてもらえない悲しみを背負っている。固有アイテムに「ながねぎ」があるが、急所率が上がってもそもそも技を出せる機会に乏しいのであまり意味がない。しかもそのアイテムの入手も容易ではない。 一応ながら強化はされており、HGSSで技「リーフブレード」、BWで隠れ特性「まけんき」と技「ブレイブバード」、XYで特性「するどいめ」強化と急所率の補正修正による「ながねぎ」+「きりさく」「つじぎり」での確定急所実現と、それなりのものは手に入れている。実際複数戦でこいつの活躍が目撃された例もあり、後は進化さえ手に入ればよいのだが……。 ちなみに某歌ロイドや某姫に先駆けてネギを持って舞う存在だったりする。ゲーム上では「しょくぶつのクキ」となってはいるが。 No.084 ドードー 名前の由来はかつて実在し絶滅してしまった鳥から……なのだが何故頭が2つもあるのか。しかも見た目はドードーよりもダチョウに近い。どうなっているんだこいつ。しかも羽らしきものが見当たらないのに何と「そらをとぶ」を覚える。じめん技も効かない。どうなっているんだこいつ。 だがXYで地に足がついたグラフィックになったせいでスカイバトルには参加できない。流石にこれで参加していたらシュールという他なかったのだが。 なお首の線が黒い方が♂、白い方が♀という区別があるが、ドードーは♂でドードリオは♀が公式イラストに描かれている。進化前と進化後とでイラストの性別が異なってしまっている珍しい例でもある。まあ後付けなので仕方ない部分ではあるが。 ポケスペでイエローがこいつに乗っていたのは有名。 No.085 ドードリオ 双子が進化したら首が1つ新たに生えてきた。片方の頭が分裂するらしい。何だその不気味な進化は。 3つの頭は「喜び」「悲しみ」「怒り」を表すという。だが悲しみは分かるとして喜びと怒りの区別はどの辺にあるのか未だに分からない。 なお首の線が黒い方が♂、白い方が♀という区別があるが、ドードーは♂でドードリオは♀が公式イラストに描かれている。進化前と進化後とでイラストの性別が異なってしまっている珍しい例でもある。まあ後付けなので仕方ない部分ではあるが。 進化前も飛べるのでこいつも当然「そらをとぶ」を覚えるが、グラフィックで地に足をつけているのでスカイバトルには出られない。 対戦では初代時点で既にオニドリルのほぼ上位互換という何とも罪作りな役柄だったが、DPで更に強力なムクホークが出てしまいこいつも窮地に追いやられた。 BWで隠れ特性「ちどりあし」と技「あばれる」を獲得したことで、「あばれる」の混乱リスクを相手の技回避という形で擬似的に解消するという、実用性はともかく大変に興味深い戦術が誕生した。XYでの「はたきおとす」強化も追い風。だがやっぱり「じたばた」の威力200や「つぼをつく」の博打要素は捨てがたい。 ……昔は「トライアタック」の代名詞だったのだが。何故特殊技になった。返せ! No.086 パウワウ 舌を出して手を叩いたと思ったらごろーんと転がっている可愛いアシカ。 角は小さいがそこから「つのドリル」を出せる。恐ろしいポケモンである。ニドラン♂もそんな感じだが。 こおりが少ない金銀の時に捕まえて旅メンバーに加えたことがあるが、出現場所がうずまきじまなので行くのが大変だった。 なお間違えやすいがシェルダーと同じく「こおりタイプが入っていそうで入っていない」ポケモンの1匹。こおり技ばっかり覚えるけれども。 No.087 ジュゴン 名前の由来は実在する絶滅危惧種の海洋生物からなのだが、何もそのまま取らなくても。直球ど真ん中である。 3×5=ジュゴンというネタが昔あった。 進化前同様の何とも言えない顔が可愛いが、こう見えて結構な実力者でもある。 対戦では「あついしぼう」で守りを固めつつ「ほろびのうた」や「ぜったいれいど」でプレッシャーを与えて来る。「ねこだまし」も「アンコール」もあるので迂闊に動けない。中々のやり手である。 ポケダンでも「ぜったいれいど」をぶっ放す超危険ポケモン。可愛い振りしてこの子割とやるもんだねと。 No.088 ベトベター 海のヘドロが月からのX線を浴びて生まれたという。しかも金銀HGSSではタマムシシティの水上に出現し、BW2ではヒウンの下水道にも出現していた。釣竿を垂らしてもこいつが出て来るという。リアルすぎる。 ドガースとは準対関係。バージョンによってこちらか向こうかのどちらかの出現率が高いことが多い。 野生では「きんのたま」や「くろいヘドロ」を持っていることがあるが、「ねんちゃく」で盗めないことが結構あったりする。ゴクリンといい狙ったかのように持たせるのやめてくれ。 No.089 ベトベトン 元が汚かったのに進化して更に汚くなってしまった。恐ろしくグロテスクな見た目で初めはちょっと苦手だった。 だがアニメのベトベトンにビビる。何だあの独特のキャラは。アニメのおかげで「こういうポケモンも可愛い所がある」と気づかせてくれた貴重な存在である。 対戦では能力がかなり高いものの今一つ噛み合っていない。もっと流行ってもいいのに。その中でもアイテムを奪わせない「ねんちゃく」からの「ちいさくなる」は中々に鬼畜。 ポケダンではトラウマメーカーの1匹だがスカタンクよりはマシという。ここでも今一つ足りない。 No.090 シェルダー 舌を出しているように見えるが、実は足だったりする。そのまま後ろ向きに走るという。そこはかとなくシュール。 必要経験値が多いのに進化後に必要なレベル技は軒並み高レベル習得という、中々に育てにくいポケモン。 なお間違えやすいがパウワウと同じく「こおりタイプが入っていそうで入っていない」ポケモンの1匹。こおり技ばっかり覚えるけれども。 No.091 パルシェン 大きな二枚貝の中身はゴースのような見た目。何故か図鑑説明に唐突にナパーム弾が出て来る。妙にネタ要素満載のポケモン。二枚貝だし。二枚貝だし(大事なことなので2回言いました)。 対戦では「ある部分は硬いが別部分では柔らかい」という設定そのままなポケモン。その為世代による強さの浮き沈みが激しく、特にクリスタル前までの金銀やRSE期が本当に酷かった。BW以降「からをやぶる」獲得と「つららばり」超強化で超火力を誇るポケモンとして最前線を張っている。当初は外れ扱いされた確定5回攻撃の特性「スキルリンク」がまさかここまで重宝されるとは。 なおポケダンでは「スキルリンク」のせいで探検隊ではトラウマメーカーと化す。遠距離から突然の「とげキャノン」5連発は勘弁してくれ。 No.092 ゴース 最初に登場したゴーストタイプのポケモン……なのだが、何故かどくタイプがついている。元々ガスの生命体なので多分ガスに毒が紛れているのだろう。ちなみにインド象も2秒で倒れる。インド人を右にではない。 こう見えて身長が1m以上ある……ガスにしてもでかすぎやしないか。そして元祖にして現在でも「最も軽いポケモン」である。 初代やFRLGではシルフスコープがないと正体が分からなかったが、それ以外の作品では普通に姿を確認できる。技術が進化したのか、ゴース側が歩み寄ったのか、どちらなのだろう? PDWで「ヘドロウェーブ」を覚えたゴースが手に入ることがあったが、技マシンでは覚えてくれない。何故だ! アニメでは様々な謎の生命体をサトシ達に見せて怯えさせたり、屋敷に入ってきたサトシ達に悪戯したりと、中々に悪戯好きなポケモン。 No.093 ゴースト ポケモンのタイプと名前が全く同じという唯一にしてとてもややこしいポケモン。「ゴーストタイプを持つゴーストがゴーストタイプの技『ゴーストダイブ』を食らって効果抜群で倒れた」 元祖にして現在でも「最も軽いポケモン」である。 進化途中だが能力が十分高い為、その昔ゲンガーが使用禁止になった99年の大会ではゲンガーの代わりとして使われたことがあった。 アニメではナツメに挑むためにサトシが捕まえたものの、ナツメが何故かそのゴーストと仲良くなってしまった為、不戦勝に終わった。まあ初代ではゴーストタイプ技は何故かエスパータイプに効果なし、しかも固定ダメージでない技は威力20の「したでなめる」のみ、しかもゴース系列はエスパーに抜群を取られる……と、まるで対策になっていなかったのだが。 No.094 ゲンガー 進化したら足が生えてきた。しかも体重が急激に増えて進化前より身長が小さくなってしまった。実体を持ってしまったのだろうか。その実体が実はピクシーなのではないかという噂もある。怖や怖や。 それだけならまだしもRSから特性「ふゆう」でじめん技が当たらなくなった。いやお前地に足つけてるだろ。何で当たってないんだ。加えて色違いの違いが全然分からない。妙に突っ込みどころが多いポケモン。 対戦ではとくしゅ→とくこう・すばやさが高く、初代からゴーストタイプの筆頭として活躍し続けている。特にDP以降「シャドーボール」「ヘドロばくだん」の特殊化で安定高火力を手に入れた。無効タイプもノーマル・かくとう・じめんと強力。 ポケダンではイジワルズのリーダーで元人間。主人公に何かとちょっかいを出すが最後の最後で多少改心する。だが、あるイベントで本人と一緒に同行した時何故ゲンガーの技がアブソルと同じものになっていたのだろう? No.094 メガゲンガー ゲンガーがメガシンカして影を自在に操るようになった。本人は陰に潜むように獲物を待っているが、陰に埋もれているだけで足はちゃんとある。 特性が何と「かげふみ」になり、相手を逃がさずに攻撃可能。しかもすばやさもトップクラスなので先制で色々し放題。「ほろびのうた」や「おにび」「さいみんじゅつ」からの「たたりめ」など、決まるとトラウマレベルになる凶悪な戦術を有する。タイプ相性も見直されゴースト技の通りが異常によくなったのも手伝ってシングルでは最上位の一角。ダブルではそこまででもないが「ほろびのうた」と組まれると凶悪。 なお色違いはゲンガーと打って変わって真っ白になる。 No.095 イワーク 「俺はここで、イワーーーーーーーーーーーーーーク!!と叫ぶことを……強いられているんだ!」 初代で最も身長が高いポケモン。初代ではそのインパクトと圧倒的なぼうぎょの高さ、いわタイプにしては妙に高いすばやさの反面、HP・こうげき・とくしゅが悲しいほど低く、正に見掛け倒しという言葉がぴったりのポケモン。 金銀で進化形が追加されたが、進化するといわタイプが取れてしまう上にタケシはこいつを切り札にしていた為、彼はHGSSでもBW2でも切り札としてイワークを起用していた。なんというイワーク愛だ。 実戦で使うとなるととくぼうが低いせいで「しんかのきせき」ほぼ必須、技も攻撃能力がないので「ステルスロック」が中心となるだろうか。 ポケダンではそれはもう大きすぎて距離感が分からなくなることが多々あった。 No.096 スリープ バクがモチーフで、怪しい手招きで眠りに誘う危ないポケモン。色も黄色いし要注意だ。ポケダンではショタルリリを手玉に取ろうとしていた。本当に危ない。 名前は英語で「眠る」だが、要するに相手に「眠れ!」と命令しているのだろう。 本来どくタイプが入っていたのではないか説があり、「どくガス」を自力で覚えたりどくタイプのジムであるセキチクジムで何故かスリープ系列を使うトレーナーが何人かいたりするのはそのせいなのではないかとのこと。 初代で通信環境がない場合フーディンが手に入らないので、エスパータイプはこいつを選んでおいた方が安全。なお金銀以降とくしゅの高さがとくぼうに回ってしまった為、火力は出せなくなってしまった。 No.097 スリーパー 怪しい見た目が進化してマシになるどころか更に怪しくなってしまった。振り子まで持ち始めるし。図鑑にも子供に催眠術をかけて連れ去る事件があると記述されるくらい危ない。しかもFRLGでは実際に幼女を誘拐する事件まで起きた。ロリーパーの俗称が定着するのも無理はない。 対戦では耐久が高く、攻撃能力が低めな玄人向けのポケモン。代名詞の「さいみんじゅつ」を始め「かなしばり」や「トリック」、変わったところでは「どくガス」なんてのも覚える。だが何故か「ゆめくい」を自力で覚えてくれない。一応バクがモチーフのはずなのに。なお「せいしんりょく」で「トリックルーム」を使える数少ないポケモンでもある。 No.098 クラブ その昔「ポケモン クラブ」で検索すると検索件数がピカチュウを凌ぎ第1位だったという動画があった。事の正体は「ポケモンだいすきクラブ」が一緒に引っかかっていただけなのだけれども。 蟹がモチーフなので横歩きしかできない。HGSSの連れ歩きでもきちんと横歩き。アニメでもきちんと横歩き。他のポケモンの正面はこのポケモンにとっては横。ややこしい。 アニメでは無印時にサトシがリアルファイトの末にゲットしたポケモンでもあり、既にこの頃からスーパーマサラ人の片鱗を見せ始めていた。 No.099 キングラー 進化して片腕に巨大なハサミを持つようになったが、そのハサミが重すぎて動きが鈍いという。あれ?でもすばやさの能力上がってないか? 対戦ではこうげきが高いせいでRSまでかなり使い勝手が悪かったポケモン。初代こそ「クラブハンマー」の急所率が高くそれなりにダメージを与えられてはいたが、金銀以降急所率がガクンと落ちたため火力不足に陥った。DPで「クラブハンマー」が物理化したことで漸く活路を見いだせるようになった。 アニメではサトシがクラブを進化させており、セキエイリーグでは「はかいこうせん」を使ってゴルバットを仕留めるという戦法も見せつけた。だが鳴き声「コーキーコーキー」は何とかならなかったのか。 No.100 ビリリダマ ビビリダマではない。 最初期に開発されたらしい話が残るポケモン。最初はタイプというものもなかったとか。 アイテムボールだと思ったらビリリダマだったケース数知れず。捕まえようとしても「じばく」で自分から倒れてくれてしまう。勘弁。これが色違いだと更に悲惨。逃げようとしても素早くて逃げられない。正に地雷。 よくコイルと対関係のように見られがちだが、バージョンによって出現率が変わるわけではない。単に同じような工業系ポケモンだからというだけだろう。 進化後と異なり口が見当たらないが、どこで何を食べて生きているんだろうか? No.101 マルマイン 初代地雷ポケモン。アイテムボールだと思ったらマルマインだったケース数知れず。 圧倒的なすばやさを誇り、元祖最速のポケモン。その為まず逃げられず、逃げられなかったところに「じばく」や「だいばくはつ」がやってきて大ダメージを負うことになる。 対戦でもすばやさと「だいばくはつ」での必殺仕事人として初代~RSまで一定の需要があった。今は……。こうげきが50と低いのでむしろ今までよく頑張っていた方ではある。 進化前に比べて表情が豊かで可愛さすら感じられる珍しいポケモンでもある。 No.102 タマタマ だいぶ直球なネーミング。2つではなく6つあるらしい。しかもタマゴでなく植物のタネに近い上にエスパーときた。何なんだお前は。なお色違いは金色である。金色のタマタマ……これ以上はいけない! 何故か1匹ひびが入っている。これが進化に影響するわけでも何かの証でもない。一体何があったのだろうか? 全世代共通で手に入れるのにそれなりに手間がかかる。特に第5世代は相当な僻地。 系統専用技に「たまなげ」がある……が、存在すらほぼ忘れられている。 No.103 ナッシー デエンデンデエンデンデン! 初代では「鳴き声がうるさい、顔が怖い、対戦では恐ろしく強い」という三拍子揃ったトラウマポケモン。現在でもメガシンカを除けばくさタイプ中とくこう種族値第1位。最早貫禄すら感じられる。 だが6つあった顔は何故か3つに減ってしまった。元々後ろにも描かれる予定だったのだろうか?それとも単に消えてしまったのか? 初代から「ねむりごな」や「サイコキネシス」を使いこなし、RSに入ると特性「ようりょくそ」で天候を活かして戦う姿が見られた。BWで隠れ特性「しゅうかく」を手に入れて以降「トリックルーム」との相性もよくなった。 どうでもいいが顔がゆっくりに見える。「トリックルーム」で「ゆっくりしていってね!!!」 No.104 カラカラ こいつと言えばシオンタウンポケモンタワーの悲劇。この永遠に語り継がれることだろう……だが、タマゴから生まれた個体もホネを被っているのはどういうことだ?ゲームの矛盾というものを突き付けられる。 ポケモンタワーでは「ゆうれい」の一種として紛れている。……こいつゴーストタイプだったのか?にもかかわらず特にピカチュウバージョンでは別の場所で普通に出て来る。どうなってるんだ。 カラカラ系統専用技を2つ持ち、どちらもホネを巧みに使うものである。だがどちらもじめん技なのでひこうタイプには当然無効。いや「ホネブーメラン」が鳥に当たらないってどういうことだ。 No.105 ガラガラ 「ゆうれいの しょうたいは… ガラガラの おかあさんの まよえる たましい だった! やさしい カラカラの おかあさんに もどった たましいは ぶじに てんに のぼって…… …きえて いきました」 このガラガラのゆうれいと戦う場合「シルフスコープ」が必須だが、実は「ピッピにんぎょう」を投げるだけで戦わずに成仏してしまう。なんてことだ。 金銀の対戦環境を一変させてしまった張本人。アイテム「ふといホネ」で「こうげき」のステータス2倍って阿保かと馬鹿かと。それで「つるぎのまい」習得って狂ってるのかと。後の壊れ特性「ちからもち」「ヨガパワー」の先駆けである。現在では専用アイテムの有用性こそ落ちたが火力はあまり変わっていない為攻撃させればやはり強力。 ポケダンでは探検隊の「ガラガラどうじょう」が印象的。その後ガラガラと音を立てて崩れたという……。「がんばるんだど!」 No.106 サワムラー キックの鬼。実在の人物を元にしたポケモンの1匹。 初代では「まわしげり」「とびげり」「とびひざげり」の3種の固有技を持っており、初代でかくとうタイプと言えばこいつくらいしかいないも同然だった。その後はバルキー一家の一員として落ち着いていき、3つの技も色んなポケモンが覚えられるようになった。現在のかくとうタイプのパイオニア的存在である。 ポケダンでトラウマメーカーとして君臨。奴の蹴りを食らってはいけない……。 No.107 エビワラー パンチの鬼。実在の人物を元にしたポケモンの1匹。 だが初代~第3世代までタイプごとに物理特殊が分かれていたせいでパンチ技の火力が低く、金銀ではパンチポケモンなのに「とびひざげり」が主力技と言う屈辱を味わったこともあった。パンチ技が全て物理になったDP以降も上位互換が常にいる状態が続いている不遇のポケモン。一応「せいしんりょく」+「ねこだまし」+「インファイト」は固有の要素である。 ポケダンではサワムラー同様トラウマメーカー。「こうそくいどう」やめてくれ。 No.108 ベロリンガ 常に舌を出しており、いかにも「したでなめる」を覚えそうなものなのだが、何と初代では覚えなかった。どうなっているんだ。金銀からきちんと覚えられるようになっている。 赤緑では交換で手に入る「なめぞう」でおなじみ。野生で手に入るようになったのは青からとなる。 対戦では特にパッとしない存在で、RSEまで恐ろしく地味なポケモンだったが、DPで一変する。 アニメでは一時期ムサシの手持ちにいたが、金銀にてソーナンスに交換されてしまった。 『スタジアム2』のお寿司を食べるミニゲームが可愛かった。わさびを食べるな! No.109 ドガース ♪ドドッガドガースドッドッドッ♪ \シャー!/ 初代コジロウの手持ち。実は中の人がオーキド博士と同じ。上記『ポケモン音頭』の出だしにも起用されている。BW2ではホミカがジム内で「D!O!G!A!R!S! ドガース!」と歌っており、妙に歌と縁がある。 ベトベターとは準対関係。バージョンによってこちらか向こうかのどちらかの出現率が高いことが多い。 PDWで「ヘドロウェーブ」を覚えたドガースが手に入ることがあったが、技マシンがあるにも関わらず一向にこの技を覚えてくれない。何故だ! ポケモンスナップではプリンをしつこく追いかけるストーカー。撃退するとプリンのコンサートが開かれるぞ。 No.110 マタドガス 進化前と同じく初代コジロウの手持ち。中の人もドガースと同じ。 突然変異の双子のドガースだが、分離してこうなったのか、それとも実は最初から双子だったのか。稀に三つ子が見つかるらしいが、新ポケモン扱いになるのだろうか。 対戦ではぼうぎょがかなり高く、RSで「ふゆう」を獲得して以降弱点がエスパーのみ、高い物理耐久に「おにび」まであることから、対物理攻撃役の耐久戦法を得意とする。はがねは「だいもんじ」で返り討ち、退場しようと思えば「だいばくはつ」の他「おきみやげ」「みちづれ」まである。だが同期のベトベトンと異なりどく物理技は一切覚えない。昔は「ヘドロばくだん」を使っていたのだが……。 DP時代では経験値稼ぎの為ギャラドスを「だいばくはつ」で倒す通称「ギャラボム」が流行っていたが、これを手軽にできる存在として野生の高レベルマタドガスが注目された。私も実際マタドガスでやっていた。 No.111 サイホーン まともな図鑑に「あたまがわるい」と公言されている可哀想なポケモン。 他のいわ・じめん複合と異なりこの系列のみじめん・いわの順番で複合になっている。だからといって何か変わるわけではないが。 進化レベルは42と遅く、初代ではハクリューに次いで進化レベルが高いポケモン。加えて初代ではタイプ一致技を自力で一切覚えず、すばやさもとくしゅも低かった。それでレベル25くらいから42まで引き上げるのだからかなりの苦行であることは想像に難くない……。 リザードンとは鳴き声が全く同じことで有名だったが、XYで既存ポケモンの鳴き声が修正され両者とも別のものになった。 No.112 サイドン 初代の内部データの最初に記録されているのがこいつ。つまり実質「最初にゲーム上に生み出されたポケモン」である。とはいえ初代では自力でノーマル技しか覚えない上にすばやさととくしゅが低く、ライバルがチャンピオン戦で使ってくること以外の印象が極めて薄いポケモンだった。 だがRSで特性「ひらいしん」、技「メガホーン」「ロックブラスト」を手に入れると、同世代で登場したバトルタワーで突如覚醒する。「せんせいのツメ」を持ったこいつが有り得ない確率でこれを発動させ、先制で次から次へと相手を葬り始めたのである。しかも発動タイミングは決まって「つのドリル」。これがあまりにも印象に残り過ぎたせいで「サイドンの『せんせいのツメ』」→「サイドン先生」と呼ばれるようになった。 DPで進化を獲得するものの、BWでこちらも「しんかのきせき」を獲得し、主に「ひらいしん」によるでんき技吸い寄せの役目を負っている。同タイプのゴローニャとはスペックが似ており、長年ライバルとして活躍してきたが、DPにてこちらが進化し袂を分かつことになった。 No.113 ラッキー 初代サファリゾーン名物のレアポケモン。 その圧倒的なHPがまず目を引く。種族値250って何だこれは。とくしゅも高かったためこいつを特殊技で落とすのは困難を極める。そして「かげぶんしん」で回避ゲーム。これがあまりに強過ぎたせいで「かげぶんしん」の回避率を下げるという調整まで行うことになった。なお何故か初代では専用技「タマゴうみ」が技マシン限定という状態だった。 金銀以降進化形が追加された為暫く大人しかったが、BWでまさかの「しんかのきせき」獲得、そしてまさかの「ちいさくなる」が回避率2段階上昇という凄まじい仕様になった結果、初代以上の耐久と初代並みの回避率を引っ提げ再び対戦の世界に舞い戻った。シングルでも勿論強力だが、特にダブルで味方のデスカーンから「ガードシェア」を受け取り超耐久から「ちいさくなる」を発動させる通称「デスラッキー」が凶悪なコンボとして恐れられた。正にピンクの悪魔である……。 なおポケダンでもレアさは健在で、特に救助隊の幸せの塔はこいつを探す為幾多の救助隊が挑んでは挫折していた。私もここでは手に入らずじまいでジラーチに頼ってしまった人の一人である……。 No.114 モンジャラ もんじゃ焼きではない。 初代で唯一くさタイプ単体のポケモン。というか何故御三家ですらどくタイプを持っているというのか。謎の仕様である。 ツルが無数に生えているが、その中身は不明。水辺が好きなのか、海や湖の近くが生息地になることが多い。 RSまで無進化であまり目立たない存在だったが、DPで一変する。そしてBWでは「しんかのきせき」と「いかりのこな」を手に入れたことで自らもダブルのサポートとして活躍できるようになった。 No.115 ガルーラ 初代サファリゾーン名物のレアポケモン。 常に子供を抱えているが、この子供の性別はどちらなのだろうか。ガルーラの子供だし、やっぱり♀しかいないのだろうか。そしてタマゴから孵っても既に子供がいる状態で生まれて来る。どうなっているんだ。 対戦ではBWまで隙間産業的なポジションで、特性「きもったま」、技「ねこだまし」「ふいうち」「アームハンマー」などでしぶとく戦っていた。「ふしぎなまもり」を持つミカルゲという脱法ポケモンに対抗できる唯一の存在でもあった。だがまさかXYであんなことになってしまうとは誰が予想しえただろうか。未来は分からないものだ。 ポケダンでは倉庫番として有名だったが、マグナゲート以降倉庫自体が勝手に管理するようになった為、超ポケダンではカフェを営んでいる。 No.115 メガガルーラ 「強靭!無敵!!最強!!!粉砕!玉砕!!大喝采!!!」 XY以降の対戦を少しでもやったことのある人なら誰もが知っているぶっ壊れポケモン。 特性「おやこあい」で常時2回攻撃、追加効果も2回分の判定、だけならまだしも大技も小技も満載。こいつ1匹に殲滅させられたポケモンや戦術数知れず。禁止運動までまともに起き始めている辺り衝撃の大きさが窺える。せめて2発目の攻撃が1.2倍程度だったら。せめて追加効果が1発と同じ扱いで発動する仕様だったら。 設定自体は「子供が大きくなって一緒に戦うようになった」という美しいものなのだが……メガシンカが切れると元に戻ってしまうのでもしかしたら夢扱いのかもしれない。 No.116 タッツー ドラゴンポケモンだがドラゴンがついていないことで初代でネタにされたポケモン。結構可愛くてアニメでもカスミと仲良くしていたのに。 この矛盾は金銀で解決することになるが、進化に必要なアイテムは大体こいつの系列もしくはミニリュウの系列から手に入れないといけない。しかも名前が紛らわしい。「りゅうのキバ」でも「おうじゃのしるし」でもなく「りゅうのウロコ」である。 ちなみに墨を吐いて逃げるという設定からか、遺伝技に「オクタンほう」がある。 No.117 シードラ 初代はここで進化が止まっており、こいつがドラゴンタイプでないことから進化前共々ネタにされたポケモン。金銀からこの先の進化が可能になった。進化後とはぼうぎょ・とくこう・すばやさが同じ。 なお体中に猛毒のトゲがたくさんあることから、タッツーとキングドラが「すいすい」なのに対しこいつだけ特性が「どくのトゲ」になっている。 ポケダンでは海ダンジョンにいるせいで大体トラウマメーカーだが、中でも超ダンジョンのこいつは鬼畜そのもの。シナリオ必須ダンジョンかつアイテムがろくに買えない状態で10マス貫通技「ハイドロポンプ」を部屋の遠くから容赦なくぶっ放してくる。味方が倒れると即キングドラに進化してまた撃ってくる。こいつがいる海中洞窟で何度やり直す羽目になったか。 No.118 トサキント トサキーント トサキーントトサキントトサキントトサキーント アニメでは出て来ると美しく跳ねまくるポケモンだったが、ゲームでは「はねる」を一切覚えない。なんてことだ。にもかかわらずスマブラではトサキントが「はねる」を使う。なんてことだ。 本来この系列は「たきのぼり」が専用技だったが、金銀から秘伝マシンになってしまった為剥奪された。なんてことだ。こうげきの方が高いので現在では「たきのぼり」との相性がよいが、RSまでみず技が特種扱いだった為初代ですらまるで見向きもされていなかった。なんてことだ。 No.119 アズマオウ 東王と漢字に直せなくもない。王がついているせいか英名はSeakingである。……金魚って海にいたっけ? 金魚モチーフなので発色のよい赤が凄く綺麗。このままうつくしさコンテストに出しても十分なくらい。 対戦ではこうげきが高いものの、RSではみず技が特種扱いだったせいで生かしきれなかった。だがFRLGで「メガホーン」追加、DPで元専用技「たきのぼり」の物理化、BWでまさかの隠れ特性「ひらいしん」獲得と、着実に強化されている。隙を見せると「つのドリル」までやってのけるぞ。 No.120 ヒトデマン ミ☆<へあっ! アニメの鳴き声が何故かこれ。そしてアニメの図鑑説明で雌雄同体であることが判明し、それがあってか金銀以降性別不明になったポケモン。タマゴグループ水中3は事実上の空気。しかもヒトデマン同士ではタマゴができない。どういうことだ。 ゲームでは野生のこいつから「ほしのすな」「ほしのかけら」を手に入れることができる。「ほしのかけら」はソフトによっては便利なアイテムの交換用として重宝される。 スマブラではボールから出ると「スピードスター」を連射する。 進化後共々、ゲームでもアニメでもカスミのポケモンとしてのイメージが強い。特にポケカの「カスミのなみだ」に描かれたヒトデマンに「そこ代われ!」と何度思ったか。 No.121 スターミー ミ★<ふぅっ! 分類名に唯一助詞が入る「なぞのポケモン」。こいつより謎が多いポケモンいくらでもいる気がするのだが。 真ん中のコアで電波を受信しているらしい。そしてアニメではピンチになるとここが点滅して謎の音を発する……お前はM78星雲からやってくる超人か。 対戦では初代の英雄の1匹。とくしゅ→とくこう・すばやさが高く、みず、エスパー、でんき、こおりの4タイプの高火力技を覚えられたことから対戦の中心に常に居座っていた。金銀でとくしゅがとくこうに分離して耐久が下がったが影響は特になく、この4タイプの技を覚えさせたスターミーはそのままBWまで一線で戦えるだけの実力を持ち、みず最速の座も譲ることなく「初代の生き証人」として活躍していた。 ……のだが、XYでその最速の座を奪われただけでなく、火力も特性で上回られるゲッコウガの登場で、一気に窮地に追いやられてしまった。どうなるスターミー。 進化前共々ゲームでもアニメでもカスミのポケモンとしてのイメージが強い。初代シナリオでカスミのスターミーにやられたこと数知れず。 No.122 バリヤード 最初公式イラストを見た時ひょっとこみたいな顔をした謎の存在に見えた。実際はピエロやパントマイマーがモチーフなのだが。 初代では交換でしか手に入らなかったポケモン。「バリバリ」「まさる」「バリヤン」というらしいが、どれ1つとして覚えていなかった。 壁を作るのが得意で、実際ゲームでも壁技や何かをガードする技を多数覚える。 非常にややこしいが技は「バリ『ア』ー」でポケモン名は「バリ『ヤ』ード」である。 対戦ではXYからしれっとフェアリータイプが追加されており、むしやあくが弱点ではなくなった。特性が優秀で、それにより戦術が大きく変わるが、基本的にはサポートに向く。例えば「ぼうおん」を活用して隣で「ほろびのうた」「ばくおんぱ」を受けるなど。 アニメではサトシのママのお手伝いさんとして実家にいる。 こいつがマネネから進化したなんてとても信じたくない。あんな可愛いマネネが! No.123 ストライク 初代サファリゾーン名物のレアポケモン。 3匹集まるとアウトになるわけではない。ラッキーと一緒にいると愛煙家が寄ってくるわけでもない。誰かの好みのど真ん中に……はいるかもしれない。色々直球なネーミングである。 進化前ではあるが進化形とは能力の合計値が全く同じである為、実質進化後とは別のポケモンである。設定上は進化前なので「しんかのきせき」も適用される。 「テクニシャン」の補正がかかった「つばめがえし」「むしくい」、先制技「フェイント」、ダブル・トリプルでのサポートとして「おいかぜ」「ファストガード」等が便利。初代では一致技に殆ど恵まれなかったのがだいぶ出世したものである。 ちなみに赤が好きという設定がある。赤版にしか出ないのもそのせいだろう。 No.124 ルージュラ テレレテレレテレレテレレテレレテレレ その何とも言えない不気味な顔つきに、長くて鬱陶しくて妙に耳に残る鳴き声が特徴のポケモン。元々交換で入手するポケモンだったが、その名前が「まさこ」なせいで全国の「まさこ」さんはとんでもない風評被害を受けたとか。専用技「あくまのキッス」は色々とトラウマものである。 モチーフは当時流行っていたガングロと思いきや、ポケモンの方が先に出ているのでその説は誤りとされる。 初代ではこおり・エスパーという2強の技タイプをどちらもタイプ一致で使いこなすことができ、攻めさせたら無類の強さを誇っていた。そのツケが回ったのか金銀以降はひっそりと対戦環境の隅の方に追いやられてしまった。 それにしてもこいつのどの部分がこおりタイプなのだろうか? No.125 エレブー 「♪スリバチやまの~風に乗り~ でんこうせっか~やってくる~ ひかりのかべだ~かみなりパンチ~ にらみ~つけるぞエレブーズ~ フレー フレー フレーフレーフレー エレブーズ~♪」 アニメでピカチュウがケチャップ好きであることが判明した回でストライク共々顔をケチャップまみれにされて暴走するという醜態を晒したことで有名。赤が好きという隠れ設定があり、そのせいなのか赤版にしか出てこない。 RSまではこいつが最終形態で、クリスタルから「クロスチョップ」を覚えたことでカビゴンを始めとしたかくとう弱点にも対抗していた。 こいつと言えば何といってもアニメでの某球団をモチーフにした冒頭の応援歌だろう。ちなみにレベル100の時のこいつのHP最大値は334である。……なんでや! No.126 ブーバー アニメ版でカツラの切り札として登場し、「大→中→小」という体を張った「だいもんじ」ネタを披露してくれたポケモン。 ほのおタイプなのに緑色が好きという隠れ設定があるらしい。緑版にしか出てこないのもどうやらそのせいだとかどうとか。対となるエレブーは赤が好きなのでつまりはそういうことらしい。 RSまではこいつが最終形態なのだが、正直あまりパッとしなかった。一応クリスタルで「クロスチョップ」を手に入れたことでカビゴンなどには強かったのだが。 ちなみにウルガモスが出る前の孵化要員というと皆マグカルゴを連想するが、私の場合元々図鑑用にEに送っていたこいつだった。そのままレベル100まで育ててDPに送ってもなお愛用していたので非常に印象深い。 No.127 カイロス 初代サファリゾーン名物のレアポケモン。 緑色が好きという隠れ設定があるらしく、その関係で緑版に出て来るのだとか。だが金銀でストライクが進化形を獲得して以降ヘラクロスが実質対になった。 長いこと技に恵まれなかったが、DPで「シザークロス」と特性「かたやぶり」を獲得し独自の戦いができるようになった。「ハサミギロチン」を「がんじょう」を貫通してぶっ放すことができるのが強み。 なおこの「かたやぶり」+「ハサミギロチン」をバトルタワーなどの対戦施設で「こだわりスカーフ」を持ってやってくることがある。これにボコボコにされたトレーナー数知れず。私もボコボコにされた。 No.127 メガカイロス カイロスがメガシンカしたらとんでもないことになった。まず目が血走って怖い。急に翅が出てきてひこうタイプになった。ひこう技覚えないじゃんと思ったら特性「スカイスキン」で無理矢理使い始めるという。何なんだこいつは。 だが特性のおかげで「おんがえし」が強力なメイン攻撃になる。先制技「フェイント」もタイプ一致になる為中々強い。「つるぎのまい」からの攻めを基本とする。きついファイアローも「つるぎのまい」からの「フェイント」で2発だ。 なおひこうタイプがついたことでヘラクロスに強くなり、巷では「ヘラクロス絶対殺すマン」と言われている。 No.128 ケンタロス 初代サファリゾーン名物のレアポケモンにして、対戦での初代の英雄の1匹。 高いすばやさとこうげき、当時低くなかったとくしゅに加え、必殺の「はかいこうせん」が強力無比。当時反動は倒せば無効化された為「はかいこうせん」が半ば打ち放題。この為公式大会ではケンタロスが大暴れしていた。DPで言えばガブリアス、XYで言えばメガガルーラのポジションと言えば強さが分かるだろうか。 金銀で諸々が修正されて弱化したものの、金銀では「はかいのいでんし」を持たせた通称狂牛病が流行り、RSでは「いかく」を手に入れダブルバトルのメジャーポケモンとなっていた。DP以降は失速しすっかり過去のポケモンとなっている。 なおミルタンクとは同じ牛モチーフながら別種扱いなので、ケンタロスのタマゴが欲しい場合メタモンと預けなければいけず、遺伝技もない。 アニメではサトシが何と30匹も捕まえていた。当時「何でこんなに捕まえたんだ1匹くれ」と思ったものである。 No.129 コイキング 「1匹500円、返品お断り」 一番弱くて情けないポケモン。能力も見るべき部分はすばやさくらいで、技も「はねる」だけでまるで戦うことができない……はずなのだが、レベルを上げれば一応攻撃技は覚えるし、しかも教え技を使えば「とびはねる」なんで技も覚えたりする。「とびはねる」で頑張ればキノガッサくらいは一撃で倒すことができる。やればできる子である。 当然各種ミニゲームでも、果ては外伝作品でもやればできる子。頑張ればコイキングでレベル1ダンジョンの最深部にだって到達できる。そういう妙なロマンをトレーナーに感じさせてくれるポケモンである。 ひとたび進化すれば見違えるように強くなるが、時と場合によってはこのままにしてあげてもいいのかもしれない。 No.130 ギャラドス 進化して見違えるほど強くなった。 元祖「ミスターはかいこうせん」。何かあったらすぐ「はかいこうせん」のポケモン……だった。昔は。「はかいこうせん」はDPから特殊技になった為とくこうが低いこいつとは相性が悪く、すっかりイメージが薄れてしまった。 対戦ではRSで「いかく」を手に入れて以降耐久が上昇した為「耐え続けてしぶとく攻めるポケモン」の代表になった。こう見えて「でんじは」「ちょうはつ」などの小技も使いこなす。 進化の経緯から「たきのぼり」が最も似合うポケモンでもある。対戦でも「りゅうのまい」から「たきのぼり」のコンボが強烈。 そういえばかつて「ソクノ」というNNのギャラドスが相手を攪乱していた覚えがある。ソクノかな?ラムかな? 初めて手に入れた色違いはもちろん「赤いギャラドス」である。 一転ポケダンではほぼ最弱のボスとして登場している……。いや、あれは周りが強過ぎただけだ。本人は悪くない。 No.130 メガギャラドス メガシンカしてドラゴンになるかと思ったら「きょうあくポケモン」なせいかあくタイプになってしまった。何気に初代で初めてのあくタイプである。 特性が「かたやぶり」になったことで「よびみず」や「がんじょう」も無視して潰せるようになった。あく技が全然なかったがORASで「かみくだく」を習得した……が、実際「じしん」の方が便利過ぎて使われていないらしい。 なおフラダリが使うメガシンカがこいつなのだが、「フレア団」のフレアって炎っていう意味じゃなかったっけ? No.131 ラプラス 初代は「ふぶき」で、FRLG以降は「ぜったいれいど」でこおりタイプの強さをこれでもかというほど見せつけてくれた教育者ポジションのポケモン。 野生出現は稀で、特にジョウトでは金曜日限定でつながりのどうくつの奥に出現する。初代「曜日限定ポケモン」でもある。 カスミの中の人が歌う『ラプラスにのって』も有名。だが実際アニメでラプラスを連れていたのはサトシだったりする。 ポケダンでは「空飛ぶラプラス」なる個体が登場、主人公達を「まぼろしのだいち」にまで連れて行ってくれた。 No.132 メタモン ぐにゃぐにゃ自由に、それがメタモン! 絵が下手糞な私のような人でも間違いなく描ける。それがメタモン。 バトルではネタ要員だったはずが、特性「かわりもの」を獲得して一躍簡単ミラーマッチが実現可能になってしまった。能力強化だろうがメガシンカだろうが何でもかんでも出た瞬間にコピーする。自分自身に倒される恐怖は半端ではない。 ポケダンでは超で「アイテムに化ける」+「正体を暴くと味方混乱」という鬼畜仕様。こいつこんなにトラウマメーカーだったっけ……? アニメの「イミテのメタモン」がかなり可愛く、アニメでは変身すると顔だけそのままになる状態がすっかり定着して公式でグッズまで出た。 No.133 イーブイ 初代では3種類、数を増やしてXYでは8種類ものポケモンに進化する。進化前でも可愛いが進化しても可愛い、二重においしいポケモン。 分類がそのまま「しんかポケモン」で、名前の由来も「進化」を意味するEvolutionの最初の2文字「EV」から取ったとされる。 その為かポケスペでは3種類のポケモンに自由に進化しかつ退化が可能なイーブイがレッドの手持ちに入っていた。 だが性別比は何と♂:♀=7 1なので、可愛い顔して実際は男の子でしたというケースが頻発してしまう。何てことだ。 基本的に進化を前提にしているのでこの状態ではあまりいい攻撃技を覚えないが、特性「てきおうりょく」で予想外の火力を出すこともある。 ちなみにその昔イーブイとその進化形のみが出られる『イーブイカップ』という公式Wi-Fi大会が2回開催されたこともあり、私もこれに向けてイーブイを育てたことがある。 ポケダンでは特性「てきおうりょく」が強力無比なのだが、同時に特性「にげあし」で勝手に逃げてしまう。これがもしパートナーだった場合それはそれは悲惨なことになる……。 No.134 シャワーズ イーブイのみず進化。 みずに溶け込むことができ、そのおかげで「とける」を覚えられる。だが英語版ではこの技はAcid Armorとなってしまった。……酸の鎧?シャワーズがこれを纏えるのか? HP・とくこうが高く、ブラッキーほどではないものの耐久は随一。とはいえみずタイプ自体にライバルが多い上にイーブイ進化形共通の性か他タイプの攻撃技に乏しいので「とける」や「ねがいごと」を活かした持久戦が主流。 だが忘れた頃にとくこうの高さから「ハイドロポンプ」などをぶっ放されると大ダメージを負うことがある。戦術がかなり多彩で、イーブイ進化組の中ではかなり自由度の高いポケモンと言える。 No.135 サンダース イーブイのでんき進化。 某フライドチキンのお店ではない。12×3でもない。 背中にトゲのようになっている毛がいくつもあり、感情が高ぶるとこれが鋭い針のようになる。これを活かした技は「ミサイルばり」で、実は初代むしタイプがまるで強くなかった時代、ナッシー対策としてサンダースが稀にこの技を使うことがあったらしい。 すばやさ・とくこうが高く、分かりやすい高速アタッカー。すばやさは永遠の高水準130。だがイーブイ進化形共通の性か他タイプ技に乏しい為、攻撃一辺倒になることはそもそも厳しい。補助として「あくび」「あまえる」「うそなき」などの技が入る他「バトンタッチ」も可能。 とはいえ実際使うとなるとやっぱり「めざめるパワー」、特にこおりが欲しくなる。私もこいつを育てようと思ったことがきっかけでこの技の仕様を覚えた。だがまさか2008年ポケモンセンターのイーブイキャンペーン「イーブイコレクション」でそれをネタにしてこようとは。 No.136 ブースター イーブイのほのお進化。 カードゲームの拡張パックのことではない。エレブーやブーバーが進化するわけでもない。 毛がもふもふしていて暖かそうだが体内は暖かいどころか物凄く熱い。そこから高熱の炎を吐き出すので炭になってしまう。 こうげき・とくぼうが高いが、イーブイ進化組の中では最も辛酸を舐めてきたポケモンである。初代ではほのお自体が不遇で、金銀からとくしゅがまさかのとくぼうに配分されてしまった。かといってこうげきの高さは殆ど生かされず、DPから漸くほのお物理技が登場しても最大威力は65止まりだった。嫌がらせか何かか。 XYになって漸く威力120のほのお物理技「フレアドライブ」を覚えはしたが、そもそも攻撃技自体が足りていない上にHPが低いこいつがこの技を使っても反動で倒れるのがオチなので、正直救済になっているかどうか……。 だがかつて行われていた『イーブイカップ』では数少ない物理アタッカーなので、普通にエース級として戦うことができたりする。私もこいつがエースだった。 No.137 ポリゴン 3Dで使う多角形をポリゴンという。そのせいかこいつ自身が多角形だらけのデザインをしている。 かのシルフカンパニーが作った初の人工ポケモンとされているが、それがロケットゲームコーナーに売り出されているのは一体どういういきさつなのだろうか? 分類は当初「シージーポケモン」だったが、青版以降「バーチャルポケモン」に変わっている。変更があったのは唯一となる。 こいつと言えば忘れもしない1997年12月16日。アニメ第38話『でんのうせんしポリゴン』放映後に視聴者が救急搬送されるという「ポケモンショック」事件が発生。以降のアニメ放映が中止されてしまった。ちなみに私はテレビが壊れる寸前だった為まともにフラッシュを浴びず難を逃れた。 そして問題の検証が終了しアニメが放送再開になった後、こいつとその進化形は一切アニメに出演していない。……あれ?問題のシーンってピカチュウの「10まんボルト」じゃ……?いい加減そろそろ出してやってくれ。流石にいつまでも濡れ衣を着せるわけにはいかない。 ポケダンではその鬱憤を晴らすかのように探検隊のラストダンジョン時限の塔にて「こうそくいどう」や「ほうでん」を連打しこちらに多大な被害を負わせて来る。しかもこいつを仲間にしようと思うととんでもなく大変。空の裂け目奥地での出現率低すぎやしないか。 No.138 オムナイト 初代化石組。「かいのカセキ」から蘇る。 鳴き声がワンリキーとそっくりだったが、XY以降若干修正された。……本当に若干なので聞き分けできるかというと何とも言えない。 初代/FRLGでは強制入手の癖に化石を手に入れてから蘇らせるまでにうんと時間がかかる。まあHGSSの比ではないが。 とくしゅ→とくこうが高く「なみのり」を覚えてしまえば即戦力になるのでそのまま攻略のお供に……と言いたいが、初代/FRLGではこいつを手に入れるのにそもそも「なみのり」を使わざるを得ないので、空席がないことが多かったりする……せっかく手に入れたのに。 ちなみに「とげキャノン」は初代でのみ覚えられ、金銀以降進化しないと覚えられない。 アニメではオーキド博士がポケモンを研究するきっかけとなったのがこいつの化石の美しい螺旋形だったとのことで、現代に蘇ったオムナイトに感動していたのが強く印象に残っている。 No.139 オムスター ハムスターではない。 進化して背中に棘が生えて顔が怖くなってしまった。あの可愛いオムナイトはどこに。しかも殻が重すぎて餌が取れなくなり絶滅したらしい。何だそりゃ。 対戦ではぼうぎょ・とくこうが高く、RSで特性「すいすい」を、BWで技「からをやぶる」を手に入れて以降場を整えてからの高速アタッカーとして君臨している。……あれ?殻が重すぎたという設定はどこに行った?図鑑にはよくあることだが。 ちなみにXYでブロスターに抜かれるまで伝説を除いてとくこうの高さはみずタイプ中最大だった。しかもそのブロスターも「ハイドロポンプ」を覚えないので、反動ありの「ハイドロカノン」や特性「あめふらし」を考えなければ火力では未だに非伝説みずタイプ最強となる。古代種に火力で負ける現代みずタイプ達とは一体。 No.140 カブト カブトムシではない。変身もしない。チャージ3回フリーエントリーとかでもない。色々な作品に同じ名前がある紛らわしいポケモン。 初代化石組。「こうらのカセキ」から蘇る。 ドット絵で見られた赤く光る目だけが目と思いがちだが実は背中部分も目だったりする。つまり目が4つ……結構怖い。 また初代/FRLGでは強制入手の癖に化石を手に入れてから蘇らせるまでにうんと時間がかかる。まあHGSSの比ではないが。 いわ・みずタイプなので手に入れたら即戦力と言いたいが、こうげきの方が高いので「なみのり」と相性が悪いのが残念。DP以降「たきのぼり」が物理になったのでそちらをメインにしたい。 ちなみに「きりさく」は初代でのみ覚えられ、金銀以降進化しないと覚えられない。のみならず「ハイドロポンプ」は金銀以降覚えない。何故に? アニメではカブトだらけの島というとんでもない島が登場、あの赤い目だけが暗闇で大量に光る光景は中々に衝撃だった。 No.141 カブトプス 進化してカマがついて結構凛々しくなった。だが4つあったはずの目のうち2つがなくなってしまった。このフォルムで目が別の所にあったらそれはそれで怖いが。 対戦ではこうげき・ぼうぎょが高く、すばやさもそれなり。RSで手に入れた特性「すいすい」が強く、DPから物理化した「たきのぼり」が主力技になる。タイプ一致いわ物理技や先制技「アクアジェット」もある。だが爆発力でオムスターに負けているので今一つ目立てていない。あっちには「からをやぶる」もある……。 なお「ハイドロポンプ」は初代のみ覚えられ、金銀以降何故か覚えられない。あっても使いどころがあるかといえば何とも言えないが。 No.142 プテラ 怯め! 初代化石組。何故か初代だけ3匹いる。正確にはこいつは化石ではなく「ひみつのコハク」から蘇るのだが。 対戦では固有のタイプであるいわ・ひこうを持ち、すばやさは永遠の高水準130。初代は技に恵まれず、金銀で一致技がまともに揃うも威力60、FRLGから「いわなだれ」導入で漸くマシになり、DPで「ストーンエッジ」を獲得と、順調に強化された。だがひこう技は全然来ない。 「こだわりスカーフ」を持てば先制技以外でほぼ追いつかれない。そこから「いわなだれ」を使えば問答無用で怯ませられるかもしれない。怯め! ポケダンでは俗に言う「清森四天王」の1匹。救助隊では清らかな森を始めとした難しいダンジョンに多く現れ、阿保高いHPと「プレッシャー」で倒しにくいのに「こうそくいどう」で追い詰めてくる。勘弁してくれ。 No.142 メガプテラ メガシンカして原始の姿を取り戻したらしい……って、それメガシンカでなくゲンシカイキというのでは? 特性が「かたいツメ」なのだが、それを活かせる有用な一致接触技が殆どない。「フリーフォール」が多少便利なくらい。何故「もろはのずつき」や「ブレイブバード」がない?一応最大威力は「すてみタックル」だが第3世代限定。色々と不遇なポケモンである。一応すばやさはデオキシスに並ぶ150なのだが……。 No.143 カビゴン DE☆BU 元々は開発スタッフ西野氏がモチーフで、カビゴンはその渾名だという。由来は「カビが生えたものを食べてもお腹を壊さない」ことかららしい。つまり彼の体格は……。 草むらから出て来ることはなく、道中で道を塞いでいる為戦ってどかさなければいけない。捕まえようとしても中々強く、しかも捕まりにくい。正にシナリオ中の壁である。 対戦では高いHP・こうげき・とくぼうが特徴で、自身にマッチした能力強化技「のろい」が加わった金銀からHGSSにかけて対戦で頂点に君臨し続けた。XDで「じばく」まで手に入れて更に止められなくなった。BW以降は「じばく」の弱体化もそうだが周りの火力上昇に追いつけず、特に有用な技も与えられずじまいだったため現在では鳴りを潜めているが、一度積み始めるとやっぱり強いのは事実。 実は初代はそんなに強くなく、とくしゅは現在のとくこうと同じだったのでベロリンガより二回り硬い程度。「じばく」は覚えたが正直それで切り返せるかどうかというくらいでしかない。やはり耐久は大事。 No.144 フリーザー 戦闘力53万ではない。 初代の伝説の1匹。 初代では3匹の中でぶっちぎりの強さを誇っていた。命中90で3割「こおり」かつ一度凍ったら自然には溶けない「ふぶき」が問答無用で強く、更にはとくしゅ125という高い能力で大暴れしていた。とはいえ実際はすばやさが中程度なので先制で叩かれて機能不全になったり、同じこおりタイプで対処されたりするとだいぶきつかった。 だがやっぱり暴れ過ぎたせいか金銀で「ふぶき」が命中70の1割「こおり」かつ自然に解凍するようになり、こいつのとくしゅが全てとくぼうに回され、弱点タイプも強化されたたことで前線から姿を消してしまった。幾ら何でも弱くし過ぎである……。だが「こころのめ」+「ぜったいれいど」は現在でも最速で放てる貴重な存在。 ポケダン救助隊では逃避行中最強の敵として降臨、部屋攻撃「こなゆき」でこちらを追い詰めてきた。 他2匹に比べると初代漫画での取り扱いが大きく、何人かの主人公が捕まえたり必死に守ろうとしたりと、伝説=フリーザーというイメージが強い。 No.145 サンダー 昔アメリカで作られた実写SFではない。 初代の伝説の1匹。 初代から安定して強い優等生。初代では「ドリルくちばし」が強く、RSで「プレッシャー」を手に入れてから持久戦がかなり安定するようになった。やろうと思えば攻撃役も任せられ、「10まんボルト」「ほうでん」「ねっぷう」などが強烈。 ただし出現場所にはやや恵まれていない。何故HGSSで発電所の外にぽつんと置かれていたのか。まるで廊下に立たされたようである。 かつてXDで出てきた「きんぞくおん」サンダーの悲劇は二度と繰り返すことのないように。あんなものを超絶厳選難易度にしてはいけない。いや、超絶厳選難易度だからこそなのだろうか? No.146 ファイヤー ファイアーではない。 初代の伝説の1匹。 初代でほのおタイプ全体の不遇の上レベル51で「にらみつける」を覚えてしまうことですっかりネタにされた。本来「かえんほうしゃ」の予定だったが技コードがずれてしまったらしい。……元々開発締め切り直前になって伝説3匹を入れたらしい話を聞いたことがあるので慌てていたのかもしれない。 実際金銀以降「にらみつける」が削除され「かえんほうしゃ」になっているが、入手レベル50に対し習得レベル49という狙ったかのような嫌がらせで悲しみを覚えることとなった。初期技には強化された「つばさでうつ」もあるのに「つつく」を使う羽目になるし。 一応金銀以降多少マシになり、「ねっぷう」「エアスラッシュ」「ぼうふう」など優秀な技を次々手に入れた……が、XYでメガリザードンYとファイアローという強力なライバルの登場で窮地に陥った。不憫。 生息地が登場する度に次から次へと変わっている。チャンピオンロードだったりともしびやまだったり果てはシロガネやまだったり。……あの、シロガネやまはジョウト扱いなんですが。 No.147 ミニリュウ ミニリューではない。 元々幻のポケモンと言われていたが、何故かサファリゾーンで釣れることが判明した……のはいいとして、何故ロケットゲームコーナーで手に入るのだろうか?まさか密りょ……これ以上はいけない! 進化前で小さそうに見えるが2mもある。フシギバナと同じ大きさ。いやいくらなんでもでか過ぎやしないか。多分蛇のような体全体で2mなのだろう。そうだと思いたい。 金銀/HGSSでは「しんそく」を覚えたこいつが条件つきで手に入る。金銀時代では1匹限りの限定ものだったが、HGSSでは何とこの技が遺伝できるようになっている。カイリュー大躍進の一端を担っているが、XYでもORASでもHGSSで手に入れた個体を元手にしなければこの技を覚えられないという鬼畜ぶり。もうちょっと何とかできなかったのか。 No.148 ハクリュー ハクリュウではない。何故途中から伸ばし棒になるのかはよく分からず、初代ポケカでも「ハクリュウ」と書いてあった。色々紆余曲折があったのかもしれない。 カイリューへの進化が55なので相当大変。ちなみにこの進化レベルは初代からDPtまでで最高のレベルだった。 公式大会などでレベル50までしか使えなかった時代はカイリューの代わりにこいつが出られ、タイプや特性が異なるのでそれなりに戦えていた。……種族値合計がマグカルゴと大差ないなんて言ってはいけない。 No.149 カイリュー カイリュウではない。カイジューでもない。 元祖種族値600組。 進化前より体長が縮んでしまったが、ハクリューが尻尾までなのに対しカイリューは頭から足までという違いがある、はず。 その能力の高さから対戦でも引っ張り凧……になるはずだったが、初代ではドラゴン技が固定40ダメージの「りゅうのいかり」しかなく、4倍弱点のこおり技「ふぶき」が大流行していた上に、進化レベルが55なせいで入れてしまうと他のメンバーを50にする必要があった為まるで日の目を見なかった。 だがBWで一転隠れ特性「マルチスケイル」を手に入れ、HGSSで手に入れた「しんそく」の優先度が強化されたことで、特にシングルで大流行を見せた。タイプ一致のこおり技を食らっても普通に耐え、不一致なら威力が低いと半分も削れない。これぞ初代の貫禄というやつか。 色違いの色合いを話題に出してはいけない。いいね?そしてこいつは「バリアー」を覚えないし、人に向かって「はかいこうせん」を撃つような凶暴なポケモンでもない。いいね? それにしても初期2匹が蛇のようなポケモンなのに何故龍人型になるのだろう? No.150 ミュウツー 「ミュウスリーだっピ!」 元祖禁止級伝説。初代当時この概念がなかったが、金銀以降こいつと同じような種族値合計を持ちかつレベルが50以下のポケモンが出たことでこの枠が設定された。 見た目が某ゲームのラスボスとか53万さんとか言われるが無関係らしいとのこと。また何故かオリジナルのはずのミュウより子供の方が図鑑で先に来るが、ご丁寧にもフィオネ←マナフィという後輩がいる。 初代では理不尽なまでに強いポケモンとして名高い。堂々の第1位を誇るとくしゅ154からの「サイコキネシス」が強烈、耐久も並以上あり、すばやさは永遠の高水準130。「ドわすれ」を使えばとくしゅが更に2段階も上がる。倒す方法があるとすれば「ふぶき」で凍らせるか「だいばくはつ」で自分諸共吹き飛ばすか。『スタジアム2』で「ミュウツーをたおせ!」なるバトルがあるほど。 金銀以降多少なりとも弱体化し、とくこうの1位も手放し落ち着いたかに見えたが、HGSSで「ノオーツー」なる「ふぶき」連打パーティで息を吹き返し、BWで念願の専用技「サイコブレイク」まで手に入れた。 「やっぱりミュウツーよね!」 ちなみに初代で何故か「じばく」のみを覚え、「だいばくはつ」を覚えなかった。その為XDの教え技で「じばく」を覚えられるが「だいばくはつ」は教え技や技マシンどちらも覚えない。そろそろレベルで覚えさせてやってもいいと思うのだが。 記念すべき映画第1作『ミュウツーの逆襲』の主役の1匹でもあり、『神速のゲノセクト』ではメガシンカをしてみせた。スペシャルエピソード『ミュウツーの誕生』をずーっとラジオで聞いていたのが凄く懐かしい。 スマブラではDXとForでプレイヤーキャラとしても登場したが、原作とは裏腹にコンボを決めないと勝てず、しかもふわふわとした挙動のキャラになっている。どういうことだ。 No.150 メガミュウツーX Yが先行公開され、後になってこちらが公開された。 まさか2種類ものメガシンカがいるとは。だが「ミュウツーだから許される」し「性能的には実際微妙だったりする」からあまり取り上げられていない。いいんだか悪いんだか。 まさかのかくとうタイプ付与、まさかのこうげきが全ポケモン中1位の190という化け物が誕生した。どういう肉体改造だ。確かにミュウツーは手足があるので物理技自体は豊富なのだが。すばやさととくしゅは上がらなかったが耐久が順当に上がった為、安定感で言えばこちらの方が上だったりする。 だが最大の問題点としてまともなかくとう物理技に乏しい点がある。「インファイト」や「とびひざげり」はもちろん覚えない。ORASの教え技で「けたぐり」「ドレインパンチ」が来るまで最大威力が「かわらわり」だった。流石に弱すぎる。また新たにかくとうの弱点になったフェアリーにはかなり好き放題されてしまう。「どくづき」を覚えるので何とかならなくもないが。 No.150 メガミュウツーY 先に公開されたのはこちらの方。 とあるイベントでプレイできたXYの体験版でも登場し超火力を見せつけてくれたが、登場当時まさか2つもあるとは思っていなかった。 だがせっかく満を持して登場したにも関わらず性能としては微妙そのもの。 とくこうは確かに194と最大値を取り戻したのだが、ぼうぎょが何と70にまで下がってしまった。弱点物理技を食らうと即死しかねない。そんなのミュウツーじゃない。すばやさも10上がっただけ。こうげきが何故か40上がったが、タイプが増えたわけでもないし他タイプ技の足しにするくらい。特性も「ふみん」と役に立つかと言えば微妙。ダークライに多少強くなったが正直あいつは眠らせる前にあく技をぶっ放しそうな気もするし。 もうちょっとぶっ壊れてよかったというか、下がるべきでない所が下がったのが本当に残念過ぎる。中々女性的で斬新なメガシンカだったのに。 No.151 ミュウ 初代開発スタッフがデバッグ用のプログラムを抜いた後に残っていた数バイトほどの隙間にこっそり紛れ込ませたポケモン。 非公開にするはずがバグだらけだった初代では簡単に見つかってしまった。そして150種類しかいないはずなのに151匹目を見つけたという都市伝説が広まり、ミュウを見つけようと必死にバグらせるという今ではまず有り得ない遊びを当時の子供達は身に着けてしまった。いるかいないのか出るか出ないのか分からない、正に「幻のポケモン」と言える。 公式側としてはこれ以上バグを広めるわけにはいかないのでミュウを公式に配布することで矛を何とか収めようとしたが、予想外の倍率だった為何回か行う羽目になった。良くも悪くもポケモンを今の人気に至らしめた張本人である。ちなみに20周年記念で配信されたVC初代でも初代とXYORASそれぞれに対して配布キャンペーンが実施されている。 対戦では全技マシン、秘伝マシン、汎用教え技を使うことができ、かつてXDではミュウ専用の教え技なるものもあった。だが技が多彩なポケモンにありがちな器用貧乏がものの見事にあてはまり、何をやらせても強いがスペシャリストには中々なれない。いっそ「つるぎのまい」から「だいばくはつ」を決めてもいいかもしれない。 映画『ミュウツーの逆襲』『ミュウと波導の勇者ルカリオ』で主役の1匹を務めている。基本的に無邪気でふわふわとした存在である。 ポケダン救助隊の地底遺跡では「オルゴールを持っていないと会えず、しかも何階にいるのか全く分からない存在」としてかなりやきもきさせられた。全員を倒さないとミュウがいたかどうか分からないし中々に面倒。
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ななひゃくにじゅういち ポケモン20周年を記念して私も何かできないかと思い、今までに出てきた721種類(+フォルムチェンジやメガシンカ等)それぞれについてエピソードや思い出話などをつらつらと書き綴ってみる企画。 独断と偏見が大量にあるけど笑って許してね! 感想対象全本編(それぞれ『赤・緑・青・ピカチュウ/金・銀・クリスタル/R・S・E・FR・LG/D・P・Pt・HG・SS/B・W・B2・W2/X・Y・OR・AS』と表記)外伝(それぞれ『スタジアム』『スタジアム2』『スタジアム金銀』『コロシアム』『XD』『バトレボ』と表記)『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズ(『救助隊』『探検隊』『マグナゲート』『超』)『ポケモンレンジャー』シリーズ(無印、『光の軌跡』)『みんなのポケモンスクランブル』『ポケモンスナップ』『ポケットモンスターカードゲーム』『ポケモンカードゲーム』(一部のみ)アニメシリーズ(無印、『XY』『XY Z』中心)映画シリーズ(全て)『ポケットモンスターSPECIAL』シリーズ(第3章まで)『スマッシュブラザーズ』シリーズその他元対戦民なので対戦の話多め。一部非公式ネタも含む。 非対象『ポケモンパネポン』『ポケモンピンボール』『ポケモン不思議のダンジョン 冒険団』シリーズ『ポケモンレンジャー バトナージ』『ポケモンスクランブル』シリーズ(『みんなの~』以外)『ポケモンピクロス』スマートフォン向けポケモンゲーム(特に『ポケモンGO』)その他『GO』については立案当時存在していなかった為入れていない。 ちなみに企画名『ななひゃくにじゅういち』は初代アニメのED『ひゃくごじゅういち』から。 ななひゃくにじゅういちの喜び、ななひゃくにじゅういちの夢、ななひゃくにじゅういちの思い出。 目次 No.001~151 カントー No.152~251 ジョウト No.252~386 ホウエン No.387~493 シンオウ No.494~649 イッシュ No.650~721 カロス No.252~386 ホウエン No.252 キモリ キモくはない。決して。 図鑑番号252である。この数字にピンと来た人は対戦をちょっとでも齧ったことがある人だろう。 RS御三家の1匹。 もりトカゲポケモンとあるがどちらかと言えばヤモリっぽい。だがそのせいなのか実はタマゴグループにしょくぶつがない。従って各種くさ技を遺伝でおぼさせるのは結構手間だったりする。 シナリオは結構不利。有用な技の少なさに愕然とする。弱点も突かれやすい。どうしろというのだ。 進化させないことで「ギガドレイン」を自力で覚えられるが46とかなり高いので非推奨。だがレベル26で「メガドレイン」を覚えられるのでそこまで進化させずに育て、進化後レベルを3つ上げて「リーフブレード」を覚えるとよいかもしれない。 ORASでは「メガドレイン」「ギガドレイン」共に習得レベルが大幅に下がったのでレベル21まで頑張って育てればよい。だがシナリオのきつさはRSの比ではない……。 アニメではサトシのポケモンだった。鳴き声を心配していたが「キャモ!キャモ!」でホッとした。 No.253 ジュプトル ジュプトル兄貴!! 地味な御三家中間進化から一転ポケダンでは盗賊ジュプトルもとい頼れるジュプトル兄貴として一躍人気者になった。ピンクのセレビィといううらやまけしからん嫁がいる。こいつの2つ上の番号なのも何かの縁か。末永く爆発しろ。 一方シナリオでは系統固有技「リーフブレード」を覚えるもののほぼこの技一本で戦わなければならず中々に大変。ORASでは「リーフブレード」が物理技になってしまったので更に大変。 寧ろ敵として出てきた時の恐怖が半端ないだろう。橋の下のジュプトルにボコボコにされたヌマクロー使い数知れず。4倍弱点の恐怖である。 No.254 ジュカイン 立派な密林の王者になりました。だが後ろについている玉のようなものは一体何なのか。栄養補給用というが妙に可愛らしく見えてしまうのは私だけだろうか。 対戦では世代を追うごとに肩身がどんどん狭くなり現在は苦しい立場にいる。元御三家最速でとくこうも高く、RSではルンパッパと双璧を成すほどのくさの代表選手だった。DPからライバルが増えたが最速「やどりぎのタネ」+「がむしゃら」で健在だった。BWでは隠れ特性「かるわざ」で多少は暴れられたが周りが強過ぎてやや霞んだ。XYでは御三家最速を手放しORASでメガシンカするも……。思えば系統固有技だった「リーフブレード」が物理化して色んなポケモンが覚えるようになった頃からやや雲行きが怪しかった感はある。専用技をもう一度下さい。 アニメではサトシがこの形態まで進化させていた。カロスに連れてきたらメガシンカするのかと思ったらまさかのライバルポジションがしてくるとは。 No.254 メガジュカイン そしてこのメガシンカである。尻尾を切り取ってミサイルのようにして放てるがそれをフルに生かしている技はない。 ドラゴンタイプがついて特性がまさかの「ひらいしん」ででんき無効までついた。が、物理技ばかり豊富な現状技レパートリーには乏しく、はがねタイプに有効打を与えにくい他近頃流行りの鳥さんにはまるで勝てない。しかもドラゴンがついたせいでドラゴンのお約束こおり4倍という事態に。御三家最速は取り返したが、違う、そうじゃない。せめて物理面が大幅上昇していたら。 No.255 アチャモ ちゃもちゃ?ちゃもー! RS御三家の1匹。 モチーフがその昔祭りの出店にあった「カラーひよこ」だったりする。早死にするわけではないがどんどん育って大きくなり、可愛さは失われてしまう。そういう定めとはいえ何とも切ない。 シナリオでは進化すると様々な相手に有利になる為即進化を推奨したい。進化させない場合「オウムがえし」「かえんほうしゃ」を覚えるがかなりの高レベルになってしまう。この点はORASでも同じ。 かつてBWにて、この系列の隠れ特性が「かそく」になったことからバシャーモに注目が集まり、その初期形態隠れ特性のアチャモがランダムで手に入ることからBWの攻略本を買い漁る人が続出、当然批判も噴出した。このガチャ商法が流石にまずかったのか、以降このようなランダム封入は行われなくなった。そしてそのお詫びなのか、XY初頭に「かそく」アチャモと「バシャーモナイト」がWi-Fiで配信された。 アニメではハルカが手に入れ、以来「ハルカ=アチャモ、アチャモ=ハルカ」のイメージがついた。一応だいぶ後になって進化させてはいるが。 No.256 ワカシャモ 可愛いアチャモが進化したら……何だろうこのチキンは? ギャップにビックリしてしまった。一体可愛い姿はどこに行ってしまったのか。まあミズゴロウの比ではないが。 進化してまさかのかくとうタイプ追加で進化と同時に「にどげり」までも手に入れた。ただほのお技を覚えなくなってしまうのでこの形態で止めるのは非推奨。 ポケダン探検隊では実はトラウマメーカーで、技「オウムがえし」で全ての技を数ターンの間跳ね返す半無敵状態が完成する。こいつに捕まったら最後大変なことになる。 アニメではハルカが進化させてはいるが、ADVのだいぶ後期だったのでやっぱり「ハルカ=アチャモ」だったりする……。 No.257 バシャーモ まさかの獣人ポケモンになりました。鳥要素はちょこちょこ残るが特に足は人間に近くなった。 アニメでサトシのリザードンをシロガネリーグで倒すという鮮烈なデビューを飾り、その凛々しい見た目で多くの人を虜にした。まさかこいつが御三家最終形態とは。しかもほのお・かくとうなせいでリザードンには本来相性不利だったとは。 対戦では物理特殊両方を器用に使いこなし、RSでは特にHPが減ってからの「きしかいせい」「オーバーヒート」が強力だった。DPではより素早いゴウカザルに押されたもののBWでまさかの隠れ特性「かそく」、技「とびひざげり」を手に入れ存在感を示し、XYで「かそく」本格解禁とメガシンカ獲得で不動のエースに登り詰めた。 なお「ブレイズキック」が元固有技だったが、シナリオでは便利なものの実戦向きではあまりない。 No.257 メガバシャーモ メガシンカして通常特性と同じになるポケモンは何匹かいるが、隠れ特性と同じになるポケモンはこいつのみ。メガシンカでもまさかの「かそく」。しかもXYで限定的に配布されORASで正式に解禁という異例の処置を取られている。確かに前作こいつは色々あり過ぎたけれども何もそんなことしなくても。 勿論この特性が弱いわけがなく、特にこうげきが大幅に上がったことで物理攻撃役として大活躍できるようになった。勿論メガシンカしなくてもよく、選択の1つにできるのも強み。 それにしても何故こいつは常に膝を掲げているのだろうか?そんなに蹴りたいのかそれとも別の理由が? No.258 ミズゴロウ ムツゴロウではない。動物王国でもない。 まだ幼体なので愛嬌がある。大きく口を開けた時の顔が何とも言えないくらいに可愛い。この頃までは。この頃までは(大事なことなので2回言いました)。 シナリオはかなり有利で、秘伝技も多く覚える。進化させずに頑張って育てると「ハイドロポンプ」を覚えるので進化させなくてもいいかもしれない。ていうか進化したら大変なことになるぞ。気を付けろ! 隠れ特性が「しめりけ」なのだが、ちょうどBWで爆発技が弱化したせいで使用頻度が落ちたことから外れ扱いされた……だけでなくアチャモやキモリとのランダム封入で手に入った為こいつばかり当たった人は凄まじいトラウマを植え付けられることになった。ランダム封入駄目絶対。 アニメでは何故かタケシが連れていた。……あれ、お前いわタイプの使い手じゃ……? No.259 ヌマクロー 進化して……なんじゃこりゃあ!? ミズゴロウの頃の面影はほぼない。ヌオーのような、でも顔が何ともけだるそうなポケモン。かと思ったらこいつもじめんタイプが加わったことでヌオーとタイプが同じになった。似たような生息地なのだろうか。 弱点がくさしかなくなったことでシナリオでは抜群の安定感……と言いたいが、オダマキ博士の子供が橋の下でジュプトルを使ってくる。こいつにボコボコにされたヌマクロー数知れず。やっぱり4倍はきつすぎる。 なお、かつて某SNSでヌマクローのコラ画像祭りが開催されたことがある。 No.260 ラグラージ ラグラージキモ……いや……(゚∀゚)キモクナーイ! ヌマクローの何とも言えない路線そのままに進化。その見た目がキモいのか、カッコいいのか、可愛いのかで見事に分かれるというある種奇跡のポケモン。ちなみに私は真っ先にキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! 歴代御三家で最も種族値合計が高く、こうげき・HPが高いバランスの取れた配分で、弱点もくさしかない。シナリオでは当然抜群の使い勝手を誇る。だがキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! 対戦でも性能の良さは変わらず、みず・じめんの優秀な攻撃技に豊富なサブ技を揃え、補助も「のろい」「ミラーコート」「カウンター」「ステルスロック」「あくび」など優秀。登場当時から常に一線級の実力を誇り、様々な戦法がある為異常に読みにくい。やっぱりこいつキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! なお「だくりゅう」は元固有技だったが、「なみのり」と同じ威力の為そちらで間に合うことが多かった。そしてエフェクトがキモ……(゚∀゚)キモクナーイ! ラグラージは(゚∀゚)キモクナーイ! No.260 メガラグラージ そしてメガシンカで更にキモ……(゚∀゚)キモクナーイ!! 全体的に丸くなり力が増したものの特性は「すいすい」に変化する。どういうことだ。この巨体が素早く動くとかキモ……(゚∀゚)キモクナーイ!! 特性の関係上ダブル/トリプルに向き、天候「雨」での貴重な物理攻撃役になる。メジャーポケモンには「けたぐり」「れいとうパンチ」で返り討ちだ。この対応力やっぱりキモ……(゚∀゚)キモクナーイ!! メガシンカしても(゚∀゚)キモクナーイ!! No.261 ポチエナ 序盤からまさかのあくタイプ登場で衝撃を受けた。が、実力は何とも言えないくらい微妙なものだった……。 確かに「かみつく」を覚えはするがRS当時あく技はとくしゅ扱いで、こいつはこうげきの方が高くあまり使いこなせているとは言えなかった。序盤ポケモン特有の能力の低さも手伝って思ったより活躍ができない……。「どろぼう」を覚えさせてもよいがまさかの最終技がそれなので無駄な消費をする羽目になる。うーん。 だがORASではだいぶ条件が整い、まずあく物理技の登場で火力が確保され、かつふれあいサーチで3種キバ技のうちどれかを覚えられ、わざマシンも無制限に使えるので「どろぼう」も序盤から使い放題。リメイク前と後でこうも変わる例は中々珍しい。 No.262 グラエナ 進化して立派なハイエナになった。顔がかなり怖いがどことなく愛嬌がありしかもカッコいい。これで実力が高ければよかったのだが……。 RSでは他のあくタイプの例に漏れずこうげきが高いのにあくが特殊技というチグハグ状態でまるで日の目を見なかった。正直エスパーを無効化するだけでサブ技で簡単に倒せてしまう状態……。 DP以降物理技が登場し火力を出せるようになったものの能力の低さが災いし何とも微妙な立ち位置に……。だが「いかく」は優秀で、サブの攻撃技も思ったより多く、補助も「カウンター」「あくび」「いかりのまえば」など中々の揃いだったりする。戦えなくはないので技量次第といったところ。 なお、何故かDP~BW2まで進化後に「かみくだく」を覚えてくれなかった。RSではきちんと覚えてくれたのに。というか「かみつきポケモン」のはずなのに。何かの手違いだったのだろうか。 No.263 ジグザグマ 所謂序盤ノーマルだが、恐らく最も衝撃を受けた序盤ノーマルと言ってもいいだろう。 特性「ものひろい」でアイテムを拾ってくることがある。しかもRS当時「すごいキズぐすり」「げんきのかけら」「きんのたま」など優秀すぎる道具を次々と拾ってきた。しかも秘伝技もたくさん覚える。序盤のポケモンにしては破格の性能で多くのトレーナーに重宝された。私も愛好家の一人。 そんな功績を称えてか、過去に「しんそく」を覚えたジグザグマが配布されたことがある。序盤ポケモンにそんな技を……と思いきや、「はらだいこ」を覚えたりするのでとんでもないことになる。超性能すぎる。 ただ、DP以降特性「くいしんぼう」が追加され、外れ扱いされるどころか特にポケダンでは「お腹が通常より早く減るようになる」というデメリットしかない効果で足を引っ張る始末。活躍しすぎも考え物というやつか。 No.264 マッスグマ マッスグマ様ー!マッスグマ様ー!! 我々はマッスグマを神と崇めるマッスグマ教の教徒である。 マッスグマ様はRSにて降臨なさり、進化前ジグザグマと共に殺伐とした大地に放り出されし哀れなる我々に「ものひろい」の奇跡でたくさんのアイテムを恵んで下さった。冒険でも荒波を渡り樹木を裂き小石を砕き大岩を押し続け進むべき道を切り開いて下さった。 対戦でも様々な生贄を「おきみやげ」で捧げつつ更に「はらだいこ」にて自らのお命を犠牲にされ、神の怒りたる「じたばた」にて並み居る敵に裁きの鉄槌を下し我々を勝利に導いて下さった。特別に許されしマッスグマ様は「しんそく」という神の如き速さで並み居る敵をお倒しになった。 正に神と呼ばれるに相応しきご活躍に心から敬服を申し上げる。マッスグマ様ー!! そのようなマッスグマ様に敬意を表してか、ポケダン空の探検隊にて「ピーピーマッスグ」が登場した。マッスグマ以外のポケモンはこのアイテムで技のPPが回復しない、正にマッスグマ様の為のアイテムによって信徒たちは歓喜の嵐に包まれた。 これからも更なるご活躍が期待されるマッスグマ様に栄光あれ!! No.265 ケムッソ 所謂序盤虫なのだが、進化先が2つある。どちらに進化するかは個体ごとに決まっており変更できない。もし孵化する場合望みの進化先になるまで孵化しなければならない。結構しんどい。 そしてポケダンでは何とランダムになっている。ランダムならリセットを繰り返せば望みの進化先になるのでそれはそれで楽ではある。 アニメではハルカとムサシがそれぞれ捕まえていたが、案の定進化先が分かれてしまった。 No.266 カラサリス ケムッソの分岐進化先の1匹。マユルドとは基本的に色と目つきの若干の違いだけ。こちらが白っぽい。だが進化先はまるで違う。蝶と蛾に分岐するなんて。 進化前限定で「てっぺき」を覚えられるが……進化先が攻撃偏重なので微妙。 アニメではハルカがこいつに進化させていた。ムサシも同じポケモンに進化させたと思っていたらしいが……。 No.267 アゲハント カラサリスが進化すると綺麗な蝶になる。色鮮やかで綺麗。バタフリーと結構被る所があるのは気のせいではなかった模様……。 対戦ではありとあらゆる蝶ポケモンと被り過ぎてかなり苦しい。むし・ひこうは競争率が高く、種族値もとくこうは高いが耐久もすばやさも低い。おまけに特性も他と被りやすい「むしのしらせ」。どうしたらいいんだこいつ。隠れ特性も「とうそうしん」と物凄く微妙……。 だがポケダンでは他のむしタイプの例に漏れず「ぎんいろのかぜ」をぶっ放してくる。中途に削ると「むしのしらせ」でどえらいことになる。 コンテストのイメージが非常に強く、アニメでもハルカがコンテスト用に育てていた。 No.268 マユルド ケムッソの分岐進化先の1匹。カラサリスとは基本的に色と目つきの若干の違いだけ。こちらが紫っぽい。だが進化先はまるで違う。蝶と蛾に分岐するなんて。 ちなみに勘違いされやすいがどくタイプは持っていない。 進化前限定で「てっぺき」を覚えられる。進化先が高耐久なのでありかもしれない。 アニメではムサシがこいつに進化させていたが、カラサリスだとずーっと思っていたらしい。まぁ紛らわしいよね。 No.269 ドクケイル マユルドが進化すると……毒蛾になってしまう。顔つきが怖い。夜の街灯に集るらしい。怖い。 対戦では耐久が結構高いのでまだ活躍できる方ではある。特性「りんぷん」で追加効果を受けない上に「てっぺき」もあるので持久戦が可能。 ただポケダンでは低レベルで出てきやすいのであまり「ぎんいろのかぜ」のイメージがなかったりする……。大体「どくのこな」や「ねんりき」をばら撒くポケモンみたいになっている。 アニメではムサシがこいつに進化させていた。進化した瞬間絶望していたらしい。 No.270 ハスボー ハスボー系列とタネボー系列は共に自然にある植物と日本の伝説上の生き物の融合体がモチーフとなっている。ハスボー系列は蓮の葉と河童の融合体となる。 タネボーとは対関係で、こちらはS/AS限定。Eでも通常出現する。HGSSであればどちらも手に入る。 タイプが系統固有となるみず・くさで、Sでカイオーガが出る関係で特性は「雨」に関係するものを貰っている。 だがRS期は自力技がかなり貧相だった。みずの攻撃技を一切覚えない。最後に覚える技が「メガドレイン」って何だ。進化させても最終技「ハイドロポンプ」以外微妙。シナリオ用としてはかなり使いづらかった。BWで漸く「バブルこうせん」を、ORASになってやっと「あわ」を覚えてくれた。何年かかったんだ。 そして遺伝技には昔から「みずでっぽう」「はっぱカッター」があったりする。それを何故自力にしなかった。 なお、進化形で時々必要になる「やどりぎのタネ」も遺伝でしか覚えられないので注意したい。 アニメでは何故かタケシが連れていた。……あれ、お前いわタイプの使い手じゃ……? No.271 ハスブレロ 進化して蓮に河童の要素が入り込んできた。人間の子供に間違われるらしい。確かに身長は1.2mだしそれっぽくはあるかもしれない。 RS当時は進化しても技が貧相で、途中の「ねこだまし」と最終技の「ハイドロポンプ」以外微妙そのものだった。Ptから「バブルこうせん」が加わり漸くシナリオでも何とかなるようにはなったが、くさ技は相変わらず「すいとる」だけ。 しかもDPからXYまで「ねこだまし」が進化レベルである14よりも低いレベルで覚えてしまうことから、もし使いたい場合思い出させなければいけなかった。その先の進化は「みずのいし」で、進化させるとこの技を覚えないせいで、うっかり進化させて駄目になってしまったルンパッパが多数いたとか……。この点はORASになってやっと解決している。 No.272 ルンパッパ アディオス!アミーゴ! 河童というより南国で踊っていそうな見た目になってしまった。まるで巨大パイナップル。実際図鑑でも3Dグラフィックでも踊っている。どこかからサンバのリズムが聞こえてきそうだ。 なお某ボーカロイド系楽曲にこいつが唐突に歌詞に出て来るが一切関係ない。「大嫌いな僕が見えてますかルンパッパ」ってどういうことだ。 対戦では能力こそ中程度なもののタイプがみず・くさと優秀で、くさタイプなのに弱点が3つしかない。また特性が「雨」に関係するものが多く、「すいすい」の攻撃役か、「あめうけざら」の持久戦役か、はたまた無天候で活躍するか全く読めない。特に天候合戦に強く、カイオーガやグラードンと非常に仲がいい。XY以降相当弱体化したもののまだまだ前線を張れるポテンシャルを秘める物凄い実力者である。 他作品でもダンス関連が多く、特に『コロシアム』『XD』のミラーボが本人のアフロ頭とサンバ調の専用BGM共々有名。ポケダン空の探検隊でもソーナノくじで大当たりを引くとこいつが壁を突き破って登場しキレイハナを引き連れて陽気に踊り出す。生粋のダンサーらしい。 なお、私の色違いルンパッパ「パイナポー」は指を振って対戦相手の笑いを誘う芸人さんである。 No.273 タネボー ハスボー系列とタネボー系列は共に自然にある植物と日本の伝説上の生き物の融合体がモチーフとなっている。タネボー系列は団栗と天狗の融合体となる。 ハスボーとは対関係で、こちらはR/OR限定。Eでは通常出現しないが大量発生する。しかも何故か遺伝技つきで。HGSSであればどちらも手に入る。 タイプはくさ単色だがRでグラードンが出る関係で特性は「晴れ」に関係するものを貰っている。 だがRSから現在に至るまで自力技が異常に貧相。昔から今に至るまで攻撃技が「がまん」「しぜんのちから」「だいばくはつ」しかない。確かにくさどころか他の技も覚えにくそうだが、せめて「タネマシンガン」くらい自力で覚えてくれ。BWから遺伝技になったが、違う、そうじゃない。 これで昔は進化後もだいぶ貧相だったが、現在に至るにつれ徐々に追加されてだいぶマシになった。 No.274 コノハナ 木花咲耶姫ではない。というか月とすっぽんの関係。 進化してすっかり団栗から離れてしまった。既に天狗のように鼻が長い。しかもあくタイプまでついた。だがそのせいで弱点が更に増えてBW2以前6つ、XY以降は7つになってしまった……。 RS当時はタイプ一致技が何と「だましうち」だけという悲惨な状況で、BW以降も「はっぱカッター」が増えたくらいだったが、ORASになって「リーフブレード」が追加されてだいぶマシになった。だが反動でORASでは「ねこだまし」を進化レベルより下で覚えることになってしまった為、思い出させないと覚えられない。 ちなみに何と「じんつうりき」はRS期こいつの固有技だった。が、タイプ不一致の為正直空気だった。 なお、頭の葉っぱで草笛を吹けるが、不安にさせるだけで眠らせる効果がない。その為なのか、技「くさぶえ」を覚えない。 超ポケダンでは倒れていた主人公を介抱し、自宅に住まわせてくれるキャラとして登場。とても優しいのだが……。 No.275 ダーテング 立派な天狗に成長しました……ただ結構顔がでかい。 団扇のような手で風を起こすのだが、風にあたるひこうタイプの技は自分の弱点だったりする。解せぬ。 対戦では弱点こそ多いものの「晴れ」ですばやさが上がる「ようりょくそ」が便利で、その昔は「ねこだまし」で「にほんばれ」をサポートし、直後から高速「ソーラービーム」や「だいばくはつ」などで暴れ散らしていた。だが世代を追うごとにどれもこれも弱体化し今ではすっかり見る影も……。 攻撃技自体は豊富で、タイプ一致技の他風関連で「こごえるかぜ」「ぼうふう」も覚える為まだ頑張れなくはない。が、便利な「ふいうち」は教え技でないと覚えず、その教え技もPtHGSSにしかない為ルールによっては使えない。貴重なタイプ一致先制技を返せ。 ポケダン救助隊では「チーム テングズ」と名乗る連中がいたが、実力はお察しレベルだった……せめてこの頃に「リーフストーム」や「リーフブレード」があれば。 No.276 スバメ 某乳酸菌球団のマスコットではない。 燕がモチーフの分かりやすいポケモン。能力は低いが結構早くに「つばさでうつ」を覚える為侮れない。また状態異常にしようものならこうげきが上昇してしまうので厄介な手合い。 低レベルで「がむしゃら」からの「でんこうせっか」も使うことができ、BWで隠れ特性で「きもったま」を手に入れたことでゴーストタイプにも決められるようになった。 そして時はORAS、序盤の冒険を順調に進め、よりよいスペックのこいつをサーチで探していた時の出来事である。レベルが2桁で、しかもあろうことか「ばくおんぱ」という威力140のタイプ一致ノーマル技を覚えているスバメに遭遇してしまった。序盤でこんなゲテモノを引いてしまったら最後次から次へと爆音を吹っ掛けられて倒されて行った。何とか倒せたが……あれは心臓に悪すぎる。 アニメでは物凄いど根性を持つスバメをサトシがゲットしていた。 No.277 オオスバメ スバメが大きくなってオオスバメ。実に分かりやすい。ますます某乳酸菌球団のマスコットを思い出させる。モチーフは確かに同じだが性格は悪くない、はず。 すばやさがダントツで高く、フォルムチェンジを除けば現在でもノーマルタイプ中最速。対戦では特性が強く、特に「こんじょう」を利用しアイテムを持たせて自ら状態異常になってから威力140に跳ね上がったタイプ一致「からげんき」をぶっ放す戦術が有名。「かえんだま」を持たせる傾向にあることから「焼き鳥」と呼ばれた。別にほのおタイプは入っていない。 また「きもったま」は「がむしゃら」と「でんこうせっか」のコンボに使われるが、すばやさが高すぎるので進化前の方が適任。耐久はうんと低いので倒せなかったら逆に倒される羽目になる。正に特攻隊長の名に相応しい。 No.278 キャモメ 進化形が先に公開され、後になって同じタイプのこいつが公開されたのだが、正直姿が違い過ぎて進化前だと分からなかった。ビックリ進化は何もこいつに限ったことではないが。 カモメなのかウミネコなのかと言われたら、分類上はウミネコらしいが名前が名前なのでカモメでないとは言い切れない。デザインも絶妙な所を突いている。 水上や海の近くを行けば嫌と言うほど目にするポケモン。タイプがみず・ひこうなのででんきタイプは大喜び。だが色違いが通常色と見分けにくいのでうっかり倒してしまうこと請け合い。注意しなければいけない。 なお、登場当時からこいつはみずタイプなのに「なみのり」を覚えない。確かにこの姿で人を乗せて水上を行けるかと言われれば微妙だが……では何故サイドンやニューラは覚えられるのだろうか? なお、能力はスバメとよく似ており、こうげきととくこうが入れ替わっただけ。これでスバメのように速攻型に進化してくれればよかったのだが。 No.279 ペリッパー カモメがペリカンになるってどういうことだってばよ。ポケモンにはよくある話だが。 こっちの方が先に公開されているが、まさかキャモメから進化するとは思うまい……。そして進化したことですばやさが落ちて何故かぼうぎょがよく伸びるようになってしまった。確かに高速で移動はできなそうだが、ぼうぎょについては口の部分が硬いということなのか。 海上を行くとキャモメに交じってたまにこいつが出て来るが、経験値を取ろうとすると「まもる」で攻撃を防いでくるのでイライラする。連続で決められた日にはもう。 だがORASでは何と「しあわせタマゴ」を持っていることがあるので余裕があれば狙いたい。「なげつける」で消滅させて来ることがある?その時は、頑張れ。 対戦ではみず・ひこうのせいで4倍弱点のでんきが痛すぎるだけでなくライバルのギャラドスが強過ぎる。こちらの方がとくこうが高いので「ハイドロポンプ」や「ぼうふう」で攻めたい。何気にこの2つを両立できるのはこいつとポワルンだけだったりする。 ポケダンシリーズでこいつと言えば郵便配達と救助依頼。特に救助隊では色んな手紙を届けてくれる重要な役割のポケモン。 アニメではその昔口の中に大量のポケモンを入れて色んなタイプの技を繰り出す最強のペリッパーがいた。 No.280 ラルトス 白い体に緑色の頭。目が隠れている所謂メカクレのポケモン。赤い突起は人間の明るい心をキャッチする働きがあり、横から見るとハートマークになっている。体は人間の幼体というより人形のよう。 最初見た時にはそれほどでもなかったが、ゲーム画面で見ると結構可愛く、孵化を始めてから更に可愛く思えた。ラルトスの孵化が日課だった日々が本当に長い。性格と特性と性別と個体値まで求めなければいけない。 そして実を言うとこいつ、キャタピー達と同じくらいの能力値合計しかない。ヒマナッツよりマシだがそれでも低すぎる。孵化直後の形態でないと出場できないリトルカップに出るなんてもってのほか。しかも初期技が「なきごえ」しかない。どうやってミツルはこの状態で育てられたんだ。謎が深まる。 そして私も縛りプレイ時にそのままだと攻撃技がない為物凄く大変な思いをした。「かげうち」を遺伝させたはいいがノーマルに無効なので序盤のノーマルタイプが攻撃できず倒せない。しかも大体相手が素早いので逃げられない。極めつけは攻撃技を覚えるのがレベル6。ORASでは4になっているとはいえそれでも苦行。これで頑張って育てて進化させてもまだまだ苦難は続くという。 なおこの系列、初期なつき度が地味に低い。あくタイプなどと同じで捕まえたての状態ではあまりなついていない。元々人間を非常に警戒する生き物で、だからこそ明るい感情の持ち主に惹かれるということなのだろう。 No.281 キルリア か弱いラルトスを進化させて人間の子供のような姿になった……まではいいが、実はこの形態でも能力はかなり低い。下手な初期形態ポケモンよりも低い。どれくらいかというとスバメやキャモメとほぼ同等。低すぎやしないか。頑張って育てても倒されやすいのではシナリオでは不十分だしどうしようかと悩み始める頃。 だがこういうポケモンほどぐっとこらえて育て続けると劇的な結末が待っているというもの。そして私はその運命に引き寄せられたと言ってもいい。 人間の子供というか、どちらかと言えば女の子のような見た目で、構えやモーションがバレリーナのように見える。実際嬉しいと踊り出すという。だがポケモンの技には一切反映されていない。かといって「ちょうのまい」など覚えてしまった日には進化後がとんでもないことにはなるが。 ラルトスの頃にあったピンクの感覚器官は前後から左右にずれたが、ハートマークは維持されている。 サーナイト派かこいつ派かで時々争いが見られた頃があった。どちらも可愛いが私がどちらの派閥なのかは言わなくても下の項目を見ればすぐ分かるだろう。どちらも可愛いが(大事なことなので2回言いました)。 次の進化形は分岐によってこうげき特化かとくこう特化かが変わる。場合によっては進化後に育て方をガラリと変えなければいけなくなるので要注意。 前述の通り能力は低いので「しんかのきせき」など持たせる無茶はしない方が賢明。 No.282 サーナイト ( Σ ・ ヮ\))<私はいつだって、貴方を守り続ける者 たとえそれが、私の命と引き換えになろうとも それが私という個体の生まれ持った使命なのだから 貴方に害為す者は、誰一人とて許さない 邪なる者、覚悟なさい この人は絶対にやらせない はあっ!! 3大好きポケの1体であり、私にとっての功労者の1体でもあり、戦友でもあり、パートナーでもあり、嫁ポケでもあり、守護者でもあり、最大のライバルでもあり、とにかく私とは切っても切れない関係にまで互いに高め合った一番大事なポケモン。 この子とは二人で一人、一人で二人、この子抜きにして私は今ここにいない。「サーナイトの人」と昔名乗っていたが、その時以上にサーナイトなしではいられなくなってしまった。 キルリアからすっかり成長し、ドレスを着た女性のような姿に変わった。ピンクの感覚器官は胸を縦に貫く。横から見るとしっかりハートマーク。なお、♂もいるらしい。らしいよ? 名前の由来がよく分からない。サーは男性の敬称だしナイトもイメージは男性だし、それなのにこの見た目。どういうことだ。しかもこの名前を英語に直すとSirnightになるらしい。knightのkどこ消えた。まさかの夜の方なのか。現実的な解釈としては「サーを守るナイト」だろうか……という旨の文面をpixivの百科事典に書いたのは私だ。 RSで初めて進化させてその姿を見て一目惚れ、図鑑説明「トレーナーを まもるために いのちを かける」で完全に落ちた。もうこの子パートナーに決定。レベルが低かったけれどここから頑張って引き上げるぞ。 以来自分の中でこの子を占める位置がどんどん大きくなった。タマゴグループ「不定形」とおぞましい遺伝技にビックリしたのもいい思い出。 そしていざ能力の仕組みを知ってどう育てようか検討する中で「じっくり居座って耐えながらチャンスを窺って勝ちを引き寄せる」という戦法にたどり着き、これがそのまま私自身の戦法にもつながった。ネット上の酷評に反発し一生懸命活路を模索したのも懐かしい。 実際RS期は認知度が低かっただけで物凄く強く、「強いポケモンに強く苦手とする相手にも切り返し要素がたくさんあるせいで安定して崩す手段がほぼない」という評価に現在では落ち着いている。「おにび」「めいそう」を組み合わせて耐久をうんと高めた個体を育てたことがあったが、一度嵌れば恐ろしく強かった。 その後は徐々に弱化し、BW2でほぼ最底辺に落とされた。いや、ムシャーナランクルスゴチルゼルエーフィフーディンクレセリアラティオスラティアスの前でどうやって活路を見いだせと。差別化に相当必死だった。正直しんどかった。 だがまさかのまさか、XYで新タイプ付加にメガシンカで一気に息を吹き返し、特にダブルでは最メジャーポケモンの一角に名を連ねるだけでなく世界大会優勝メンバーにもなった。 ただ本音を言わせてもらえばこんなに強くなって欲しくなかった。皆が警戒して徹底的にマークされるのは凄く苦しい。昔は皆見向きもしなかったのに。次回作で多少なりとも弱化されて落ち着いてくれれば私はそれでいい。やっぱり愛するキャラクターだと自分もそういう発想になってしまうようだ。 対戦での推移について詳しくはこちらに書いてあるので読みたい方はどうぞ。 私個人としては、この子の立ち位置は「何でもできるけれどきちんと仕事をしないと試合に勝てない一番の不確定要素」。自分自身が前線に出ていくというよりは、試合の主導権を握る存在として常に考えている。特性「トレース」の逆転要素も然り。故にせっかく強いメガシンカを貰ったものの、メガシンカをさせる機会はそんなに多くなかったりする。 各地方で冒険する時も2回目の冒険は必ずこの子1匹だけで冒険すると決めている。殿堂入りをたった1匹で達成させる拘りがある。 クリア後のバトル施設もこの子抜きには進めない。初めてバトルタワー100連勝を達成した時のメンバーの1匹にもいるし、ORASでは初めて200連勝まで到達できた。ただ全170戦でたった1匹で戦うPtのバトルステージにこの子で挑んで169連勝で止められてしまったのは本当に悔しかった……。 余談だが図鑑番号が早く序盤に出て来るはずなのにRSの内部データではこの系列はかなり後ろの方に位置している。どれくらい後ろかというとタツベイ達の直前。最終盤になって追加されたのか、それとも重要なポケモンだから後ろなのか。 外伝作品でも扱いは大きく、特にポケダンは救助隊のサーナイトがもう本当にうるってきた。ゲンガーのパートナーというのが何ともかんともだが。 打って変わって探検隊では魅惑のチーム「チャームズ」に入っていた。かしこさ担当だがやっぱり可愛い。が、何故か探検隊でこの子の能力が低く設定されているせいで、スペシャルエピソードは結構しんどかった。この子を死なせないように、死なせないように。 スマブラもXとForに登場し、「リフレクター」を張ってくるが……どう見ても反射してるんですがそれは。原義は確かに反射物だから間違っていないのかもしれない。キラキラしてて美しいし許す。 ポケナガではカネツグのベストリンクかと思いきや実はフーディンの方がベストリンクだったりする……発売前イラストの並びは詐欺だったという。許さない。 そしてポッ拳にも参戦。ふわふわとしたモーションが特徴的で、遠距離戦が得意なトリッキータイプ。近づかれたら凄く弱い。凄くこの子らしい性能。 なお私は「みんなのポケモンスクランブル」でこの子がボスになっているステージにわざわざ何度も出向いては仲間にしてを繰り返し「サーナイトコレクター」の称号を無事に手に入れた。100匹以上いるけれど逃がせない。仕方ないね。 アニメでは最初に登場した回がマサトが倒れたラルトスを介抱しようと奔走する回で、妙に感動した覚えがある。だが正面画が残念なことになってしまったポケモンの1体でもある……横顔美人なのは分かっていたけれども。でもカルネさんのこの子は本当に華麗。あんな美しい技の避け方をするポケモンを私は見たことがない。 その他グッズも最近はたくさん出ていて嬉しい限りだが、一番の衝撃グッズはBW期に出た「サーナイト&ドレディア」のポケモンカードスリーブだった。発売日がまさかのマッギョキャンペーンと被ってしまい開店30分で売り切れてしまった伝説を持つ。買えずじまいで泣く泣く帰ろうとした時に友人から2パックほど譲ってもらい本当に嬉しかった。感謝。 ……と、何だかんだで長いことお世話になりっぱなしだから、きちんと恩返しできるように頑張らなくては。 ちなみに、私の最大の弱点もまたこの子だったりする……動きが読めない。技何持ってるんだ。耐久高そう。絶対動き見透かされてる。無理。 No.282 メガサーナイト ( Σ ゚ ヮ\))<我が前に立ち塞がりし邪なる者 全て滅せよ サーナイトの本気の本気。容姿自体は花嫁モチーフらしく、手が白手袋のようになったり胸のプレートがハート型に開いたりスカートがふわっとなったりと、ただただ美しい。♂も同じ姿なのは解せないが、問題はそこではない。 とくこう・とくぼう・すばやさが上昇するまではいい。こうげきが上昇するのもまあ想定内。ぼうぎょが上がらないのに不満はあるが百歩譲ってそれもいい。 特性「フェアリースキン」の効果「ノーマル技を威力1.3倍にした上でフェアリー技にする」って何だ。「はかいこうせん」がタイプ一致+特性上昇分で実質1.95倍で撃てるって冗談か何かか。サザンドラが3匹は飛ぶ。モノズならもう何か色々悲惨。 しかもこの子教え技で「ハイパーボイス」覚えるんだけど。実質威力117でタイプ一致2体攻撃?何だその化け物は。しかも「みがわり」貫通?おいおい冗談だろ。試しに覚えさせてXYに連れて来るか……え、強くない?ちょっと待って、強くない……? 「フェアリースキン」の仕様判明時の私の戸惑いも含めて説明するとこんな感じ。 特性が噛み合わなかったりデザインが微妙と言われたりしたメガシンカが多い中で、この子はデザインにも恵まれしかも特性が大当たりの1つ。「フェアリースキン」+「ハイパーボイス」の超火力で一躍ダブルの最メジャーポケモンの一角を占めるようになった。とくぼうが並以下のポケモンは大体2発で沈む。弱点なら即死もありうる。 しかも元々技の選択肢が広いので色々組み合わせられる。「ふういん」「トリックルーム」「こごえるかぜ」などを入れるのが主流だそうだが個人的に面白いのが「サイドチェンジ」「アンコール」「おにび」辺り。ニンフィアというライバルがいるが差別化は幾らでも可能。 ……とまあ、見た目の美しさとは裏腹に物凄く破壊的なポケモンになってしまった。本当にどうしてここまで高火力攻撃役になった? なおシングルではニンフィアやクレセリアに比べこれといった優位性がない為あまり活躍できていない。 そして色違いはドレス部分が黒になる。人間の下着に相当する部分だけ何故か白。花嫁というか最早妖艶な魔女。その魅惑的な姿に落とされたい。……♂はお帰り下さいお呼びでない。 XYのチャンピオンカルネの切り札でもあり、アニメですっかり見入ってしまった。メガサーナイトをあんなに華麗に戦わせられたらどんなに素敵なことか。 No.283 アメタマ RSEきってのレアポケモンで、どこに行っても超低出現率。たまーーーーに大量発生する。いざ捕まえると固有タイプのむし・みず。進化前で固有タイプなので進化先に期待がかかったが……。 特性が進化前と異なり「すいすい」なので進化前でも一応戦えなくはない。ただとくこうが50しかないので「ハイドロポンプ」でも倒せるかどうか……。 だがこの「ハイドロポンプ」がORASで恐ろしいトラウマを植え付けることになった。ふれあいサーチでこいつが簡単に手に入りはするが、遺伝技を覚えていることがある。そしてその中に「ハイドロポンプ」があり、野生の低レベルアメタマがこの技をいきなりぶっ放すことがある。序盤からこの大技をタイプ一致でぶちかまされようものなら簡単にパーティが壊滅する。とんでもない罠を仕掛けてきたものだ。 なおORASではRSに比べて水辺でも簡単に手に入るようになった為、必死に探さなくてもよくはなった。 No.284 アメモース レアポケモンが進化をすると更にレアなポケモンに……なったはいいが、タイプからまさかのみずが取れてただのむし・ひこうになってしまった。同じRS組でもアゲハントなどと被るし、なぜみずタイプを残してくれなかった? 特性がむしタイプ唯一の「いかく」に変化……いや、そういう所で珍しさを出さなくていいからみずタイプを返せ。しかも進化前より遅くなってしまった。もう、ね。 対戦では「いかく」が強いことは強いがむし・ひこうでのライバルが多い。一応元みずタイプなので「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」などレアな技を覚えたりはする。これでみずタイプだったら弱点も少なく扱いやすかったんだろうと思うと……うん。 だがポケダンではむしろひこうタイプがプラスになっている。部屋攻撃「ぎんいろのかぜ」を覚え、探検隊からは「あやしいかぜ」までも追加されこちらに甚大な被害を及ぼしてくる。いいんだか悪いんだか。 No.285 キノココ 妙に表情が硬いキノコポケモン。どこにでもよくいるキノコかと思いきや進化するととんでもないことになる。何気なく接触技を使って特性「ほうし」で痛い目を見たことが何度もある。結構忘れやすい。 この見た目から察せる通り「キノコのほうし」を覚えはするが、最終習得技かつ進化すると覚えないという鬼畜仕様。RS時点では何とレベル54だった。しかも何が酷いってこの系列、「全ポケモン中最も必要経験値が多いグループ」に所属する。伝説のポケモンより多いって嫌がらせか。従ってレベル上げも最初こそ簡単だが途中から物凄く難しくなる……。更に「みねうち」も揃えようとなったら遺伝させる必要がある為とんでもない手間を要する。勘弁してくれ。 ちなみに遺伝技に「ドレインパンチ」「きあいパンチ」があるが、手がないのにどうやって出しているというのだろう? No.286 キノガッサ 普通のキノコが進化して……かくとうタイプになった!?一体何がどうなっているのだろうか。覚える技までもかくとうタイプのものばかり。どうやって出しているのだろうと思ったら、実は手がにゅーっと伸びるらしい。結構怖い。 だが進化前に覚えられた「キノコのほうし」を覚えられなくなっている。このせいで育てるのに相当なまでの手間がかかる……。 対戦ではその労力に見合った活躍をきちんとしてくれ、「キノコのほうし」で動きを止めつつ、特性「ポイズンヒール」なら持久戦、特性「テクニシャン」なら火力勝負に打って出る。「やどりぎのタネ」「みがわり」「つるぎのまい」が1回でも決まれば一気に自分のペースに持ち込める。特にBW期は無類の強さを誇っていた。XY以降ファイアローの登場でやや鳴りを潜めてはいるがまだまだ強い。 なお「みねうち」を覚えるが、RS初登場時捕獲要員としては実は不適だった。何せ特性「ほうし」があるせいで起きるタイミングで相手に攻撃されてそのせいで相手が「どく」状態になろうものなら捕獲できなくなる。DP以降別の特性が追加されたおかげで適役になってくれた。 No.287 ナマケロ 初めて見た時「こんな特性不自由過ぎる!」と思ったがこれが最終進化形への伏線だったとは。 存外覚える技が優秀で、特性さえ気にしなければ攻略メンバーに選んでも十分な働きを見せてくれる。RS/ORASでそのまま育てればセンリと夢のケッキング対決もできるぞ。 ポケダンで近寄ってはいけないポケモンのうちの1匹。「あくび」を食らってはならない。下手するとそのまま永眠するぞ。 No.288 ヤルキモノ 進化してやる気に満ち溢れてしまった。特性もまんま「やるき」だし。攻略メンバーにするならこいつで止めておくのも手ではある。 進化形が進化形なのでこのまま対戦用として育ててもそれなりに強い。ただし「ねむる」を使えないので回復手段が「なまける」しかない。やる気に満ち溢れているのに。 アニメではセンリのヤルキモノが「ひっかく」だけでサトシのポケモン達を倒していた。どんだけ強いんだ。 No.289 ケッキング そして進化して「なまけ」に戻るという。何だこれ。ところが能力は何とカイオーガグラードンと同じ合計数値。何だこれ。こうげきに至ってはグラードンより上。何だこれ。 妙に素早いお蔭で先手を取ってタイプ一致威力150もしくは102の強烈な一撃で次々相手を薙ぎ倒す。これが周りの火力がまだ低いRS当時で実現していたのだから恐ろしいポケモンである。ダブルバトルなら特性を取り除くことで更に本気を出してくる。勘弁してくれ。 だがDP以降「きあいのタスキ」の登場や「まもる」の普及、こいつ以上の強力なノーマルタイプの登場で鳴りを潜めている。そろそろ動き出してもいいのではなかろうか。 ジムリーダーセンリも使用し、その火力で皆にトラウマを植え付けている。 No.290 ツチニン 初見でタイプがよく分からなかった上に何の虫かも分からなかったすっごく地味なポケモン。蝉の幼虫がモチーフと気づいたのは進化させてから。 だが実はRS当時「あなをほる」を自力で覚えられる貴重な種族で、進化させると覚えられない為進化させずに育てることも多かった。最終技なので物凄い苦行だった。 そしてエメラルドで特性「ふくがん」の効果が追加されたことで、先頭で「ひんし」にさせておいてアイテムを狩るのに重宝していた。アイテムコレクターの性かこいつはいつも瀕死になっているイメージしかない。哀れ。 No.291 テッカニン アイェエエエエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!? 初の忍者モチーフのポケモン。そこに蝉のモチーフが加わった。 恐ろしく素早く動くという。実際すばやさ種族値はマルマインを抜き去りRS登場当時最速の160。とにかく素早く神出鬼没。正に忍者。 対戦では「かそく」「つるぎのまい」「みがわり」「かげぶんしん」からの「バトンタッチ」で後ろのエースにつなぐ必殺仕事人。相手にデスノボリが立つ。攻撃性能は乏しいのでエースが倒されてこいつ1匹だけ残ったらこちらにデスノボリが立つ。 『ポケモンレンジャー』で出てきた時もひゅんひゅん飛んでキャプチャリングを次々と避けて回っていた。キャプチャさせてくれ! No.292 ヌケニン アイェエエエエエエ!?HP1!?HP1ナンデ!? ポケモン史上最も謎めいた進化方法で、「ツチニンがレベル20以上で進化した時に手持ちに1匹空きがある時に勝手に手持ちに加わっている」というもの。考えようによっては恐ろしい。DP以降ではこれに加え「モンスターボール」を1個でも持っていないと手に入らない。そのボールを1個消費してその中に入るということらしい。怖い。ヌケニンの図鑑の所だけ埋まらなくてテッカニンを頑張って育てたのもいい思い出。 ちなみに、HGSSまではテッカニンが進化と同時に覚えた技がそのままヌケニンにも引き継がれていたが、BW以降引き継がれなくなった。この為例えば「つるぎのまい」を覚えたヌケニンは最新作で入手できない。 HPは1しかない。種族値が1というのは正確ではなく、いかなる能力計算も例外処理されてHPが2以上には絶対にならない。能力の計算の根本に例外を持ち込んだとんでもポケモンである。 だがHPと引き換えに弱点技以外一切の攻撃技を受け付けない特性「ふしぎなまもり」で問答無用の詰みゲームを発生させる。主にみずタイプやでんきタイプがこれに陥りやすい。状態異常や定数ダメージはしっかり受けるのでひっそり「どくどく」「ステルスロック」などを仕込んでおくのが一番の対策。 この手のポケモンは「忘れた頃にやってくる」のが一番怖い所。だがまさか世界大会の決勝戦でそれが起きようとは。 ちなみにポケダンではHPが2以上に上がるため頑張れば実質最強のポケモンを誕生させることも可能。可能性は無限大である。 No.293 ゴニョニョ 何がモチーフかよく分からないけれど可愛い。トンネル工事中に大騒ぎして工事を中止させちゃう。可愛い。騒ぎまくる代わりに自分は音の技が効かなかったりする。可愛い。中にはビビったりする奴もいるらしい。可愛い。 なおORASで群れバトルをしすぎたせいでこいつの色違いを3匹引きました。多過ぎ。 No.294 ドゴーム ど う し て こ う な っ た。 ゴニョニョから進化したとはとても思えない見た目に変貌してしまった。ただ口を開けて騒いでいるだけのなんだかガサツなポケモン。私の可愛いゴニョニョを返せ! とはいえポケダンでの活躍は見逃せない。ギルドの中で見張り番や目覚ましの仕事をしている大事なメンバー。ただ叫んでいるだけかと思いきや男らしい一面を持つ頼れる兄貴でもある。 No.295 バクオング そしてこの最終形である。最早ゴニョニョの面影はない。 見た目がパイプオルガンに見える。穴を塞いだら大変なことになりそうだ。こいつと同時期に登場した新技「ハイパーボイス」がよく似合うポケモン。 長らく地味な扱いを受けていたがXYで突如威力140タイプ一致という「ばくおんぱ」を獲得、しかも隠れ特性「きもったま」のお蔭でゴーストでも止まらない。何だこの化け物は。サブ技も「きあいだま」「オーバーヒート」で苦手ないわやはがねを返り討ちだ。元のとくこうが100未満なのが唯一の難点。 No.296 マクノシタ そのまんまなネーミングセンス。進化したらジュウリョウかマクノウチかはたまたヨコヅナかと思っていた。どことなく巾着に似ている。可愛い。 同時期に登場した新技「ねこだまし」が最も似合う……というか、元ネタずばりのポケモン。本来相手の目の前で手を叩く動作なので相手に触れる技ではなかったはずなのだがDP以降触れるようになってしまった。解せぬ。 『コロシアム』では初のダークポケモンとしても登場した。ポケダン救助隊のマクノシタ道場ではお世話になりました。 No.297 ハリテヤマ 進化して立派な関取になりました。 「ねこだまし」「すなかけ」「つっぱり」「しおみず」など相撲に関わりの深い技を多く覚えるが、「インファイト」「クロスチョップ」まで覚える。それは相撲なのか? 地味にそれぞれの種族値が進化前と比べ全て2倍されている。 対戦では耐久が高く比較的遅いかくとうタイプだがローブシンというライバルが立ちはだかる為、ダブルで「ねこだまし」を中心にサポートするのが分かりやすい。「はらだいこ」を覚えるのでロマンも満載。こいつに「フリーフォール」を使っても重すぎて持ち上げられないぞ! No.298 ルリリ 色々と解せない仕様が多いポケモン。マリルはみず・フェアリーなのにこいつはノーマル・フェアリー、マリルは性別比1 1なのにこいつは1 3、他の後付け進化前組は遺伝技がほぼ共通するのにこいつはマリルとほぼ全て異なる遺伝技を持つ。何なんだこいつは。このせいでこの系列はXYになっても同時遺伝不能技の組み合わせが存在する……。 ポケダンのルリリとマリルの兄弟の印象も強い。ルリリ救出、みずのフロート、悪夢探検と、シナリオに大きく関わる。 No.299 ノズパス RS出現場所不明四天王次点。「いしのどうくつ」にいることは分かったがいくら探しても出てこない。仕方がないのでおもむろに岩を砕いてみたら「いた!」 自力で見つけられたので「次点」である。 常に北を向いているポケモンらしいのだが、戦闘や交配の時は一体どうしているというのだろう? RSではここ止まりだったが、正直スペックが微妙な為進化形があるのではないかと噂になった。そしてDPに入って無事に追加される運びとなった。こいつの進化形は「モアイゴン」ではない、「ダイノーズ」だ! No.300 エネコ とっても可愛いホウエンのアイドル系ポジション。出現場所が狭く出現率も狭い。 自分の尻尾を追いかけ回して目を回すらしい。凄く可愛い。そんなエネコをモチーフにした「エネコのシッポ」がある。可愛い。 ポケダンでは主人公候補の1匹。探検隊では「ノーマルスキン」でゴーストに無力と思いきや相性補正が緩かったせいで寧ろ全ての技がタイプ一致という破格の性能を誇っていた。そして敵に回すと恐ろしく強い。特にしあわせのとうのエネコはトラウマものである。 No.301 エネコロロ 進化してお澄まし猫になりました。なりましたはいいのだが能力が割と絶望的に低い……。 専用特性「ノーマルスキン」のお蔭で全技にタイプ一致が乗るのだが当然相性は無視できず、ゴーストタイプを出されただけで詰んでしまう。「でんじは」がじめんタイプにも有効なのがメリットだったが、XYから「へびにらみ」が命中100になってしまったせいでそちらにお株を奪われてしまった。せめてもう1回進化か能力上乗せがあれば……。 だがポケダンでは一転「メロメロ」からの「おうふくビンタ」でHPをごっそり持っていく凶悪ポケモンに変化する。 No.302 ヤミラミ ウィー!! 初めての「弱点がない」ポケモン(登場当時。現在はフェアリーが弱点)。どうやったら抜群を取れるか考えて「みやぶる」+かくとう技という答えに行き着いた思い出。 ステータス自体はそこまで高くないが、「てだすけ」や「フェイント」で少しずつ注目を集め始め、BWで「いたずらごころ」を手に入れて一気に覚醒した。高速で「おにび」と「じこさいせい」を使い相手の物理を骨抜きにし、ダブルでは「ねこだまし」「フェイント」で徹底的に掻き回すトリックスターである。 なお専用特性「あとだし」はほぼ使われない外れ特性である……。「しっぺがえし」「メタルバースト」は強いといえば強いが。 ポケダンではヨノワールの配下として活躍し、独特の鳴き声で人気を博した。 No.302 メガヤミラミ 唯でさえ「いたずらごころ」が強いヤミラミが更に強くなって帰ってきた。 「マジックミラー」で変化技完全防御、とくこうも上がったおかげで物理特殊どちらでも攻撃可能、しかも仕様を利用してメガシンカしたターンに「じこさいせい」し耐久を引き上げながら回復するという離れ業も披露する。すばやさは下がったが耐久が十分なので仕事は確実にできる。ただし昔と異なり弱点が1つできたので注意! どうでもいいがダイヤの陰に隠れつつ攻撃する時だけ前に出て終わるとまた陰に隠れるモーションが妙に可愛い。 No.303 クチート どことなくつんつんした見た目で登場当時から気にはなっていた。だが最初矢鱈とあく技が多いせいであくタイプだと思っていた。蓋を開ければはがねタイプ、しかもはがねの攻撃技一切なし。「何だこいつは」となったものだった。 DPから攻撃面が多少改善され、BWで隠れ特性「ちからずく」で火力が若干底上げされた……もののそこまでパッとしなかった。だがXYで一転フェアリー獲得+メガシンカ獲得で一気に最前線にまで到達してしまった。人気とは末恐ろしいもの。 私もちゃっかりORASでわざわざいしのどうくつに出戻りして捕まえてそのままシナリオメンバーに加入させてしまった。RS当時はまるで戦えなかったのが嘘のようである……が、現在も有用な技はレベルをかなり上げないと覚えないので実際のシナリオではややきつかったりする。 No.303 メガクチート さいきょー可愛いメガクチートちゃん! いやまさかね、クチートがこんなにかわいく(元からだけど)強くなって帰ってきてくれるなんて思ってなかったんですよ。最初見た時絶対ガセだろと。でも本当だったと聞いてびっくりしましたよね。天使過ぎるでしょこの子。しかも「ちからもち」って頼もし過ぎか。うわいきなりじゃれついてきた我々の業界ではご褒美でごふぁっ!?(瀕死) No.304 ココドラ 初見で「何だこのタイプの複合は」とびっくりしたポケモン。いや、4倍2つでしかもかくとうとじめんって弱すぎやしないかと。RS当時かくとうはそうでもなかったがじめんはこの頃も強かった。耐久は確かに高いが凄く不安定に思えた。 金銀時代を知る人間としては「まともにはがね技を使うはがねタイプ」に感動を覚えたものだった。ただ自力で覚える「きんぞくおん」でとくぼうを下げても物理主体のこいつでは無意味……。 だがまさかこいつがBW以降「レベル100をも簡単に屠る嵌め殺し戦法の申し子」になろうとは。特性「がんじょう」で攻撃を1で耐えてからの「がむしゃら」は正に外道。「すなあらし」ないし「どくどく」が入れば問答無用でKOだ。 No.305 コドラ 進化してサイホーンのような見た目になった。実際もう1回進化するとサイホーン同様二足歩行になる。 RSのチャンピオンロードに出現するので四天王前最後の狩りの対象になるのだが、ここに出て来る連中はことごとく「ほえる」や「ふきとばし」で経験値を0にしようとする。しかもこいつは弱点こそ4倍2つだが抵抗が多い上に物理耐久が高いのでよく吠えられてしまう。しかも「まもる」まで使うときた。もう勘弁してくれ。 しかもRSのコンテストで「かたくなる」から「とっしん」のコンボで物凄いハートを稼ぐ。そのせいでコンテストのハイパーランクでこいつに何度か負けた覚えがある……。 No.306 ボスゴドラ 立派な二足歩行の怪獣になりました。まるでメカゴジラ。だが鳴き声が案外可愛い。 対戦では全特性がそれぞれ固有の戦法を持つというとんでもないポケモンで、「がんじょう」は「メタルバースト」と、「いしあたま」は「もろはのずつき」と、「ヘヴィメタル」は「ヘビーボンバー」との相性がすこぶるよい。どの戦法を取るかで活躍場所も大きく変わる面白いポケモンである。だがやっぱり4倍2つは痛い。 No.306 メガボスゴドラ メガシンカして何といわタイプが取れてしまった。タイプが取れるメガシンカはこいつが現状唯一である。 タイプが取れたことでいわのタイプ一致が取れて火力面が減退した代わりに耐久は「フィルター」も相俟って物凄く上昇した。タイプ一致でも落ちない落ちない。が、持久戦やパーティのサポートをやる為だけにメガシンカ枠を割くのが躊躇われる上に回復手段も「ねむる」しかない。通常のボスゴドラでも十分強いので選択肢の1つという立ち位置である。 No.307 アサナン アナサンではない。また座禅を組んでいる+エスパータイプ+名前が「アサ」だからといって某カルト教団は関係ない。 見た目がインドっぽい。インド象はたくさん出てきたがインドが出て来るとは。インド人を右に。 出会い頭に「みきり」や「フェイント」を噛ましてこちらをイライラさせてくる。 RSシナリオでは比較的早く見かけるが、実際手に入るのはシナリオの後半になってから。 ちなみにHGSSでは特定のサウンドを流すことで出現するが、ホウエンが初出なのに何故かシンオウサウンドに引き摺られて出現する。お前本当はシンオウ地方出身なのか? どうでもいいがその細い膝でどうやって「とびひざげり」をしているんだろう?これもヨガの力なのか? No.308 チャーレム コトトトトトトト! インドの修行僧っぽさが更に増した。そしてこのタラコ唇。 特性「ヨガパワー」の仕様を知って途轍もなくびっくりしたポケモン。ステータス2倍扱いって色々おかしくないかと。そのせいで何とこうげきはRS当時実質ナンバーワン。ケッキングより強い。色々頭おかしい。 対戦ではこのこうげきを活かすのが主流で、「とびひざげり」が問答無用で強い他「ねこだまし」「バレットパンチ」「フェイント」などがある。最大火力は「きあいパンチ」で、決まればそれはそれは物凄いダメージを叩き出す。また、特性「テレパシー」+技「フェイント」を両立するが、「ヨガパワー」の陰に隠れている。 探検隊ではチャームズの一員だが、救助隊ではイジワルズの一員でもあった。色々な個体がいるようだ。 No.308 メガチャーレム メガシンカして手が大量に増えた。ヨガの力恐るべし。しかもよりインドっぽさが増す見た目になった。 特性「ヨガパワー」で超火力を売りにするもののメガクチートに及ばず、「とびひざげり」の威力は強いがかくとう技は通りづらく、しかもメガガルーラに対しては同じすばやさの上かくとうの癖に「ふいうち」を1倍で食らってしまう。どうにも痒い所に手が届かないもどかしい感じのポケモン。次回作でどうにかなってくれるといいんだけれども。 No.309 ラクライ 雷が落ちることを落雷という。ネーミングセンスどうしちゃったのという感じのポケモン。 RSシナリオはでんきタイプに乏しく、無進化のプラスルマイナンを除くとこいつ以外にコイル、ビリリダマ、ピカチュウ(ピチュー)系列のみ。その中でこいつは110番道路に出現する為最も早く手に入り、進化も比較的早い。 ORASではコイルやビリリダマも110番道路で普通に手に入るようになったが、特性の優位性は結構高く、またサーチすればたまに「はじけるほのお」を覚えたラクライも手に入るのでテッセン戦に有用。 ポケダンでは主にピカチュウを連れている人にとってはトラウマメーカーの1匹。まさかフロア全体のでんき技を吸収するなんて。 No.310 ライボルト 進化してよりスマートになった。鳴き声が地味に好きな部類。 RSでのシナリオではかなりボコボコにやられてしまった記憶しかない。まずナギ戦のチルタリスがでんきが1倍なことに度肝を抜かれ、かつ「じしん」を食らって沈む。次に道中のミロカロスのとくぼうがあまりに高く押し切られて沈む。極めつけは四天王プリムのトドゼルガに持久戦をやられて沈む。博士の子供がヌマクローを持っていると更にきつい。もうやめてくれ。 対戦でもRS当初はまるで弱かった。とくこう・すばやさは高いがそれ以外は低く、正直サンダースでいいじゃんと言われる始末。だがDPから「かえんほうしゃ」「オーバーヒート」が追加、BWで「ひらいしん」にでんき無効+とくこう上昇が追加、そしてXYで何とメガシンカ追加と着実に強化された。でんきを吸ってとくこうを上げてからメガシンカかそのまま戦うかの2択。 そしてポケダンではやっぱりトラウマ。「ひらいしん」マジ勘弁。というか本編で「ひらいしん」にでんき無効の効果がついたのはポケダンの逆輸入なのではないかと。昔は普通に食らってたわけだし。 No.310 メガライボルト だいぶトゲトゲになってしまいましたねこの子。流線形と言えるのかどうか。それで「いかく」したら流石にビビりますわ。 「ボルトチェンジ」との相性がよく、「いかく」の再利用や不利相手からの逃走などにも使える。「めざめるパワー」もあればガブリアスだって難なく倒せる。使いどころは選ぶけれども、パーティサポートとしてはかなり優秀なメガシンカといえる。 No.311 プラスル ピカチュウに似たアイドル族ホウエン組。最初パラソルかと思ってた。 大体の作品でマイナンと対関係。片方が出るともう片方は出にくいか出ない。『コロシアム』や『XD』ではマイナンよりも登場回数が多い。 電極が元ネタだが、固有特性だった「プラス」は他のポケモンにも配られ、自身も隠れ特性で「ひらいしん」を獲得した。ただライチュウと被るのがちょっと苦しい。 マイナンと共にダブルバトルを象徴するキャラで、2匹同時に出すと「プラス」と「マイナス」の効果で互いのとくこうが1.5倍に上がるが、実際は「じしん」が辛過ぎるという。 No.312 マイナン ピカチュウに似たアイドル族ホウエン組。最初マイナーかと思ってた。 大体の作品でプラスルと対関係。片方が出るともう片方は出にくいか出ない。プラスルに比べると他作品での活躍は今一つ。だが2匹セットでグッズが出されることが多いのは利点と言えそう。 電極が元ネタだが、固有特性だった「マイナス」は他のポケモンにも配られ、自身も隠れ特性で「ちくでん」を獲得した。耐久が高いのでプラスルよりは色々耐えられるが、やっぱり種族値が何とも言えない。 プラスルよりは耐えるので単体で仕事できなくもない……が、正直五十歩百歩と言ったところ。もう2匹とも可愛いしフェアリータイプ付加でよくないかな? No.313 バルビート RS発売前に公開されていたポケモン。だがまさか無進化でしかも♂しかいないとは誰が想像しただろうか。 RS登場時は専用技「ほたるび」「シグナルビーム」までもらっているのに本人のスペックが……というガッカリポケモンだったのだが、隠れ特性で「いたずらごころ」を手に入れて大化け。今やすっかり優秀な「バトンタッチ」要員となった。 なお、特例でイルミーゼからバルビートのタマゴができるようになっている。 No.314 イルミーゼ まさかこいつがバルビートの対の存在だとは。しかも無進化で。おまけにバルビートのアプローチに対して特性「どんかん」ってあんた。DPに入って「いろめがね」がついた……ちょっと待て。 こちらも「いたずらごころ」を手に入れたおかげで優秀な「バトンタッチ」要員に……とはいえ継承できるのが「せいちょう」くらいしかなかったりする。 この2匹で印象的なのはポケダン探検隊の熱水の洞窟最上部での2匹のダンス。とても綺麗だった。 No.315 ロゼリア 茨に棘ありとはいうが、毒を持つ棘だなんて聞いてない。しかも薔薇に毒なんてあるわけがない。こいつがどくタイプなのはどういう皮肉なのだろう? RS登場当時はとくこうこそ高いが全体的にかなり微妙なステータスで実戦に耐えうるとはとても言い難かった。天候合戦にも合わない特性だし。 だがDPになって進化後と進化前が「同時に」追加されるという大幅なテコ入れが行われて一躍注目が集まった。ちなみに同時に追加されるケースは現在こいつが唯一である。 No.316 ゴクリン (-3-) その丸くて草餅のような体と何とも言えない顔つきが妙に癖になるポケモン。だがどくタイプだ。そしてその正体は胃袋だ。 任天堂の別ゲームに出て来る某ピンク玉を緑にしたようなものと見なせなくもない。 ちなみにそいつも出て来るスマブラでアイテムを食べてしまうキャラとして登場している。まさかの夢の共演。 No.317 マルノーム ( ゜3 ゜) 進化して紫になってしまったが剽軽な顔つきは変わらず。だが大体の作品で進化させないと手に入らない。 能力は何とも言えないが特性はそれなりに強く、多種多様な技を覚える為実力はそこそこ。XYでイメージ通りの「ゲップ」を習得したので是非こいつに使わせたいところ。 ポケダンのこいつは「どくどく」という大変に凶悪な技を使う。階段の近く以外で絶対に使わせないこと。 No.318 キバニア 見たまんまピラニアの危ない見た目のポケモン。「さめはだ」なので触れると傷つく。RSの時に「何て危ない生き物が住んでるんだホウエンは」と思ったポケモン。119番道路にも出て来るが、ヒンバスがまともに生息できないのは大体こいつのせいなんじゃないかと。 ただこいつの印象は「しんかいのキバ」だったりする。このアイテムがこいつの系列とハンテールしか持っていないせいでこいつから手に入れるしかなく、伴って何度もこいつと戦っていた。DPだいしつげんで大量にキバニア乱獲をやったこともある。しんどかった。 No.319 サメハダー サメハダーの「さめはだ」という直球な特性紹介で「何じゃそら」となったポケモン。 見るからに攻撃特化で実際攻撃面が高く、耐久はお察しの通り。RS当時は大したことなかったのに次から次へと強力な要素が加わって、でもそこまで強くないというちぐはぐなポケモン。やっぱり耐久って大事。BWで追加された隠れ特性「かそく」からの「みちづれ」か直接攻撃かの2択が熱い。伴って「さめはだ」はほぼ使われていないという……。 アクア団アオギリの切り札でもある。ORASではメガシンカもする。 ホウエンコンテストの「サメハー」の印象も強い。大体先頭でいばってくる。 No.319 メガサメハダー サメハダーが強くなって新しい特性を得て帰ってきた!……いや、そうじゃない。耐久は確かに上がったが何故「かそく」を捨てた。「かみくだく」の威力が実質180とかそうじゃなくて。色々と噛み合わないのは相変わらず。 デザインもただ装飾が増えただけ。うーんそうじゃないんだけど。色々不満の多いメガシンカである。 No.320 ホエルコ RS初期から公開されていたポケモン。鯨がモチーフの為か進化前でもフシギバナと同等の大きさがある。流石である。しかしこいつを平気で釣り上げられる主人公は一体どうなってるんだ。 RS/ORASシナリオではこいつを釣り上げて育てておけば即戦力としては十分。後々別方面で役に立つし。 No.321 ホエルオー 立派な巨大鯨に進化しました。伝説のポケモンを優に上回る史上最大のポケモン。画面からはみ出るのはお約束。 見た目通りHPが物凄く高い。対戦ではイメージに相応しい「しおふき」や何故か覚える「じわれ」などが有名だが、見た目の割にどうもパッとしない。ちなみに『XD』でのみ「じばく」を覚える。こいつ、爆ぜるぞ! BW2の海底トンネルでも見られ、見られたことを記念したメダルもある。 PDWのゆめしまではミニゲームとしてこいつの潮でポケモン達に風船を割ってもらうゲームが出ていた。 ポケダンのドット絵が大きくて毎度距離感覚を狂わされた。 RS/ORASではレジ3匹の解放条件。 「おわりに ほえるおー」 No.322 ドンメル 最初何のモチーフか分からなかったポケモン。背中にコブがあるポケモンといえばつまりはラクダ。だが砂漠ではなく火山に住む。そして妙に目が癖になる。 捕まえてタイプを見てみず4倍でガッカリ、すばやさを見て更にガッカリ。でも弱点自体は2つしかないのでみずさえ受けなければという感じ。 ポケダンのこいつはトラウマ。「マグニチュード」やめてくれ。 No.323 バクーダ 中々の貫禄と半固有技だった「ふんか」のインパクトが強いポケモン。定期的に噴火するらしい。怖い。 こうげき・とくこうが高いがすばやさが低く耐久も中程度しかない。対戦ではRS時代はお察しだったがDPで「トリックルーム」「だいちのちから」「ハードロック」などの強化要素でだいぶ強くなった。耐久がバシャーモ以下なのは目を瞑っておこう。 マグマ団マツブサの切り札でもある。ORASではメガシンカもする。 ポケダンのこいつは正直見たくないレベル。「だいちのちから」が部屋全体攻撃なせいで出会い頭にボコスカ撃ってくる。通路の反対側からも撃ってくる。やめてくれ。 No.323 メガバクーダ ORAS追加組メガシンカの中では滅茶苦茶強い部類。「すばやさ」が下がり特性が「ちからずく」に変更、火力も耐久も上昇といいことずくめ。「トリックルーム」でこいつが出てきた時の絶望具合は半端ない。 だがマツブサ戦でタイプ一致技がないのはどうにかならなかったのか。 No.324 コータス RSやORASでアチャモを選んでいない場合ほのおタイプで4倍弱点がないのがこいつとロコン一家しかいない。進化の石は貴重品なのでこいつを使いたくなるが、すばやさがとにかく低い。その代わり物理耐久は高いのである程度壁にはなる。 顔が妙に渋いので癖になる。亀は万年とはつまりそういうことらしい。RS組の中では結構好きな部類。シナリオでもお世話になった。 対戦では「ふんか」や「じわれ」など色々覚えるのだが、最近ではメガバクーダに押されまくっている悲しいポケモン。 ポケダン探検隊のこいつは温泉を営んでいる。だが自身は水に浸かって大丈夫なのだろうか。お湯だから平気なのだろうか。 No.325 バネブー 「止まると死ぬ」ポケモンの1匹。常に跳ねていないと心臓が動かないという設定があまりに残酷すぎて可哀想になってくるほど。 諺「豚に真珠」がモチーフだが、技やアイテムにそれに関係するものはなく、サイコパワーの源というだけ。 ちなみにパールルが作り出す真珠だというが、主に山に住むこいつはどうやってその真珠を手に入れているんだろう? No.326 ブーピッグ 豚の鳴き声と豚の英名が名前の由来という随分直球なポケモン。見た目は地味で今一パッとしない。進化前に抱えていた真珠は体の一部になったようだ。 ちなみに技を使う時のダンスは実際にアメリカであったものらしい。 タイプと特性でほのお・かくとう複合組のストッパーとして活躍できそうだが、物理耐久がそこそこ程度しかないので過信は禁物。 No.327 パッチール 70億通り以上という恐るべき模様のバリエーションが存在するぶっ飛んだポケモン。ハートマークやら円形やらお気に入りのマークを捕まえようと粘った人数知れず。倒すと何故かとくこうがよく伸びるようになるので、とくこうを鍛える為に大量に狩った人も数知れず……。 種族値が全て60という珍しくも微妙なステータスだが、多種多様な技を覚え、かつ特性「あまのじゃく」を「スキルスワップ」で誰かに押しつけることが可能。何かしらの可能性を感じさせるポケモンではある。 ポケダンでは救助隊での「どうしてもホウオウに会いたい」という探検家パッチールさんや探検隊でのパッチールカフェが印象的。特にカフェには本当にお世話になりました。 No.328 ナックラー 砂漠地帯にひょっこり出てきてはつぶらな瞳で見る者を捕捉し「ありじごく」で実際に逃げられなくする嫌らしいポケモン。 モチーフがアリジゴクなので、伴ってタマゴグループは「虫」。だが本人はじめんタイプな上に進化してもむしタイプにはならない。 こう見えてこうげき種族値が最終形態と同じだけあり、すばやさが恐ろしく低いが「トリックルーム」で引っ繰り返れば超速に早変わり。特性も3種それぞれ便利。進化前のポケモンの中では密かな実力者である。 またこいつ限定で「じわれ」を覚えるが習得レベルが恐ろしく高い為、DPからBWまでこいつのレベルをひたすらに上げて孵化した人が数多くいた。 No.329 ビブラーバ RSにおいて、ナックラーを砂漠で、フライゴンを四天王で見かけるのに、間に入るこいつはいつまでも見つからない。進化させて初めてその存在に気付いた。伴って恐ろしく地味な部類のポケモン。せめてトレーナーが使ってくれていたら。 ドラゴンタイプが加わったが、見た目はドラゴンというより虫っぽい。しかもドラゴン技をろくに覚えてくれず、「りゅうのいぶき」以外は教え技の「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」「げきりん」だけ。「ドラゴンクロー」すら覚えない。 代わりに「むしのさざめき」「ばくおんぱ」を覚える。タマゴグループも「虫」。やっぱりこいつ虫なんじゃ? No.330 フライゴン 贔屓目や批判抜きにして、恐らく最も悲劇的な境遇にいるポケモン。 RSまではすばやく火力があり特性も便利なじめんタイプだったが、DPから登場したガブリアスが能力や技で大幅に上回ってしまった。差がつくとすれば特性や一部の小回りが利く技のみ。 フライゴンが局所的に合うチームはあるが、ガブリアスはオールラウンドに合わせられるポテンシャルがある。しかもメガシンカにまで見放された。ここまで来ると最早苛めである。 打って変わってポケダンでは超強力なポケモン。全体技「だいちのちから」「ぎんいろのかぜ」「りゅうせいぐん」、特性「ふゆう」、優秀な「かしこさ」でガブリアスの3倍強い。 No.331 サボネア 「すなあらし」が吹き荒れているのにくさタイプが紛れていて大丈夫なのか?と心配になったが、ダメージを特性で防いでいることを後から知って驚いた覚えがある。 だがORASのサーチで見つかるサボネアの中には砂漠の「すなあらし」でダメージを受けてしまう個体がいるらしい。代わりにみずをあげると喜んでくれるぞ。 なおたまにアイテム「くっつきバリ」を持っていることがある。これも自分からダメージを受けてしまうのでそっと攻撃してあげよう。 アニメではコジロウのポケモンだったこともあるのだが、この個体はウツボット同様登場するとご主人にやたらとなつく。流石コジロウ、愛されキャラである。 No.332 ノクタス 砂に紛れるハンター案山子。よく「すながくれ」でひょいと攻撃をかわしてイライラさせてくれた。 実際対戦でも「すながくれ」を活用するのが主。だが見るからに耐久が低くすばやさも中程度しかないので、高いこうげき・とくこうを活かしつつ運に任せるのが主。この特性持ちの中で唯一のくさ・あくタイプなので仕事が被りにくいのが魅力。 実はRS当時とくこうが最も高かったあくタイプはこいつであり、「ニードルアーム」が専用技として存在していた。だが技の威力がことごとく低く、こうげきは実質無駄ステータスだった為まるで活躍できなかった。DPで全タイプ技にぶつり技が誕生したおかげで漸くまともに戦えるようになった。 こいつと言えばアニメのハーリーさんだろう。見た目もそのまんまノクタスのよう。 No.333 チルット もふもふもふもふ。 幸せの青い鳥がモチーフの一部で、かつ綺麗好きな設定なので、世が世ならこいつの頃からフェアリーがついていたのかもしれない。 とはいえシナリオで使おうとするとろくに攻撃技を覚えてくれず、ステータスも耐久寄り、やっと覚えた技が「とっしん」と、非常に使いづらい。進化までこらえられるかどうかが勝負。私は……駄目だった。もっと育てておけばよかった。 ちなみに進化後で活用する「ハイパーボイス」は遺伝技なのでタマゴからこいつに覚えさせればよい。 XYで何故か「ムーンフォース」を覚えた。フェアリーも月も関係ないのに何故?と思ったら、まさかのまさかこれが伏線だったとは。 No.334 チルタリス 図鑑番号334で「しろいきり」が使えるポケモンである……なんでや!阪神関係ないやろ! とはいえこいつは色々思い出深いポケモン。RSのナギ戦で初めて遭遇し度肝を抜いた。でんき技1倍でしかも「じしん」って。トレーナー戦のチルタリス相手に色々実験してドラゴン・ひこうと分かった時の衝撃といったら。かたや自分で育てていたチルットはレベル33で限界を感じボックスに眠ってしまったという。あと2だった。 対戦ではメガシンカするまでパッとしなかった。確かに「ほろびのうた」や「コットンガード」など面白い技を覚えたり、隠れ特性も「ノーてんき」と面白いものだったりするがドラゴンタイプが災いしついでに狩られる状態だった。メガシンカで固有タイプになってくれて本当によかった。 色違いの色使いが本当に綺麗で、Eで捕まえた色違いは凄く大事にしている。 No.334 メガチルタリス メガシンカすることでひこうがフェアリーに変わってしまった。これにより何と初期形態のタイプを両方失うという前代未聞の事態が訪れた。確かに「ムーンフォース」を何故か自力で覚えるから十分ありえた話なのだが。 特性「フェアリースキン」を物理特殊両方でフルに活用できるステータスを持つ。物理は「りゅうのまい」から攻めを組み立て、特殊は火力強化手段こそないがサブ技にはがねを焼く「だいもんじ」を備える。「コットンガード」による持久戦もお手の物。ただし弱点がメガシンカ前と大幅に変わるので運用注意。 No.335 ザングース 沖縄の生態系をモチーフとしたポケモンその1。ハブとマングースのうちマングースの方がこちら。ハブの天敵という名目からハブネークの得意な「どく」状態にならない、ないし「どく」状態で逆に強くなる特性を持つ。 対戦ではこうげきがかなり高くすばやさがそこそこ、残りは低いという分かりやすい能力で、かつノーマルタイプなので「おんがえし」などが強い。しかもこのなりで「インファイト」まで覚える。強い。だがノーマルはライバルが多くやや埋もれがち。 そしてこいつは多くのケモノ好きを生み出した元凶でもある。確かにマングースというより獣人のようなイメージで最初何のモチーフかよく分からなかった。 No.336 ハブネーク 沖縄の生態系をモチーフとしたポケモンその2。ハブとマングースのうちハブの方がこちら。代々ザングースと戦ってきたというが、別にザングースに対して有利になれる要素はない。タイプもどくだし弱点を突けるわけでもない。 対戦ではお世辞にも強いとはいえず、こうげき・とくこうが高いがそれ以外が低いというバランスを欠いた能力。これでザングースの対でとくこう・すばやさが高いとかだったら面白かったのだが……実際ザングースとハブネークが戦ってもザングースに先手を取られて倒されること請け合い。深い悲しみを背負っている。 アニメではムサシの手持ちだったことがある。 なお、ザングースとハブネークの2匹は仲が悪い設定のはずが、タマゴグループに同じ「陸上」があるので実はタマゴが作れたりする。どうなってるんだ一体。 No.337 ルナトーン 月をモチーフにしたポケモンだが、あまりの怪しげな見た目に物凄く強いんじゃないかと思った。実際そんなことなかったのだが。もちろんというべきか、「つきのいし」を持っていることがある。 ソルロックとは対関係なのだが……これのせいで実はルビーとエメラルドでは「つきのいし」が1つしか手に入らない。他に「つきのいし」が手に入る方法がないという。図鑑完成の為には2つ必要なのに。 対戦では2体しかいないいわ・エスパーでとくこうがそれなりに高く、当初こそ特性「ふゆう」で「れいとうビーム」を覚え、ボーマンダなどに正面から挑める結構強いポケモンだった。だが新作が出るにつれてどんどん隅の方に追いやられる始末……。モチーフが若干被るクレセリアの存在も頭が痛い。 しかもいわ特殊技がその昔教え技にあった「げんしのちから」しかない。XYで手に入れた技は「ムーンフォース」。いや、そうじゃない。 こいつとソルロックと言えばRS/ORASのジムリーダーフウとランだろう。いきなり2匹並んで登場した光景はかなり異様だった。……「なみのり」で一掃できてしまうのが結構悲しい。 最新作がサン・ムーンなので何かしらの結びつきが期待されるが……。 No.338 ソルロック 太陽をモチーフにしたポケモン。モチーフ自体は分かりやすかったがほのおタイプではなくいわタイプ。何故だ。まあ実際の太陽は別に燃えているわけではないが。もちろんというべきか、「たいようのいし」を持っていることがある。 ルナトーンとは対関係。HGSSまでこの石の需要はそこまでなかったが、BW以降この石で進化するポケモンがどんどん増えてきたので需要自体は高い……特性「ものひろい」で拾ってくるけれども。 対戦では2体しかいないいわ・エスパーでこうげきがそれなりに高いが、どちらかと言えばいわタイプで数少ない「トリックルーム」の使い手として有名。同じ太陽モチーフのキマワリと並んで太陽コンビを結成したことがある。だがその役目もメレシーの登場で危うくなっているという。 また太陽モチーフなので「ソーラービーム」「オーバーヒート」なども操れるがとくこうが低いせいで火力はお察しの通り。 こいつとルナトーンと言えばRS/ORASのジムリーダーフウとランだろう。いきなり2匹並んで登場した光景はかなり異様だった。……「なみのり」で一掃できてしまうのが結構悲しい。 最新作がサン・ムーンなので何かしらの結びつきが期待されるが……。 No.339 ドジョッチ どこにいるのか最初よく分からなかったポケモン。姿は見かけるが釣り限定とは。同じ時期に出たミズゴロウ系列と異なり初期からじめんタイプがあるが、だからといってキャラ被りをしないというわけではない。選んでいない人には有用だろうか。 RSEのコンテストでは低レベルで覚えられる「みずあそび」「どろあそび」がコンボになる為、捕まえてコンディションを上げてコンテストの全リボンを制覇した覚えがある。たくましさはレベルを上げれば「じしん」「じわれ」がコンボになるので厄介なコドラも大丈夫。 アニメではこいつが登場する回を放映する直前に大地震が起きてしまった為、お蔵入りになってしまった悲劇のポケモン。内容が地震関連だったし仕方ない。 No.340 ナマズン ドジョウが進化して鯰になるってどういうことだ。ポケモンにはよくあることだが。 対戦では競争率の激しいみず・じめんタイプで、同時期にラグラージまで出ているせいで肩身が狭い。だが「きけんよち」で弱点となるくさ技を事前に察知できるので存外うまく立ち回れるかもしれない。「じわれ」や「りゅうのまい」もあるし。 ポケダンでは救助隊で長老をしていたが、敵に回ると固定ダメージ「マグニチュード」で勧誘した仲間を次々と葬り去っていく凶悪なポケモンに変貌する。こいつに近づいてはいけない。 アニメではこいつが登場する回を放映する直前に大地震が起きてしまった為、お蔵入りになってしまった悲劇のポケモン。内容が地震関連だったし仕方ない。 No.341 ヘイガニ ヘイヘーイ! ドジョッチ以上に地味で、初代組のクラブとのキャラ被りもあってかなり地味だったポケモン。トレーナーも中々使ってこないし進化形も見かけないし、何だこいつはという感じだった。 だがアニメでサトシが手に入れて以降陽気な鳴き声と性格で一躍有名になった。更にポケダン探検隊ではギルドのメンバーにも抜擢され、同様陽気な鳴き声と性格で強い印象を残した。他作品の影響を強く受けたポケモンの1匹と言える。 No.342 シザリガー ジザリガーではない。シザーとザリガニだから「シ」ザリガー。 進化してあくタイプがつき、何故か頭に星マークがついた。モチーフとなった生物はアメリカザリガニ。あれ、もしかしてこの星マークの意味って。そしてあくタイプの意味って。別の国を代表する生き物パンダにも同じタイプがついているし、中々にブラックなユーモアと言える。 だがRSでは恐ろしく地味で、何と誰一人としてトレーナーが使ってこなかった。しかも育ててもこうげき・とくこうが高いがすばやさも耐久も低く、しかもあく技を「はたきおとす」以外覚えない。見るべき所といえば「クラブハンマー」を多少高い火力で使えることくらいと、アメリカザリガニとは程遠い散々なポケモンだった。 だが世代を追うごとに着実に強化され、今では特性「てきおうりょく」のおかげでみず・あく両方のタイプで物理技の火力1位というぶっ飛んだポケモンになった。「はたきおとす」でクレセリアすら射程に入れる。モチーフ的に外来種の本領発揮といったところか。 No.343 ヤジロン 弥次郎兵衛のようなポケモンだが分類はどぐうポケモン。どうやってバランスを取っているのかと思ったらエスパータイプなので恐らくは念力だろうか。 顔が某猫型ロボットの映画に出て来る23世紀の土偶兵器に似ている。モチーフが同じだからだろうか。 RSEでは砂漠をウロウロしているが、「じばく」があるせいでせっかく出てきても捕まえられないことがあった。というか捕獲時点で覚えている技が「どろかけ サイケこうせん がんせきふうじ じばく」である。レベル20代前半にしては強くないか。ORASでは「じばく」の習得レベルが引き上げられたが「げんしのちから」なども使ってくる。強くないか。 何気にじめん・エスパーはこの系統固有の組み合わせだったりする。もっと出ていても不思議ではないが。 No.344 ネンドール 進化してますます土偶のようになった。全方位に顔がある。だがこれが浮遊して移動するのだから結構不気味。レベル36で進化と同時に「はかいこうせん」を覚えたりするので危ない。 対戦では見た目通りというべきか耐久の方が高く、攻撃能力は低い。ただ弱点が6つもあるのでその耐久も不安定。攻撃技が豊富で得意な相手には耐久もあってかなり強いのだが……。同じ遺跡出土系モチーフのエスパータイプドータクンに水を開けられまくっている始末。数少ない個性の1つ「いわ・じめん両方半減以下」もドータクンと同じという悲しみ。ダイゴの手持ちにひっそりといるお蔭でブーピッグなどよりは知名度的にマシかもしれないが。 そしてこういうポケモンほどポケダンになると凶悪化する。遠距離砲「サイケこうせん」、命中低下の「どろかけ」、鈍足の「がんせきふうじ」、全能力強化の「げんしのちから」にこちらの体力を半分も持っていく凶悪技「じばく」まであり、しかも救助隊では能力も超高い。勘弁してくれ。 No.345 リリーラ RS化石組の1匹。RSでは片方しか手に入らなかったがEでは両方手に入る。Eでのみ出現する「げんえいのとう」「さばくのちかどう」は必見。 目がよく分からないが上の方にある。つぶらで可愛い。系統固有のいわ・くさタイプを持つ。RS当時くさ技を自力で覚えなかった。いわ技「げんしのちから」があるだけマシなのだろう。 アノプス共々RS当時「いわなだれ」の遺伝ルートが凄く大変だったポケモンでもある。「バクーダ→タマザラシ→サニーゴ→リリーラ」で完成。 なお、「ギガドレイン」がBWで技マシンから消えた時に代わりに「メガドレイン」を遺伝で覚えるという謎の代替措置が取られたが、一切意味を成さなかったのは言うまでもない。 No.346 ユレイドル 進化して……何だろうこの、タコツボ?よく分からないけれど不気味なようで可愛いポケモンになった。外側の模様ではなく中にある黄色くて丸い部分が目。妙に可愛い。そしてこの状態で体を引き摺って移動するという。可愛い。 ダイゴの手持ちの1匹だがRS当時弱点がよく分からず、相性表を片手に割り出したものだった。 見るからに耐久が高く攻撃能力もそこそこ。すばやさは低いが超鈍足というわけでもない。対戦では特性が優秀で、「きゅうばん」で強制交代技が一切効かない為「たくわえる」「ドわすれ」などが強い。天気が「砂嵐」なら更に堅い。BWから獲得した隠れ特性「よびみず」は何とみず無効+とくこう上昇なのでみずタイプに物凄く強い。それだけでなく天候「雨」で味方の「なみのり」を吸収しとくこうを上げて攻撃することもできるようになった。 ただしくさの変化技に恵まれず、「やどりぎのタネ」を覚えないのでそこだけ残念。覚えたらとんでもないことになってはいたが。 No.347 アノプス RS化石組の1匹。RSでは片方しか手に入らなかったがEでは両方手に入る。Eでのみ出現する「げんえいのとう」「さばくのちかどう」は必見。 分類が「むかしエビポケモン」。アノマロカリスが海老だと思われていたためらしい……が何故むしタイプ?いわ・むしタイプは固有と思いきや何匹かいる。 RS当時むし技が「れんぞくぎり」しかなかったが、貴重な連続技「ロックブラスト」を覚える数少ないポケモンだった……はいいが、最終技なので冒険では使えるかどうかというところ。しかも「みずでっぽう」を覚える。何タイプだこいつ。 リリーラ共々RS当時「いわなだれ」の遺伝ルートが凄く大変だったポケモンでもある。「バクーダ→タマザラシ→サニーゴ→アノプス」で完成。 ちなみにすばやさが結構高い……が、進化すると落ちてしまう。 No.348 アーマルド ししょー! 進化して二本足ですっくと立った立派な甲冑戦士になった。すらっとした見た目で中々凛々しい。 タイプはいわ・むしタイプで、ダイゴの手持ちの1匹だがRS当時弱点がよく分からず、相性表を片手に割り出したものだった。 頑丈そうな見た目に違わず物理方面が得意で、DP以降むし技も充実し攻撃役として十分活躍するようになった。BWからまさかの隠れ特性「すいすい」を獲得し、天候「雨」の攻撃役にもなれる。みず弱点なのに。しかも「アクアジェット」まで覚えるようになった。もうこいつみずタイプでいいんじゃないかな。 RSEの流行語と言えばもちろん「アーマルド アーマルド」である。何かというと、会話文を入力するのに最速で選べる言葉が「アーマルド」なので、時間がない時などにこれを入力する人が続出した。 ポケダン探検隊ではプクリンおやかたの幼少期「ししょー」として面倒を見ていた。おやかたの幼少期であるププリンはししょーの元ですくすくと成長するが……。 No.349 ヒンバス RS出現場所不明四天王の1匹。同じ場所でずーっと粘っていても釣れず、僅か6か所だけでしか釣れないとか分かるか!!!色違いを先に引いたのも納得の鬼畜具合。 同じ悲劇はDPのテンガンざんでも繰り返されたという……。あんな地底湖みたいな場所に同じように4か所って勘弁してくれ。 図鑑設定といい能力といいコイキングを彷彿とさせるポケモン。実際コイキングのようなびっくり進化を遂げる。ただしこちらには遺伝技が豊富にある。 そして本編でのレア度を引き継いだのか、ポケダンでもこいつを仲間にするのは本当に苦労した。中々見つからないってレベルじゃない!風が吹くまで粘っても出てこないとかざらである。出てきても仲間にならないし。 唯一「進化条件が2つある」ポケモン。「うつくしさ」が一定以上でレベルアップするか、アイテム「きれいなウロコ」を持たせて通信進化するかの2つ。 No.350 ミロカロス ふ、ふつくしい……。 みすぼらしいヒンバスがビックリ進化で一気に美しくなった。最も美しいポケモンと言われているが、あれ?それメガディアンシーもそうだったような? RSの120番道路にいるトレーナーが出てきて衝撃を受けた。何だこの神秘的な見た目のポケモンは。そして恐ろしいほど耐久が高い。倒せない。雨が降っているせいでみず技超強い。トラウマになりかけたが逆に一体どこにいるのか興味が沸いてきた。まさかあんなに手に入りづらいとは。おかげでかなり好きになった。初期バトルタワー攻略用メンバーに育てるくらいには。 対戦では予想通り耐久が高いが、能力はとくぼうの方が高いものの特性「ふしぎなうろこ」でぼうぎょが上がることから対物理で活躍させることが多かった。技「ねむる」やアイテム「かえんだま」と仲良し。DP期には「さいみんじゅつ」大幅強化で攻め込んでも強くなった。 だが仕様変更や周りの強化に押されてこれらの戦法は廃れ、代わりに隠れ特性「メロメロボディ」やXY以降追加された通常特性「かちき」が出てそちらでの活躍の目が出てきた。特性「いかく」を吹っ掛けようものなら「かちき」でとくこう2段階上昇だ。 能力強化手段にかなり乏しいので自分から攻めていくのが苦手。近年ではその弱点が色んな形で露呈してしまっている……。 No.351 ポワルン RS/ORASではてんきけんきゅうじょの事件を解決させるとこいつをもらうことができる。この時必ず「しんぴのしずく」を持っているが、他では手に入りづらい貴重品なので必ず回収しておくこと。このアイテムは野生で出現した時も持っている。 天気によって姿はおろかタイプまで変化するという珍しい特徴を持つ。だが「すなあらし」のフォルムは登場時からずっと存在しない。確かに「すなあらし」は厳密には天気ではないが。 種族値は全て70という微妙なもの。天候が通常以外だとタイプと威力が変化する「ウェザーボール」が専用技だったが、別のポケモンに取られてしまった。 天候でタイプが変化するのに合わせた他タイプの大技を覚えるので、もし進化や強化がなされれば凄いことになりそう。 ORASではなんとトルネロス・ボルトロス出現のキーポケモンになっている。手持ちにこいつを入れて「おおぞらをとぶ」を行うと出現する。ちなみにORASでもらえるポワルンの性格は必ず「のうてんき」である。 ポケダン探検隊では小さい見た目にも拘わらず何故か「おおきさ」の分類が☆4と、最も大きい分類に入れられてしまっていた。姿が4つあるせいなのか。 No.352 カクレオン 「ドロボーだぁ! ドロボーだぁ! みんな つかまえてぇ~!」 RSで最初に公開されたポケモン。姿を隠すカメレオンなのだがお腹の模様だけは隠せない。この設定を活かしてか、かくれんぼをテーマにした2001年の映画短編にも登場した。 RS/ORASではカビゴン等と同じく固定シンボル扱いだが、野生でも低確率で出現する。固定シンボル扱いのポケモンが野生出現したのはこいつが初となる。 対戦ではこうげき・とくぼうが高いもののすばやさが低く、技にも癖がある。だがXY以降隠れ特性「へんげんじざい」が追加されたことで全技をタイプ一致で使うことができ、格段に戦いやすくなった。地味に「トリックルーム」なんて技も覚える。 ポケダンではアイテムを販売する店の店主をしている。もちろんダンジョン内でも売っているが、その時にお金を払わないとあっという間に「超高ステータス」「常時倍速」のカクレオンがあっという間に大量発生してしまう。無対策でやろうとすると命がいくつあっても足りないぞ。 だが救助隊、探検隊では特定条件下でこいつを倒すことでごくごく稀にこいつが仲間になる。中々にチャレンジのし甲斐があった。かつ救助隊ではレベル1ダンジョン攻略の切り札にもなっている。高ステータスで優秀な技を揃える。……探検隊?レベル1時点で全ステータス1しかないんですがどうやってクリアしろと? No.353 カゲボウズ ハゲボウズではない。マルボウズでもない。 RSで新たに増えたゴーストタイプの1匹。真っ黒てるてる坊主だが、その中は恨みばかり。 こうげきが高く、RS当時は「シャドーボール」を使いこなしていた。だがDP以降この技が特殊扱いになったせいで自力で覚えられるタイプ一致物理技が「かげうち」しかなくなる事態に。一応ORASで「ゴーストダイブ」が追加されはしたが……。 ちなみに昔はヨマワルと対関係で、こちらはサファイア・エメラルドで多く出現していた。 ポケダンでは俗に言う「清森四天王」の1匹。壁の中から迫り「うらみ」「はたきおとす」「いやなおと」など食らってはいけない技ばかり繰り出す。おまけにまさかの高耐久。特に救助隊の清らかな森ではこいつだけならまだしも更に3匹も凶悪なメンバーが出て来るという。 No.354 ジュペッタ 進化してぬいぐるみになった。どことなく愛嬌も感じさせるが、口のチャックを開けると呪いのエネルギーが逃げてしまうらしい。設定的に「のろい」の技が最も似合うポケモンでもある。 対戦ではこうげきが高いがそれ以外はそこそこ程度。進化前同様「シャドーボール」を使いこなしていたところにDP以降同技が特殊化したせいで火力が削がれてしまった悲劇のポケモン。代替技「シャドークロー」は技マシン限定という悲惨ぶり。そんな自身が呪われたような状態だったが、XY以降メガシンカで息を吹き返した。とはいえ通常のジュペッタで戦う場合攻撃技不足は結構深刻だったりする。 なおHGSSでぬいぐるみが大好きなものまねむすめの家に行くと、ジュペッタのぬいぐるみ……ではなく本物のジュペッタがいる。 No.354 メガジュペッタ メガシンカして手や足のチャックから中身がむき出しになった。妙に愛嬌のある姿は変わらず。 こうげきがうんと上がり、更には「いたずらごころ」まで手に入れた。攻撃技自体はそこまで多くなく変化技の方が多かったので、特性との相性は抜群……のはずなのだが、メガシンカの仕様上メガシンカしたターンに「いたずらごころ」は適用されない。しかも変化技を使おうにも耐久があまり上がっていない。何ともちぐはぐだが、戦えないわけではないので戦術次第というところ。「いたずらごころ」+「みちづれ」が専売特許の他、ネタでは「いたずらごころ」+「ゆびをふる」も可能だったりする。 No.355 ヨマワル RS発売前に公開されていたポケモン。足がなく、手もローブをそれの代わりにしているように見えるので正にゴーストタイプという感じ。目は内部に赤く灯った1つしかない。 特性は見た目通り「ふゆう」だが、進化すると取れてしまう為、RS当時強烈だったダブルバトルの「じしん」やカビゴンの「じわれ」を回避する為だけに敢えてヨマワルを対戦で採用するなんてこともあったらしい。 XYでは何と隠れ特性「おみとおし」が追加され、地に足がつく個体も登場した。通常特性が「ふゆう」しかないポケモンで隠れ特性がついたのは初となる。 昔はカゲボウズと対関係で、こちらはルビーで多く出現していた。 ポケダン探検隊では銀行員をしている。いかにも怪しそうだが腕は確かで、お金をちょろまかしたりはしないのでご安心を。 No.356 サマヨール 進化して手足がつき更に不気味になった。そのまま魂を求めて彷徨い歩くのだろう。凄く怖い。 対戦では持久戦が大得意。特性「プレッシャー」を引っ提げ「おにび」や「あやしいひかり」などでしぶとく戦う。回復手段に乏しいが「ねむる」だけでも十分間に合うから恐ろしい。DPになって進化形が出たと思ったらBWでまさかの「しんかのきせき」獲得で再び戻ってくるとは。 ADVのポケカのサマヨールのデザインが物凄く怖くてトラウマになりかけたことがある。 ちなみにポケダンでは救助隊探検隊共々進化系列で唯一壁をすり抜けられず、大地を踏みしめて歩いている。 No.357 トロピウス 初見のインパクトにやられる。何こいつ強そう。図鑑説明を見る。「トロピカルザウルス」だから「トロピウス」、なるほど。捕まえてステータスを見る。あれこいつ案外普通。それでも初見のインパクトが忘れられずに何だかんだでお気に入りだったりする。 XY以降は群れバトルのお供として連れ歩くほどになった。「あまいかおり そらをとぶ じしん はっぱカッター」で大量の群れを倒して回っていた。 対戦では3種ある特性全て別のポケモンとの競合が激しく、こいつ固有で何かができるかと言われると……うーん。能力の中途半端さがかなり痛い。物理特殊どちらでも戦える部分を活かしたいところだが。 No.358 チリーン RS出現場所不明四天王の1匹。トロピウスとアブソルの間だけ埋まらなくてどこにいるのかずーーーーっと探しても見つからなくて攻略本で初めて名前と出現場所を知って愕然とした思い出。最上階だけとか分かるか!!!そして見つけたと思っても「とっしん」持ってるとか捕まる気ないだろこいつ。 友人に「そんなふざけた名前のポケモンいるわけねーだろ」と馬鹿にされたこともある。そしてその時に進化形が「カーン」とか「ゴーン」とかになるんじゃないかなど色々話し合っていたが、まさか進化前の方が出るとは。 実はここだけの話RSの内部データ上では何と「最後にいるポケモン」だったりするという……。何とデオキシスよりも後。最後の最後に追加されたポケモンなのだろうか? 対戦では色々便利な技を覚えてくれるので隙間産業的なポケモン。ただ「ふゆう」持ちエスパー自体が結構いるのが悩みどころ。 ポケダン探検隊のチリーン編成所にはお世話になりました。 No.359 アブソル 伝説詐欺ポケモンとして名高いポケモン。あんなプロモーションされて伝説じゃないだなんて誰が信じるのか。普通に草むらでひょっこり出てきて「あれ!?」ってなった思い出。 名前の由来はabsolute(絶対)かと思いきやabsolution(赦免、罪を許されること)の可能性もあるらしい。そんな単語があったとは。 対戦ではRS時代こうげきが事実上無駄ステータスだったのがDPで技の仕様が修正されてタイプ一致物理技が大幅に増えた。そして覚える技が「ふいうち」「おいうち」「つじぎり」とどれもこれも癖があり、伴って「読み次第で無限の立ち回りを見せる玄人向けポケモン」に一気に化けた。「読んで勝つのがあくタイプ」を最も体現していると言ってもよい。 ポケダンでは氷雪の霊峰に同行してキュウコンの所まで行ったものの結構足手まといだった覚えがある。 No.359 メガアブソル メガアブソルちゃんマジ堕天使。まさかの体の後ろに羽根が生えるってあんた。これでフェアリータイプじゃないっておかしいでしょ。特性もまさかの「マジックミラー」ってあんた。 ただメガシンカしたときにとくこうとすばやさがうんと伸びてしまった反動で耐久が一切伸びない為「きあいのタスキ」を持てないアブソルよりも脆く、火力も不一致なはずのメガクチートを下回るという有様。ビジュアルは最高級なのに……なのに……。 No.360 ソーナノ ソーナノ?ソーナンス! 進化前の名前が「そうくるか」と脱帽したポケモン。ただのマスコットかと思いきやソーナンスが「アンコール」を覚えるにはこいつから進化させないといけないのでかなり重要な役回りだったりする。進化前でも一丁前の耐久力は備えているので油断していると痛い目を見る。 ちなみにRSEには「超低確率で現れ、かつ草むらからはこいつしか出てこない」という「マボロシじま」が存在する。中にはレベル50とかいうびっくりなソーナノも……。 No.361 ユキワラシ RS出現場所不明四天王の1匹。「あさせのほらあな」にいることだけは分かったが、満潮になっても干潮になってもどこにもいない。そもそも最初満潮だけしか知らずに「あさせのしお」の採り方が分からなかった。小部屋限定とか分かるか!!! 種族値はオール50、タイプもこおりのみという、ゲーム上ではあんまり特徴がないポケモン。だが見た目は凄く可愛く、XY以降のモーションは常に小刻みに揺れている。もう可愛い。 こいつのタマゴグループが「鉱物/妖精」という「どうしてこうなった」と言わんばかりの組み合わせ。妖精は分からないでもないが、鉱物は一体どこから? No.362 オニゴーリ それなりに可愛かったユキワラシが進化して……なんじゃこりゃあ!?顔が宙に浮いてる!?何者だこいつ!? 個人的には進化後のこいつの方を先に四天王戦で見たので「こいつの進化前がこんな可愛いはずが」という印象だったけれども。 図鑑設定に「岩の体に氷の鎧」と書いてあるがどこにもいわタイプがついていない。タマゴグループが鉱物なのは多分これのせいなんだろうとは思うが、進化前まで巻き込まなくても。 対戦では種族値がオール80、タイプもこおりのみとあまり特徴がないが、特性「ムラっけ」による博打戦法が最近有名だとか。何かあったらとりあえず「ぜったいれいど」だ。 No.362 メガオニゴーリ メガシンカしてどうなるかと思ったら顎が外れてしまった。これは進化と言えるのだろうか……? 特性が「フリーズスキン」になったお蔭で全ポケモン中唯一「ゴーストタイプにも当たる『だいばくはつ』」が放てるポケモン。メガシンカ枠を使ってまでやることじゃない気がするけれども。ロマンに満ちてはいる。だがそれ以外の技に乏しい……「ハイパーボイス」すら覚えないってあんた。 No.363 タマザラシ RS登場当時多摩川に「タマちゃん」というアザラシが遊びにきていたことで話題になっていたため、こいつはその流行にあやかって作られたのではないかという疑いがかけられたポケモン。実際無関係で単なる言いがかりだったらしいが。 まん丸の可愛い体つきで、その状態で丸まってコロコロ転がりながら移動する。とても可愛い。 ポケダンでもコロコロ転がっていて可愛い。ただし近づくとこちらを明確に殺しにかかるのでむしろ逃げなければいけないのだけれども。「アイスボール」「こなゆき」は死亡フラグ。 なお、他の同タイプ複合と異なりこの系列は唯一「こおり・みず」と、こおりタイプが先に来る組み合わせ。だからと言って何か変わるわけではないが。 No.364 トドグラー 進化してちょっと太ってしまったが今度はボールを鼻で転がすポケモンになった。可愛い。ジュゴンと似たような見た目で、覚える技や特性もジュゴンとよく似ている。 RSEではこおりタイプが少なくユキワラシ系列はレアなので、使いたい場合大体この系列になるが、タマザラシを捕まえた時点で既に進化レベルを超えていることが多いので、すぐにこいつに進化できる。ORASに至ってはこいつが直接野生で出て来る。 終盤のドラゴン対策、「ダイビング」要員として十分に働いてくれるが、一番必要なヒワマキジムの前に手に入らないのは作為的な何かを感じる。また「れいとうビーム」は技マシンが必要なのでそこだけ注意。 No.365 トドゼルガ 立派なトドに……なりましたね……。最早初期形態の面影は一切ない。哀しきかな。 初代「ぜったいれいど」使い。遺伝で「じわれ」まで覚えるとかもう。能力は平均的に高いが、すばやさは低め。 対戦ではPtHGSS期の「無限トドゼルガ」があまりにも有名。「あられ」下で「まもる」「みがわり」、そして自分は永遠に回復。一度嵌ったら試合を投げたくなる。だが最近では天候戦術自体が成立しにくく、伴って大きく衰退してしまった。 ただ個人的にはバトル施設の「のんきのおこう」持ちトドゼルガに何度もやられたトラウマが強い。「ぜったいれいど じわれ ねむる ねごと」ってもうこちらを明確に倒しに来ているとしか思えない。 どうでもいいが名前が「ゼルダ」に空目しやすい。 No.366 パールル 深海に潜ると大体こいつが出て来るが、育てても育ててもこの4つの技しか覚えない。一体どうやって進化するのだろうと思ったらまさかの1品もののアイテムを持たせて通信交換だとは。そして進化後の姿はバトルタワーで初めて確認できたという。最初誰だか全く分からなかった。 進化に必要な「しんかいのキバ」「しんかいのウロコ」は現在でこそ野生のポケモンから奪えるが、RS当時は上述の通り1品ものでかつ2つから選ぶ形式だった為、図鑑を揃える為にはもう片方を持っている人と通信しなければいけない。 それだけでなくこの2つのアイテムはパールル自身に持たせると「キバ」ならとくこうの、「ウロコ」ならとくぼうのステータスが2倍になる。何とそのせいで「しんかいのキバ」を持たせたパールルのとくこうは現在でも全ポケモン中ナンバーワンという意味の分からないことになっている。これで進化形がすこぶる微妙なので「しんかいのキバ」は事実上こいつに持たせる為のアイテムと言われてしまう始末。 ただ実際この2つのアイテムを持たせて戦う場合すばやさの低さや技の少なさがかなり足を引っ張る。極端に能力が高くても技がなくては活躍できないというもの。 RSEではこいつから「あおいかけら」を奪えていたが、DP以降「しんじゅ」「おおきなしんじゅ」に変わってしまった。確かにそっちの方がイメージには合うが……。 ちなみに一生に一度だけ作る真珠はバネブーのサイコパワーを増幅させる力を持つという。生息地が明らかにかけ離れているのだがどうやって行き渡るのだろうか? No.367 ハンテール パールルに「しんかいのキバ」を持たせて通信……対戦した方が強いとまで言われたことがある悲しみを背負った進化形。 パールルに「しんかいのキバ」を持たせて通信交換すると進化する。だがこのアイテムはRS当初一品もので、DP以降は野生ポケモンがたまに持っているがシナリオ中では中々手に入らない。 私も含めて初めてこいつを見たのがバトル施設や攻略本だったりする場合も多い。見た目はいかにも深海魚だがもう片方の分岐先が分岐先なので比較されがち。 RS時点ではせっかく高いこうげきもまるで生かせず、進化も面倒でまずお目にかかれなかった。DPに入って物理特殊分化したところでみず単タイプ自体の肩身が狭かった。Ptで一応「ふいうち」を覚えはしたがそれでも地味なのには変わりなかった。 ところがBWで「からをやぶる」と隠れ特性「みずのベール」を得て一気に注目度が増した。サクラビスと異なり物理特殊どちらでも戦え、物理でネックとなる「おにび」も無効化できる。とはいえパルシェンなどと比べると爆発力に欠ける為やっぱり地味。それでも「バトンタッチ」かそのまま戦うかをうまく切り替えられるのは面白い立ち位置と言える。 No.368 サクラビス パールルに「しんかいのウロコ」を持たせて通信交換すると進化する。だがこのアイテムはRS当初一品もので、DP以降は野生ポケモンがたまに持っているがシナリオ中では中々手に入らない。 私も含めて初めてこいつを見たのがバトル施設や攻略本だったりする場合も多いが、ビジュアルがよいので結構人気がある。……ポケモンの体液をすするという設定があるにはあるが。 能力自体は悪くないが、みず単タイプなことも災いし結構地味な存在だった。「すいすい」も他のポケモンと被るし。一応「バトンタッチ」でそれなりに戦えなくはなかった。だがBWで「からをやぶる」を覚えたことでこの技の効果を「バトンタッチ」するポケモンとして一躍注目され、対戦での使用率も急上昇した。 ポケダンでは海中ダンジョンのトリガー役。「こうそくいどう」で敵全員をブーストしこちらに一気に襲いかかる。こいつに行動されたら覚悟を決めること。 No.369 ジーランス 「はじめに じーらんす」 RS発売前に公開されていたポケモン。 シーラカンスがモチーフであり、現実世界でもシーラカンスは生きているので化石ではなく野生で登場する。 だが出現率が低いのはいいとして捕まりにくい上に「とっしん」を覚える為自滅されやすい。孵化して増やそうにも孵化歩数が異常に多い上に♀が極端に少ない。それでいてそこそこの強さしかない……と、コレクター向けのポケモン。 と思いきや、RS/ORASではレジ3匹の解放条件なので欲しい場合頑張って捕まえるしかない。 対戦ではDPで獲得した「もろはのずつき」を「いしあたま」で反動なしでぶっ放せるポケモンとして有名になった。だが当時習得レベル78だった為、レベル50で使うには両親遺伝が必要なのだが、上記の孵化条件の為途方もない時間を要した。現在このコンボはボスゴドラやガチゴラスでもできてしまうが、いわ・みず複合では現状唯一なのでまだ十分戦える。 No.370 ラブカス 「ハートのウロコ」ポケモン。それ以上でも以下でもない。 技を思い出せる「ハートのウロコ」を持っていることが多いが、本体のスペックは微妙そのものの為捕獲ではなく「ほしがる」「どろぼう」で剥ぎ取られる運命にある。対戦で何かできるといえば「てんしのキッス」「いやしのはどう」くらい。「ハイドロポンプ」を覚えたところで火力不足。耐久もからっきし。 BWでママンボウが出たが、進化形ではなかった。姿や色が似ているのは嫌がらせか何かか。絶望しかない。 そしてあろうことかラブカスと検索すると某リズムゲームのアイテムが真っ先に引っかかる始末。最早こいつアイテムが本体なのではなかろうか……。 ただこういうポケモンほどポケダンでは強い。「メロメロ」を食らってはいけない。 No.371 タツベイ RS出現場所不明四天王の1匹。シナリオではまず行かず海流に流されて身動きが取れない水道にいるトレーナーが唯一使ってくるのだが、それ以外の情報が「ボーマンダ、コモルーの進化前」と「りゅうせいのたきにいるらしい」ということしかなく、いくら滝内部を探しても出てきやしない。攻略本を見て出現場所を確認すると「『ドラゴンクロー』のわざマシンがある小部屋にのみ出現」……分かるか!!! ともあれこれで愛着が沸いたのか、漸く手に入れて実際に育ててみようと思い立ち色々な種類のタツベイを孵化し続けた思い出がある。わざわざ「すてみタックル」を覚えさせるのも本当に大変だった。 夢に向かって挑戦し続けるという設定も中々に素敵。 No.372 コモルー 引き籠りではない。確かに最初見た時何だこの骨組みとも殻とも言えないようなものを纏ったポケモンはと思った。何かの準備段階なのだろうなとは思ったがまさか飛ぶ為の準備とは。 地味に進化後よりぼうぎょが高いので、やろうと思えばこのままでも戦えたりする。「てっぺき」を使いつつ反動を受けない「すてみタックル」でゴリ押しだ。 初めてその姿を見たのがRS四天王のゲンジ戦で、何タイプか分からなかったがその後のチルタリスで悟った覚えがある。ただシナリオ上に殆ど顔を出さないので困惑は隠せなかった。もうちょっと顔を出してくれていいんだよ。 その後エンディング後にトレーナーの使うこいつから大量の「りゅうのキバ」を取った覚えがある……何故タツベイが持っていないんだ。 No.373 ボーマンダ ドゥイイイイイイイアォゥンッ!! 私にとっての功労者の1体。RS四天王ゲンジ戦でその姿を初めて見て、そのドラゴンらしいフォルムに惚れ込んだのが始まり。初期形態を探しにあちこち出向いてりゅうせいのたきを何度探したか分かったもんじゃなかった。 進化して空を飛ぶという夢が叶う設定が好き。立派な翼龍になってくれました。ただ翼が不安定なせいかひこう技に恵まれない。最高威力が未だに「そらをとぶ」って一体。 XY以降の宙に浮いたようなグラフィックは絶対に許さない。ダサすぎる。 3匹目の種族値600組。タイプはドラゴン・ひこうとカイリューと同じだが戦法は結構異なる。 対戦ではこうげき・とくこう・すばやさが高く、物理、特殊、はたまたその両方の攻撃技を組み合わせて自在に戦うことができる。特にこうげき・すばやさを上げる「りゅうのまい」が強力無比。特性「いかく」も相手のこうげきを下げるというシンプルながら強力なもの。ただこおり4倍は物凄く痛い上にフェアリーへの対抗手段に乏しい。 加えて必要な技を揃えるのに結構手間がかかり、「すてみタックル」は習得レベルが物凄く高く、「りゅうのまい」「ハイドロポンプ」は遺伝技、「げきりん」は教え技……と中々に手間。それでいて昔はわざマシンが1品ものなのでついでに遺伝させておかないとマシンを消費してしまうが、孵化歩数は物凄く多い……。ていうかRS期「すてみタックル」の習得レベルが93という意味の分からない数字だった。高過ぎだろ幾ら何でも。 また色々と覚えるせいでどういう戦法が一番強いのか常に議論の的にされる。やれ「こだわりスカーフ」は交換際に火力叩き込めないから弱いだのやれ「いのちのたま」は居座られたら意味ないだの……いい加減にしてくれ。 ちなみにダブルでは登場当時から特殊技中心の構成が多い。相手を「いかく」で牽制し自分は「いかく」に強いのが魅力。「だいもんじ」「ハイドロポンプ」に加えDPから「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」が加わり更に強力になった。……XYで全技の威力が下げられたのが本当に悲しい。 ポケダンではラストダンジョンの常連な他、マグナゲートでムンナの配下として登場し、超ポケダンでは序盤なのにレベル50というとんでもないレベルの強敵として立ちはだかる。恐ろしい初見殺し……何度ボコボコにされたか。 私個人としては、物理特殊幅広く育てることで戦法を一切悟らせないことを覚えたポケモン。だが毎回急所や突然のこおり技に怯えまくっていた。強いけれど安定しないのがこいつのお約束。 PtHGSSのバトルタワー100連勝メンバーの1匹でもある。 No.373 メガボーマンダ ボーマンダがメガシンカすると翼が三日月のような鋭角形になり、中々にカッコいい……はずなのだが、宙ぶらりんになった光景が何とも言えないシュールさだったせいでネタにされてしまった。悲しみしかない。 何とぼうぎょが上昇し、特性「スカイスキン」に変化することでひこう技不足が解消され攻めても守っても優秀なポケモンになった。ボーマンダの特徴をそのままに、ひこう技をメインに据えることで対フェアリーも安心して戦えるメガシンカとなった。 ただし特殊技への脆さは変わっていない上にでんき・いわで止められやすいのでべらぼうに強いというわけではない。だがそれでも物理特殊どちらも器用に使いこなせるのは本当に流石としか言いようがない。 No.374 ダンバル ダンバル、ダンバラナイ、ダンバリマス、ダンバルトキ、ダンバレバ、ダンバレ、ダンバロウ、ダンバッタ。 RSシナリオクリア後、ダイゴの家に行ってみると置手紙と共にこいつがひっそりと置かれている。こいつを手に入れてタイプを見て初めてメタグロスのタイプを知った。はがねは分かったがエスパーかよと。そして覚えている技にびっくり。「とっしん」だけって。コンテストどうするんだと。色々と衝撃を受けたポケモン。 だがこいつの衝撃は恐らくDPtHGSSの野生のダンバルだろう。こいつの捕獲率は何故か「伝説のポケモン並に低い」。下手に色違いなど粘ろうものならボールにろくに入ってくれず、「とっしん」で自滅されるかPPが切れて「わるあがき」で自滅されるかのどちらかになること請け合い。サファリにも出て来るが自滅されない代わりに間違いなく捕まらない上に逃げる。勘弁してくれ。 No.375 メタング ダンバルが合体してこの姿になる。合体物のロボットがだんだん出来上がるのかと思った。そして進化後もそんな感じだったりする。 進化と同時にタイプ一致技「ねんりき」「メタルクロー」の2つを覚えることで漸くまともに戦えるようになった。 野生出現は長らくなかったが、HGSSのサファリゾーンを皮切りに順次出て来るようになった……ものの、捕獲率が相変わらず伝説のポケモン並みなので本当に捕まりにくい……。レベルが高ければ「とっしん」を忘れてくれているのでそこは助かるのだが。 ポケダンでは進化後と異なり浮遊移動なので、かしこさがグループごとに分配された探検隊シリーズではメタグロスより移動しやすく便利だったりする。だがじめん技はしっかり抜群で食らうという。 No.376 メタグロス Д〔・x・〕Д<ゴーガーゴーーガーー!! 私にとっての功労者の1体。RSチャンピオンダイゴ戦でこいつに大苦戦し、一度敗北したものの2回目で何とか勝利を収めた。その後ダンバルを手に入れて一生懸命育てた思い出。 メタングが2匹合体し、ダンバルに換算すると4匹分となる。正に合体ロボ。だが最初見た時むしタイプに見えてしまったのは私だけだろうか。はがねはいいとしてまさかエスパータイプとは。 高さは結構低いが重さは一般ポケモン中最も重い550.0kg。 4匹目の種族値600組。何とRSには種族値600組が2匹もいる。 対戦ではこうげき・ぼうぎょが高く、はがね・エスパータイプで耐性が強い。また特性「クリアボディ」で能力を下げられず、特に特性「いかく」の影響を一切受けないのが安心。タイプ一致「コメットパンチ」「バレットパンチ」が強力で、サブも「じしん」「れいとうパンチ」「いわなだれ」「だいばくはつ」など充実したラインナップ。能力強化技は殆どないが、代わりに「トリック」「ステルスロック」などを覚える。 登場当時から常に第一線で、特にダブルバトルはこいつがいないと成り立たないほどだった……HGSSまでは。 BWで「だいばくはつ」の威力が下げられてから徐々に減少し始め、XYで弱点が2つも増えた上に「コメットパンチ」の威力まで下げられたことで対戦の場から急速に姿を消してしまった。幾ら最前線だったとはいえ幾ら何でもやり過ぎである。「だいばくはつ」の威力を元に戻せ。弱点を元に戻せ。 ポケダンではボーマンダと共にラストダンジョンの常連な他、ポケナガでは最強のブショーと名高いタダカツのベストリンク。「コメットパンチ」で粉微塵に粉砕せよ!スマブラにもXとForに登場し、「じしん」でファイターを地面に埋めようとする。 私個人としては、私自身も色々育てたが、対戦相手も色々なメタグロスを出してきたおかげで戦術の奥深さを知ったポケモン。隣の「はらだいこ」→こいつの「じこあんじ」や「どくどくだま」+「トリック」は物凄い衝撃を覚えた。だが私はやっぱり「せんせいのツメ」が好き。「せんせいのツメ」持ちのこいつ1匹で相手の手持ちをボコボコにしてとある大会で優勝した覚えがある。 PtHGSSのバトルタワー100連勝メンバーの1匹でもある。 No.376 メガメタグロス メタグロスがメガシンカすると更にダンバル2匹とメタング1匹が増える。凄くよく分かりやすい。合計でダンバルが8匹となる。更に進化するなら今度はダンバル16匹になるのだろうか。2進数か。どこかのロボットアニメにいそうなフォルム。 何とすばやさが大幅上昇し、特性「かたいツメ」で自身の火力を増強できる。これで特性による能力上昇幅が1.5倍とかなら物凄く強かったのだろうが……。「クリアボディ」でなくなったことで「いかく」などの能力下降を普通に受けるようになってしまった。しかもメガシンカ直後はすばやさの上昇が適応されないのですばやさを生かすには1ターン凌ぎきる必要がある。何とも扱いが難しい……。 決して弱くはないのだが、ぶっ壊れ性能のメガボーマンダに比べると何とも控え目。やっぱり弱点を元に戻せ。 No.377 レジロック ざざ ざり ざ…… 古代に封印されしポケモンの1匹。様々な土地の岩石をかき集め、同じものは1つとしてないという。世界中を渡り歩いたのだろうか。 ぼうぎょがやたらと高く、次にこうげき、とくぼうと続く。登場当時はろくないわ技がなかったせいでほぼ爆発要員だったが、「いかく」が効かないのでダブルでは重宝された。その後新要素が次々登場し着実に強くなってはいるのだが、周りの火力に押され気味。 ただ個人的にはこいつに苦杯をなめさせられた経験が何回かあるので少し苦手だったりする……。 No.378 レジアイス じゃきー!! 古代に封印されしポケモンの1匹。体中の氷は氷河期に作られたもので、絶対に溶けることはないという。ほのお技でやられても体は溶けていないということなのだろうか。 とくぼうがやたらと高く、とくこう、ぼうぎょと続く。驚異の特殊耐久なのだが弱点が多いのでそこまで役立っているとは言えない。むしろこおりにしては珍しい技をいくつも覚えるので攻撃半分耐久半分で戦ってきたポケモンである。生半可な物理技を向けようものなら「カウンター」で吹っ飛ばされるぞ。 どうでもいいがモーションがボックスを踏んでいるように見えるのは私だけだろうか。かくかくしてて動きづらそうなのだが平気なのか。 No.379 レジスチル じ・じ・ぜ・じ・ぞ 古代に封印されしポケモンの1匹。金属の中身は空洞で、かつ腕は不定形かと思うくらいぐにゃぐにゃ曲がる。何の物質でできているというのだろうか。 ぼうぎょ、とくぼう共に同じだけ高く、反面こうげき、とくこうはそこそこ。基本は耐久を高めつつ持久戦に持ち込むのが主な戦法で、放置しようものならあっという間に要塞ができあがる……のだが、周りの火力にやっぱり押され気味。というかORASがせっかく出たのにレジ系が全員不遇じゃないか、どうなっているんだ。 個人的には「かげぶんしん」のイメージが強く中々の強敵。バトル施設でやられた日にはもう発狂するレベル。 No.380 ラティアス ひゅああーん! ラティアスとラティオスは姿が似ているが、図鑑上では関連性が明記されていない。同一種族の♀と見なしてよいだろうか。映画では兄妹として描かれていたし、それ以外の作品でもそれに近い描写が多いので何かしら関連性はあるのだろう。 ゲーム上でもラティオスと対になる存在で、片方が出てくればもう片方は出てこないか入手困難。 ラティオス共々初の徘徊伝説で、RSEではクリア後にあちこちの道路や水道を移動して回る。ただRSでは異様なまでに個体値が低く、とても実戦に耐えうるものではなかった。 その後実戦向きのこいつらを手に入れ、更に専用アイテム「こころのしずく」も手に入る「むげんのチケット」というアイテムが配信された……が、当時無線通信なんてものがなく1枚ずつケーブル経由で手渡ししていた為、イベント会場は長蛇の列になってしまった……私も貰ったことがある。しんどかった。 タイプはドラゴン・エスパーで、BW2までラティオス共々ドラゴン最速だった。対戦ではラティオスより耐久が高く、技も豊富に覚える為中々器用に戦える。「めいそう」から「じこさいせい」するもよし、火力増強アイテムで一気に攻めてもよし。可愛い見た目で「あまえる」なんて技を覚えるので油断ならない。 専用技に「ミストボール」というものがあることをたまには思い出してあげてください。 映画『水の都の護神 ラティアスとラティオス』では人間に変身し、サトシと仲良くしていた。だけでなくポケスペではメイドに変身するという。どうした公式。 ちなみに昔RSの没設定資料集に「上半身ラティアス、下半身バシャーモ」という没ポケモンがいたことが判明し話題となった。 No.380 メガラティアス ラティアスがメガシンカするとラティオスと似たような姿になる……同一種族なのだろうとはいえ色まで同じにしなくても。見分けが一切つかない。違いと言えば目が黄色なことくらい。どうしてこうなった。 特性は「ふゆう」のままで、能力はすばやさ以外順当に強化されたことで、メガシンカ前の戦法を十分に生かすことができる。「めいそう」を軸にした戦いに磨きがかかり、アイテムが取り外せないことで「はたきおとす」にも強くなった。しかもORASで登場と同時に「アシストパワー」まで加わり一度嵌ると手が付けられなくなる。ただし状態異常には無抵抗になるので注意が必要。 なお、実はこいつはXYにもデータとして存在している為、やろうと思えばXYでもメガシンカすることができる。 ORASには「おおぞらをとぶ」という機能があり、ASではメガラティアスに乗ってホウエンの遥か上空を移動することができる。……メガシンカのモーションが鬱陶しく思えるのは乗り過ぎたせいだろうか。 No.381 ラティオス しゅわーん! ラティアスとラティオスは姿が似ているが、図鑑上では関連性が明記されていない。同一種族の♂と見なしてよいだろうか。映画では兄妹として描かれていたし、それ以外の作品でもそれに近い描写が多いので何かしら関連性はあるのだろう。 ゲーム上でもラティアスと対になる存在で、片方が出てくればもう片方は出てこないか入手困難。 ラティアス共々初の徘徊伝説で、RSEではクリア後にあちこちの道路や水道を移動して回る。ただRSでは異様なまでに個体値が低く、とても実戦に耐えうるものではなかった。 その後実戦向きのこいつらを手に入れ、更に専用アイテム「こころのしずく」も手に入る「むげんのチケット」というアイテムが配信された……が、当時無線通信なんてものがなく1枚ずつケーブル経由で手渡ししていた為、イベント会場は長蛇の列になってしまった……私も貰ったことがある。しんどかった。 タイプはドラゴン・エスパーで、BW2までラティアス共々ドラゴン最速だった。対戦ではラティアスより攻撃系能力が高く、高いとくこうから放たれる特殊技は強力無比。DPで獲得した「りゅうせいぐん」による超火力はこいつを筆頭とした特殊ドラゴンの大躍進を支えた。攻撃一辺倒かと思いきや「トリック」「おきみやげ」まで使いこなす。あまりの高性能に厳選を通り越して乱数の仕組みに到達したトレーナー数知れず。 ……だが時はXY。主力技の威力低下、高火力先制技急増、フェアリー登場とゴースト・あく強化、メガシンカ登場による「トリック」無効の増加……と、ありとあらゆる方向から弱体化措置をもろに食らったせいで対戦の場からすっかり追い払われてしまった。利点と言えば「なみのり」でヒードランを倒せることくらいだがラティアスでも同じことができるし。僅か1つのソフトでここまで変わるか。 専用技に「ラスターパージ」というものがあることをたまには思い出してあげてください。 映画『水の都の護神 ラティアスとラティオス』では妹と共に津波に立ち向かい、妹は助かるがこいつは散ってしまう。映画のメインポケモンが復活しないのは現在に至るまでこいつが唯一となる。 そして本編ではまさかのシンオウリーグでサトシの前に立ちはだかり、ダークライ戦で疲弊していたサトシのポケモンを根こそぎ倒していった。まるで自分が頑張って育てたポケモン達がランダムマッチの改造伝説軍団にボコボコにされる様を見ているかのような凄まじい光景。突然のシナリオ荒らしに視聴者は困惑し批判が殺到した。そりゃそうじゃ。 No.381 メガラティオス ラティオスがメガシンカするとラティアスと似たような姿になる……同一種族なのだろうとはいえ色まで同じにしなくても。見分けが一切つかない。違いと言えば目が赤なことくらい。どうしてこうなった。 特性は「ふゆう」のままで、能力は何故かこうげきが大きく上昇し、とくこうもかなり伸びるが、すばやさは据え置き。ぼうぎょが上がるので耐久も少し安定する。「りゅうのまい」を使うことで今までのラティオスらしからぬ動きも可能……と、ここまではよかったが、正直メガラティアスの方が扱いやすいせいで如何せん地味。耐久が少し上がったところで弱点を突かれやすいことに変わりはないし。何ともかんとも。 なお、実はこいつはXYにもデータとして存在している為、やろうと思えばXYでもメガシンカすることができる。 ORASには「おおぞらをとぶ」という機能があり、ORではメガラティオスに乗ってホウエンの遥か上空を移動することができる。……メガシンカのモーションが鬱陶しく思えるのは乗り過ぎたせいだろうか。 No.382 カイオーガ ぎゃらりるぅ! サファイアの看板ポケモン。超古代ポケモンで、大昔海を作ったとされる。ただどっからどう見てもシャチ。だいぶ凛々しいというか威厳ある姿ではあるからいいのだが。 特性によって天候を操る力を初めて手に入れたポケモンの1匹。こいつの固有特性だった「あめふらし」でこいつが出た瞬間天気は「雨」になる。 サファイアではシナリオ中にこいつを捕まえないと二度と手に入るチャンスがない。面倒なら別に倒してもいいが強過ぎるので勿体ない。それ以降の作品で登場した際は倒しても殿堂入りすれば復活するようになった。 対戦でも勿論強力で、とくこう・とくぼうが物凄く高い上に特性「あめふらし」が自身のみずタイプと相性抜群。常にみず技の火力が通常天候の1.5倍になる。「なみのり」だけでもかなりのダメージを叩き出せる上、大技「ハイドロポンプ」「しおふき」を使えば相手を問答無用で洗い流す。 DPで「こだわりスカーフ」を、HGSSで「だくりゅう」を、ORASで「こんげんのはどう」を手に入れ、常に伝説組トップクラスの実力を保ち続けている。ただ天候を変えられるとすこぶる弱く、特に「晴れ」は大の苦手。 公式大会に3度出たことがあり、3度とも大活躍を果たした。 映画には『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』で登場したが……何故か「はかいこうせん」で相手を退治させていた。みず技じゃないんかい! No.382 ゲンシカイオーガ カイオーガとグラードンはメガシンカではなくゲンシカイキなので、特定のアイテムを持たせるという条件を満たせば繰り出した瞬間に発動し、メガシンカも同時に行うことができる。 あの強力だったカイオーガが更に強力になり、特性「はじまりのうみ」による天候「おおあめ」のおかげで何とほのお技完全シャットアウト、天候上書きがほぼ不能という恐るべき力を手に入れた……まではよかったが、元々の特性が優秀過ぎたせいで追加された要素の恩恵が小さく、しかも何故かこうげきが50も上がっている。とくこうも30しか増えておらずすばやさは何と据え置き。これなら「こだわりメガネ」や「こだわりスカーフ」を持たせた方が……となりがち。 だが逆手を取れば天候がなくても多少なりとも戦えるので、例えばメガレックウザと組んで相手のグラードンを倒してから「はじまりのうみ」を安全に発動させるといった戦法が可能。実際そのようなトリッキーな動きでグラードンに勝利しマスタークラス世界一の栄冠を掴んでいる。 No.383 グラードン ぐらぐらるぅ! ルビーの看板ポケモン。超古代ポケモンで、大昔大陸を作ったとされる。モチーフが分かりにくいが恐竜やモグラとも言われる。ただかつて私の母は伊勢海老に見えると言っていた。真っ赤で反っているからか。 特性によって天候を操る力を初めて手に入れたポケモンの1匹。こいつの固有特性だった「ひでり」でこいつが出た瞬間天気は「晴れ」になる。 ルビーではシナリオ中にこいつを捕まえないと二度と手に入るチャンスがない。面倒なら別に倒してもいいが強過ぎるので勿体ない。それ以降の作品で登場した際は倒しても殿堂入りすれば復活するようになった。 対戦でも勿論強力……ではあるのだが強さが分かりにくい。こうげき・ぼうぎょが高いがとくぼうが低く伝説同士の殴り合いはやるかやられるかの勝負になりがち。特性「ひでり」も自身がほのおではなくじめんタイプなのでタイプ一致技の火力を上げるわけではない。しかもカイオーガと鉢合わせた場合たとえ天候が「晴れ」になってみず技を軽減できても「れいとうビーム」などで抜群を取られるせいで特性が空気。正直使いづらい……。 だが味方との組み合わせでどうにかなるのがポケモンのいい所でもある。実際「天候を打ち消す天候」役としては最適と言え、自身は天候の影響を殆ど受けない為どんな状況でも戦え、加えて伝説戦では物理技の通りがすこぶるよくなることから何だかんだで使用率は毎回上位。グラードンが味方と協力してカイオーガを倒す場面も何度かあった。ORASで固有技「だんがいのつるぎ」を手に入れたのも追い風。 実は映画にグラードン本体が登場したのは『光輪の超魔人フーパ』でゲンシグラードンの状態でのみ。『七夜の願い星ジラーチ』ではメタ・グラードンなるものが登場している。 No.383 ゲンシグラードン カイオーガとグラードンはメガシンカではなくゲンシカイキなので、特定のアイテムを持たせるという条件を満たせば繰り出した瞬間に発動し、メガシンカも同時に行うことができる。 あの強力だったグラードンが更に強力になり、ほのおタイプ付加に加え、特性「おわりのだいち」による天候「ひざしがとてもつよい」のおかげで何と4倍弱点のはずのみず技が完全シャットアウト、天候上書きがほぼ不能という恐るべき力を手に入れた。 ほのおタイプ付加と天候によるみず無効がやりすぎなくらいに強く、弱点が何とじめんだけ。それだけでなくとくこうが50も上がったことで特殊型も十分検討の余地が出てきた。というかとくこうの値はレシラムと全く同じで、そこに天候が加わることでほのお特殊技の威力は何とレシラムより高い。レシラム不憫。 だがこれらの強さは全て天候のお蔭であり、天候を封じられると4倍弱点が露呈し簡単に倒されてしまう。実際こいつは対戦環境を席捲していたものの、メガレックウザへの弱点が露呈したことからマスタークラスの優勝を逃してしまった。ゲンシカイオーガとは好対照と言える。 ちなみにこいつは999.7kgと最も重いポケモンとなる。それでも1tは超えないらしい。 No.384 レックウザ きりゅりりゅりしぃ! エメラルドの看板ポケモン。超古代ポケモンで、大昔カイオーガとグラードンの争いを沈めたとされる。モチーフは東洋龍だろうか。ゴウカザルに似たキャラが主人公のアニメに出てきそうな色合いと見た目をしている。 RSではそらのはしらにひっそりと佇んでいるだけだったがEで急にシナリオに絡んできた。シナリオ上で必ずこいつに会わないといけないが、捕獲イベントではなくただ単に助けを求めるだけという。ぶっちゃけ伝説のシナリオ上での扱いはそれくらいでいいと思うのだが。 ……ORASのエピソードデルタ?そんなものはなかった。いいね?ヒガナとかいう想像力どころか協調性の足りない人もいなかった。いいね? 対戦では物凄く不憫な時代が長く続いた。まずタイプがドラゴン・ひこうでこおりが4倍。次にこうげき・とくこうが高く耐久が微妙に低いといういびつな能力で、すばやさも100に届かない。加えてひこう技にあまり恵まれず、「そらをとぶ」を自力で覚えるくらい。HGSSでやっと手に入れたひこう技は「エアスラッシュ」。いや、もっと威力高いのあるだろ……。利点と言えば特性「エアロック」で天候をシャットアウトできることぐらいだが、だからといって誰に有利になるわけでもなかった。その為使用率は常に底辺を争っていた。 ……時は流れORAS。何とまさかの固有技にしてひこう物理の大技「ガリョウテンセイ」と同時にメガシンカまで獲得し、しかも天候無効化ないし上書きでゲンシグラードンに強くなるという明確なメリットが生まれたことで一気に使用率が鰻登りとなった。多分ORASで一番出世したのは間違いなくこいつだろう。 映画は『裂空の訪問者デオキシス』に登場しはしたが、こいつがただ邪魔をしに来ただけとも取れる為あまり評判は良くない……。 寧ろポケダン救助隊でシナリオのラスボスを務め、ここで初めて聞ける特殊なボス戦BGMとその後のイベントでプレイヤーの涙腺を次々崩壊させたことの方が名誉な話だろう。 No.384 メガレックウザ 時はORAS。そらのはしらにて一人の娘が叫んだ。「ねえ!してよ!メガシンカしなさいよ!!」人これを無茶振りと言う。勿論そんな無茶振りをされてもレックウザはメガシンカできるわけがない。だが次の瞬間、主人公のバッグにあった「いんせき」が反応し、これをおもむろに食べ始めた。すると力がみるみる湧き出て何とアイテムを持たなくてもメガシンカができる体になった。こんなシナリオや仕様が許されていいのか。 というわけでこいつは全メガシンカポケモン中唯一、メガストーンを持たせずにメガシンカできてしまう。条件は技「ガリョウテンセイ」を覚えていることだけ。故に火力増強アイテムなどを選び放題で、その時点で通常のメガシンカと大幅に差別化されている。加えて特性「デルタストリーム」でひこうの抜群が1倍になるだけでなく、天候が上書きされにくいので非常に強力。そして当の「ガリョウテンセイ」はひこう物理の大技で、この技があるせいでドラゴンに強いはずのフェアリータイプは返り討ちに遭う。当然使用率も非常に高く、今までの不遇が何だったのかと思わされるほど。 ただ、ゲームだから仕方ないとはいえ、ORAS以外の個体が「ガリョウテンセイ」を覚えられ、かつ自力でメガシンカもするのは違和感。隕石食ったのあんたじゃないんだが。 No.385 ジラーチ RSの幻のポケモン。星と短冊が融合したような姿で、見たまんま七夕モチーフのポケモン。とても小さくて可愛い。 図鑑上7日間しか目が覚めず、1000年の眠りについているというが、流石に本編上でずっと寝ているというわけではない。ただ外伝作品では大体寝ており、特にポケダンでは寝相が悪い……。 対戦では特性「てんのめぐみ」がとんでもなくえぐい。追加効果発動率2倍なので例えば「かみなり」を使えば6割で「まひ」、Ptから加わった「アイアンヘッド」を使えば何と6割で「ひるみ」が加わる。追加効果を乱舞して運を味方につければ勝利は近い。願いを叶えるってそういうことか。 だが最近は配布の度に批判される悲劇のポケモン。何せポケモンセンタートウホク限定での配布が多く、特に2014年では「ムーンフォース」を覚えた色違い個体というとんでもない代物が配布された。流石にやり過ぎて反吐が出る。 映画では『七夜の願い星ジラーチ』に登場し、マサトのパートナーとして7日間を過ごした。そしてこの時のジラーチの声優は映画公開直前の7月7日に亡くなっているという……。 ポケダン救助隊のジラーチは敢えて仲間にせず「ねがいごと」を何度も何度も聞いてもらった。ラッキーやハピナスの加入の節はお世話になりました。 No.386 デオキシス(ノーマルフォルム) RSの幻のポケモン……だった存在。 正確に言うとRSでは解禁されず、FRLGで初めてこいつが入手できるイベントが解禁されたのでFRLGの幻のポケモンという位置づけだった。データ上ではEにもイベント用の島のデータがあるらしいのだが、Eでは行くことができずじまいだった。 だがORASでまさかのまさか通常入手が可能となり、無事というべきか幻組から脱落してしまった……こんな前代未聞のことが起きていいのか。ポケモンも息が長いし、そういうことがあっても不思議ではないのかもしれないが。そのせいでORASでは全国図鑑の完成に必須のポケモンになった。『ポケモンレンジャー光の軌跡』発売まで「お金を払わないと絶対に手に入らないポケモン」としてレアリティが最高ランクだったのが嘘のよう。 フォルムチェンジという概念を初めてポケモンに持ち込んだ存在。当初はノーマルフォルムしか存在しなかったが、ソフトが増えていくにつれてどんどん新しいフォルムが公開されていき、最終的には4つになった。 この姿はRSでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。とはいえRSで手に入らないので、RSソフト上でこの姿を正規の手段で見た人間は少ない。 ただそのせいでフォルムチェンジの為と称してDP以降地方のどこかに隕石が置かれている。如何せんシュール。 なおフォルムごとに覚える技が異なるが、フォルムを変えても忘れることはない。故に4つのフォルムそれぞれで覚える技は全て共有することができる。ただこのノーマルフォルムは正直アタックフォルムの劣化版のような能力の為、対戦ではあまり活躍が見込めなかったりする。 こいつの固有技「サイコブースト」は現在でもエスパー特殊最高威力。技が決まるととくこうが2段階下がるのが欠点。 『ポケモンレンジャー 光の軌跡』ではORASに先んじてデオキシスが無限に手に入るミッションが存在する……が、2人以上いないとクリアできないようになっている。知り合いと何回もチャレンジして何匹も配った覚えがある。 映画『裂空の訪問者デオキシス』ではこいつとレックウザが死闘を繰り広げた……のだが、如何せんレックウザが理不尽過ぎてこいつの印象が薄い。何してたっけ? No.386 デオキシス(アタックフォルム) デオキシスが攻撃に特化するとこの姿になる。FRでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。 そのこうげき・とくこうの種族値は両方とも180と圧倒的で、メガシンカが登場する前は両方とも堂々の1位を誇っていた。だがぼうぎょ・とくぼうは下手な進化前よりも低い、というかヒマナッツよりも低い。すばやさ種族値は150と物凄く高いので先手を取って一撃を与えることに特化している。やられる前にやる。やれなかったら死ぬ。非常に分かりやすい能力と強力無比な火力で最も人気の高いフォルム。固有技「サイコブースト」を叩き込んでやれ。 No.386 デオキシス(ディフェンスフォルム) デオキシスが防御に特化するとこの姿になる。LGでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。 ぼうぎょ・とくぼう種族値が両方とも160と急上昇し、すばやさ・こうげき・とくこうがかなり下がった……はいいが、HPが低いのはそのままなので実際ヨノワールより少し上くらいの耐久しかない。何ともアンバランス。とはいえ耐久自体はデオキシスにしては高いので「コスモパワー」「どくどく」「めいそう」などでじっくり攻めるのが主流。「サイコブースト」はよほどのことがない限り使えないだろう。 No.386 デオキシス(スピードフォルム) 「お前に足りないものはぁ、それはぁ!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてぇ何よりもぉ!速さが足りない!!」 デオキシスが速度に特化するとこの姿になる。Eでのみの姿だったが、DP以降自由に変えられるようになった。 デオキシスの映画が公開される直前に判明したフォルムなので、映画には登場していない。 何とすばやさ種族値が180と、メガシンカを含めても全ポケモン中ナンバーワンを誇る。その上で「しんそく」まで覚える。文字通り速さを極めたポケモン。それ以外はバランスの取れた能力なので比較的扱いやすい。 ちなみに地味に「ステルスロック」をばら撒けるので、最速でこの技を使えたりする。かつてやったことがあるが自主退場ができなかったのでそこが辛かった。
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まかいじゅう No HP ちから かしこさ みのまもり すばやさ 生息地 回避率 M-020V 867 153 63 56 11 荒野/ダンジョン ★ 属性耐性 つよい 打撃/全ての属性攻撃 よわい 灼熱・雷・暗黒・光属性の呪文 状態異常耐性 つよい ? よわい ? 技名 種類 対象 属性 威力 補足 スクリューホーン 物理 敵単体 打撃 ★★★★★ 物理/会心★★ ジゴフラッシュ 呪文 敵全体 光呪文/幻 ★★ 呪文/幻 魔界の吐息 ブレス 敵全体 暗黒/猛毒 - 魔法使い・勇者専用技追加効果ランダム 暗黒/ダウンオール 暗黒/混乱 暗黒/精神的行動不能 職業相性 戦士 魔法使い 武闘家 僧侶 バトルマスター 賢者 × ◎ × ○ × ○ 主人公相性 ミニモンスター 人型 モリーレンタル(II) × × × 所属チーム 荒野/ダンジョンチーム 獣モンスターチーム ビッグモンスターチーム 特徴 レジェンドクエストVIIに登場するDLC専用モンスター。 基本的な使い方はデスゴーゴンと同じだが第3の技が異なり、暗黒属性の追加効果がランダムの技に変化する。 デスゴーゴンと比べるとHP、賢さ、チカラなどが高いが 耐久性はデスゴーゴンより低下してる様子 賢者と組むとき、デスゴーゴンのかわりに組むのが一番の王道かも -- テリス (2011-01-17 00 34 44) ;利の巻く子機菜人リマの濃く気生の子引きの真奈美濃くなく鼓膜気マなく巻く木に巻くなくまま何間の -- 名無しさん (2011-02-27 20 44 46) デスゴーゴンと比べると必殺技のドルモーアで100近く多く受けていました -- 賢者ホイミン (2011-08-03 17 14 27) なにになになになになになになな -- 名無しさん (2011-08-04 10 05 22) べろべろべろ マんこ舐めたい -- テリス (2011-08-04 10 41 32) ↑スクリューホーン連発でだいたい勝てる。魔法使いとくむと職業と生息地の両方でHPをあげられる。耐性は気にせずガンガン攻めろ。 -- デスゴードン (2011-08-05 12 47 30) デスゴーゴンと比較すると、きとうしの呪文に対して50くらい受けたダメージが少なかった。ジゴフラッシュも50くらい与えたダメージがこっちの方が多かった。打撃や属性耐久に関してはデスゴーゴンの方が全然上で、まかいじゅうはデンタザウルスと同じ位かな。個人的には属性耐久に全振りしたデスゴーゴンの方が好き。 -- ロイヤルオーク (2021-05-30 01 40 53) 賢者で使うより勇者の方が強いなこいつ -- 名無しさん (2023-02-17 16 46 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinsen/pages/2960.html
金蝶まんじゅう 販売地域 稲葉山 詳細 価値 重量 買値/売値 10 0.1 16文/3文 解説 大垣藩の家老小原鉄心のほめ言葉が語源らしいお菓子。 上質の小豆餡が入ったまんじゅうで、皮に砂糖をいれないのが特徴、らしい。 実は考案されたのは1855年・・・
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/3222.html
概要 ⅧとⅨに登場する錬金素材。 フィールドを徘徊する魔物や獣から取れる毛皮で、防寒具や衣類の材料となる。 DQⅧ DQⅨ DQⅧ あばれうしどり、キラーパンサー、コングヘッドなどのモンスターが落とす。 特にコングヘッドはこれをよく落とすモンスターの中でも出会いやすく倒しやすいことで有名。 もし落とさなかったら、何故あばれザルにしなか(ry となっていただろう。 なんとも幸運なやつだ。 ちなみにドロップ以外ではトロデーン城の宝物庫で1つ手に入るのみ。 ふしぎなタンバリンを錬金するのに必要な素材であるので、最低1つは欲しい。 また、早期に2つ手に入れることが出来たなら毛皮のポンチョを作るとかなり役立つ。 序盤は耐性装備が少ないので重宝する。 その他のレシピはまじゅうの皮を使用するにはどう考えてももったいない。 これを使ったレシピの詳細は以下の通り。 まじゅうの皮 + たびびとの服 → 【皮のよろい】 + ステテコパンツ → 【皮のこしまき】 + おどりこの服 → 【皮のドレス】 + まじゅうの皮 → 【毛皮のポンチョ】 + おなべのふた → 【皮の盾】 + 太陽のかんむり + 怒りのタトゥー → 【ふしぎなタンバリン】 DQⅨ ポンポコだぬき系、マンドリル系、リカント系などの獣系モンスターが落とす。 毛皮のポンチョや毛皮のベスト、毛皮のフードあたりを早期に作れれば耐性面においても心強い。 しかし、最終的には【天使の泉】やフィールドで採取できないにもかかわらず余りがちになるだろう。 そんな時にもポンチョやベストに錬金して売り飛ばせばけっこうな額になる。 これを使ったレシピの詳細は以下の通り。 まじゅうの皮×3 + レザーマント×1 → けがわのポンチョ まじゅうの皮×2 + しゅぎょうぎ上×1 + ぶどうエキス×1 → 【けんぽうぎ上】 まじゅうの皮×3 + けがわのポンチョ×1 → 【けがわのベスト】 まじゅうの皮×1 + 皮のぼうし×1 + やわらかウール×1 → 【けがわのフード】 まじゅうの皮×1 + とんがりぼうし×1 + やわらかウール×1 → 【ハンターぼうし】 まじゅうの皮×3 + はねぼうし×1 + はねかざりバンド×1 → 【ビーバーハット】 まじゅうの皮×1 + ぬののてぶくろ×1 → 【皮のてぶくろ】 まじゅうの皮×1 + ステテコパンツ×1 → 皮のこしまき まじゅうの皮×2 + しゅぎょうぎ下×1 + ぶどうエキス×1 → 【けんぽうぎ下】 まじゅうの皮×1 + 皮のブーツ×1 → 【エンジニアブーツ】
https://w.atwiki.jp/otassya2/pages/2808.html
金蝶まんじゅう 販売地域 稲葉山 詳細 価値 重量 買値/売値 10 0.1 16文/3文 解説 大垣藩の家老小原鉄心のほめ言葉が語源らしいお菓子。 上質の小豆餡が入ったまんじゅうで、皮に砂糖をいれないのが特徴、らしい。 実は考案されたのは1855年・・・
https://w.atwiki.jp/304toeb/pages/230.html
ゆかじゅうたん ステータス コードネーム じゅうたんばくげき クラス 装備 建国暦 紹介 おそらく自分と同じ武芸書ヘビーユーザー メルフィ帰りに同国になることが多かったのでw (一方的な親近感 よく武芸書の存在やメルフィの日付を自コメでアピールしている 正体はメルフィの営業マンだったり・・・・しないな (ぶげいしょ!)
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/3956.html
手作りまんじゅう 商品ページ L:手作りまんじゅう= { t:名称 = 手作りまんじゅう(アイテム) t:要点 = 餡の入った,皮で包んだ,ふわふわした t:周辺環境 = 皮に餡を包んでいる自分 t:評価 = なし t:特殊 = { *手作りまんじゅうのアイテムカテゴリ = ,,,携帯型アイテム。 *手作りまんじゅうの位置づけ = ,,,{消費型アイテム,食物,料理品,ショップアイテム}。 *手作りまんじゅうの取り扱い = ,,,ハニーキッチン。 *手作りまんじゅうの販売価格 = ,,,1マイル。 *手作りまんじゅうの使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } t:→次のアイドレス:紅白饅頭(アイテム) }
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/2497.html
手作りまんじゅう(てづくりまんじゅう) ハニーキッチンで販売されている商品 L:手作りまんじゅう= { t:名称 = 手作りまんじゅう(アイテム) t:要点 = 餡の入った,皮で包んだ,ふわふわした t:周辺環境 = 皮に餡を包んでいる自分 t:評価 = なし t:特殊 = { *手作りまんじゅうのアイテムカテゴリ = ,,,携帯型アイテム。 *手作りまんじゅうの位置づけ = ,,,{消費型アイテム,食物,料理品,ショップアイテム}。 *手作りまんじゅうの取り扱い = ,,,ハニーキッチン。 *手作りまんじゅうの販売価格 = ,,,1マイル。 *手作りまんじゅうの使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } t:→次のアイドレス:紅白饅頭(アイテム) } 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 神聖巫連盟 10/07/07:3個購入 藻女 10/07/07:3個使用 0 参考資料 ハニーキッチン アイドレスWiki:手作りまんじゅう 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@天領 (2010/07/26) イラスト製作 黒崎克耶@海法よけ藩国 (2009/11/29)
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/1876.html
いでじゅう! キャラクター コメント モリタイシ先生による、2002年より2005年まで週刊少年サンデーに連載されていた漫画作品。 キャラクター ハヤシガメ:林田亀太郎 ハリテヤマ:藤原虎呂助 ホエルオーorガチゴラス:三浦単一 イワパレス:皮村薫 チュリネ:綾川苺 ソーナンス:チョンメイジ(チョメジ) スリーパー:東菊千代 ヤンヤンマ:愚地よしお コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る